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ナスをうまく作るための方法とは?
- 家庭菜園でナスを育てる際に、中盤から終盤にかけてヘタが茶色に変色する「チャノホコリダニ」の症状が発生します。この症状を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか?
- ナスのヘタが茶色になる原因として、「チャノホコリダニ」という害虫が関与していることがあります。農薬を使う方法もありますが、作り方などを工夫して防ぐことも可能です。
- 家庭菜園でナスを栽培している際に、ヘタが茶色に変色する「チャノホコリダニ」の症状に悩むことがあります。農薬だけでなく、予防対策や適切な栽培方法を取り入れることで症状の軽減や防止ができるかもしれません。
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- bannzaiusagi
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チャノホコリダニの場合は雑草が近くにあると成虫がまずそこに住み着いてからナスの方へ移動してきます。野菜の方にだけ対処出来て移動居なくなってもまた雑草から移動してきますのでキリがありません。できれば雑草は畑内だけでなく、風で飛んでくるので周囲にも出来るだけ生えてない方が良いです。特に畑や近くにクローバーやスベリヒユが生えていると成虫が好んで住み着き殖え、近くにお茶の木や山茶花が生えていれば大きな発生源になり易いそうです。 乾燥を好むハダニと違い、ある程度湿度のある環境を好むのでハダニと似た対処は違う、できれば土地自体の環境や土質などからも考慮しての改善での対処、特に成虫の越冬を阻む事が効果的だそうです。 畑や畑周りに生える雑草は冬の間生えてこない様に、根元から刈り取ったり抜いたりしてその場から運び出し処分(その場所に置きっぱなしにはせず自家製堆肥作りなどに活用)近くにご自分が所有のお茶の木や山茶花などがあれば適切な薬剤防除を行っておいて、畑は出来れば冬の間何も植えないか、この種類の被害が無い野菜だけを選んで栽培する。特に注意したいのがイチゴで、この種類はイチゴも好むので生育期に発生するうえに冬の間の越冬場所にもなります。どうしても畑にイチゴを植えたいのならイチゴの病害虫防除時期にはしっかりと農薬散布しておくか(ダニ類も対象の薬剤)、ニンニクと唐辛子を使った手作りの天然殺虫剤の散布などで防除しておくと良いです。 畑は一番寒い時期に合わせ土を掘り起こし天地返しして寒晒ししておけば地面に居るダニの成虫を地中の深めの所に埋めてしまえ、ついでに地中に居る病害虫の退治の方も兼ねられます。 低温に当たれば死滅するので冬が寒い地域ほど発生がほとんどなく、防寒や加温した温室やハウス栽培だと防除していなければ一年中この種類の被害が出るのだとか。 予防には、作物の生育期にコンパニオンプランツを利用し相性の良い植物と一緒に植えて、相手の植物から放出される成分や臭いでダニを付けさせない・殖えにくくする方法もあります。ダニ類の発生の予防にはニンニクや唐辛子が有効ですが、ナスの場合だと唐辛子は科が同じで一緒に植えると土壌中の養分の一部が消耗しすぎ排出される老廃物も過剰になってしまうので避け、できればニンニクの方が良いのですがニンニクの収穫は早いと5~6月なので地域によっては栽培時期が合わないかも・・・。私が住む地域なら収穫時期はもっと遅いのでナスにも使えそうですが。 もし「収穫時期が遅い地域にお住いでしたら」の話なのですが、でも今年はもう種球の植え付け時期が過ぎてしまってますね・・・。もし畑で既にニンニクも栽培なさっているなら今年のナスの栽培はニンニクが植わっている横を選ぶと良いです。今年の秋にニンニクを植え付けるなら来年春にナスを植え付けたい場所に、できれば交互に生えて育てられる様にナスの苗が植えられる様に間隔をあけるか、隣に作る畝をニンニクの畝に寄せ並ばせて植える様にしておくと良いです。 お住いの地域ではまだニンニクの芽が生えてきていないならまだ状態の良い種球が手に入るなら植えておけば芽の生えは遅れますがある程度までは育ちます。本来の植え付け時期よりも生育は良くない分ダニへの効果がどのくらい望めるかはわかりませんしニンニクとしての収穫は望めないかもしれませんが・・・。なお市販の食用ニンニクを使って植えるのは芽が出ない様に処理されている物も多いので購入はなさらない方が。 コンパニオンプランツなら他にもダニ類に効きそうな植物があるかもしれませんが私にはナス科に使え栽培も容易な物というのが思いつきません・・・。(効きそうと思うものはありますが畑だと酷く蔓延って根絶不可能なのでお勧めできません) 毎年場所を変えているとの事ですが、3~4年は同じナス科の野菜や違う科でも同じ様な可食部の野菜を植えていない場所を選んでましたか? 同じ科の野菜を2~3年くらいしか経ってないのに植えてしまうと土環境がその科が再び育つには回復しきれてなくて生育が充分にはならなく弱まっているところを付け込まれ病害虫が発生しやすくなる傾向があります。ナス自体は植えていなくても同じ科のジャガイモやトマト、唐辛子やピーマンなど植えていませんでしたか? 科は違っても、同じ様な可食部(例えばキュウリやブロッコリーなど)目的の野菜なら土内の同じ養分や肥料のリン酸が多く消耗してしまうので野菜によっては似た様な現象が起き易い事もあります。 これらを防ぐために土作り前に作りたい種類の選定と植え位置を決めておいて毎年記録し同じ場所へ同じ科は4~5年はできるだけ避ける、同じ場所では毎年可食部の違うものを植える(実の付く野菜の次は葉野菜その次に根菜など)ローテーションを組み作っていけば土の特定の養分や成分の消耗も平均し回復もスムーズになります。 特に化成肥料や窒素分の成分比が多い肥料を使っていると収穫後の畑の土に余った窒素が溜まりがちで、意識し次の作物でうまく消費させないと残留窒素となり病害虫が取りつき易い作物に育ってしまいます。蕾の数が少なかったり花や実の育ちが良くない、葉野菜の育ちは良すぎる割に害虫の食害が目立つ場合は残留窒素が考えられます。その時には肥料喰いの植物(「ヒマワリやトウモロコシ)を植えて窒素を吸収・消費させ、収穫後の茎や根は畑に残さず別の場所へ運び出した方が良いです。 逆に足りない場合や水はけが良すぎる畑は土壌内の環境を整えるのに野菜を植える前に緑肥を植え決められた期間だけ育ててから種子がつく前に漉き込み土に分解・吸収させてから野菜を植え付けます。この場合3~5年おきに特定の種類の緑肥を植えて漉き込むと連作障害が出にくくなり種類によっては1種類の野菜だけを毎年連作する事も可能で、北海道だと種ジャガイモや玉ネギだけ栽培する主産地などで良く見かけます。 畑周辺の元々の環境や土質や耕作する人の習慣からこの種のダニが好んで住み着き殖え易くなってしまっている可能性もあります。 山の近くなど日陰になり易い・地下水が豊富だったり水辺が近くに有る・田圃が近くに有るなど元々乾きが遅めな土地とか、逆に乾きが早すぎる土質で水やりが頻繁・一度に与える量が多くなりがちなど。こういう面からも影響されていないか見直してみては。 目立って乾きにくい土であれば地中深くに砂利や砕いた貝殻を厚く敷いたり粘土層があるなら部分的に突き破っておく、水はけが良い土を持ち込んで盛り上げ20~30センチくらい畑全体の地面を上げるか高めの畝を作り植える。 逆に水はけが良すぎるのなら土に有機物を適度に補給す為に冬の間に分解し易い樹種の落ち葉を大量に漉き込んでおいたり、毎年の土作り時に有機物が豊富な稲わら堆肥か馬糞堆肥を(牛糞堆肥はリスクの方が多いので不可)2~3割混ぜるを3~4年繰り返すと適度な保水性を持ちだし、その後は毎年や1年おきに地力を保つ目的で1~2割地面に撒いてから簡単に漉き込んでおく程度で済み、保水性を持つ分だけ水やり頻度や撒く量が減らせます。また水はけの良い土は養分や肥料が深くに流失し易くて有用微細生物も乏しい事が多いですが肥えた土に変わり肥料の効きも良くなり目立って土に棲む有用な微細生物が増え定着してくれます。 あと、気に成ったのは発生が中盤から終盤と言う事。土の養分や肥料成分がその頃には足りなくなってしまうのだと思います。途中までは問題なく順調に育っていたり、思ったよりも立派な大きい株になっていれば適度に枝の数を減らしたりナスの葉をいくらか摘み取って減らすなど行ってますか?早いうちに土の養分や肥料成分が多く消費され土の養分が足りなくなってしまうと植物自体の病気への免疫や害虫への抵抗力も落ちてきます。肥料の種類やその成分の量や効き方、土内の有用微細生物が足りているか(養分や肥料は充分でも、それを植物の根が吸収し易い様に助けてくれる働きの微生物が多く棲みついて居るか)などが影響し、特に化成肥料を多用していると年々土が痩せてきて有用微細生物が目立って減り病害虫が着いて毎年発生し易くなります。できれば化成肥料使用は控え元肥で混ぜるのは有機肥料を、化成肥料は追肥に少量与えるくらいが望ましいです。それか使っているのが即効性の肥料で中盤までに効き目が切れてしまっている可能性も。蕾・花・実野菜栽培の場合は元肥に緩効性の肥料を使ったり、成分数が低めの効き目が強すぎない肥料(花~実の時期はリン酸が多めのもの)を追肥に使い補っていく必要があります。 秋ナスを成らす前に一度古い枝をばっさり半分ほどに切り詰めていますか?また、花が咲き出してからの時期は一株に付く蕾が多めな時は全てを咲かせ実にせず少し摘んで制限し、成分比が全て同じで数値の高すぎない肥料を少量与えてみて様子を見ます。(8-8-8など)。 私の親戚の農家が昔、自家消費用にナスの種子を採って蒔き育ててました。夏休みに別の野菜のハウス内の端っこに一株だけナスが植えられていて途中で切り詰めた短い丈の枝に見た事も無い程大きくなった実が2つだけ残され熟してるのを見たことがあります。昔ながらの品種でその株は種子採り目的だけの株で、小さい実のうちに形が良い物2つだけを残し他は、2つの実の種子へ養分が充分回る様に全て摘んでしまうとの事でした。 ナス栽培の場合実の数は一株に対し適正な枝数で仕立て、適度に摘蕾・摘花し、多すぎる養分消費で株を過度に疲労させない様に気を付け、葉も多すぎない様に取る、ある程度採ったら思い切ってばっさり半分に切り詰め株を若返えさせて秋ナスを採るのがコツと感じます。
- hitujiotome2000
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市民農園7年の爺さんです、直接の対応とは言い難いですが、問題 なくナスは毎年収穫できますので、実施例を参考までに・・!。 ◎対応しているのは、次の3点実施しています。 1.ナス苗本体の改善。 接ぎ木の苗の活用・・農園利用皆の弁(今は未実施)。 2.土壌の改善・フワフワ状態に! ・・・苗の成長・着果成長増 ・農園の廃枝茎等残渣を深堀(40~50cm程度)し埋めます。 ・その上に精米所での無料ぬかを混ぜながら耕します。 ・これ畑地全面を年2回程度実施します。・・・埋めうち? ・3年目ぐらいからフカフカになりました。(10cm盛り上り) 3.畑の草原化で捕食者の招待です。 ・農園が丘陵地ですので、畝作りせず、足の踏み場なく種・苗 育成させ・・他の農園利用者が草原で雑草も生える場所無と ・すると、かえる、クモ、カマキリ等捕食虫が常駐します。 ・コオロギ・カタツムリ等の苗を食べるやつも来ますが・・。 ・・程度です、いかがでしょうか参考頂ければ、幸いです。 以上
お礼
早速の回答ありがとうございます。 苗についてはプロの接ぎ木苗を購入しています。 土作りや雑草については見習って頑張りたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 思い当たることは何かで読んで畑の周辺にクローバーをわざわざ植えています。 その他も参考にさせていただき今年はうまくできるよう頑張ってみます。