【電気・感電】歩幅電圧というのを知りました。

質問

【電気・感電】歩幅電圧というのを知りました。

ということは、人間が電気が流れている電線に手が触れてしまった場合、両足閉じて電線を触ったときのほうが体内に流れる電圧は小さくなるということですか？

電圧が小さくなるということは、股を閉じて触った方が電流が多く流れるので死ぬ確率が高くなるのは、両足を閉じて触ったときの方が死ぬ確率は高くなるということであっていますか？

電気が流れている電線を触るときは股を開いて、できるだけ両足を離して触ると電気ショック（電流値）が小さくなって死亡リスクが低くなる。

あってますか?

回答No.1

asciiz · ベストアンサー

調べてみましたが、全然違いますね。

足を開いていようと閉じていようと、漏電しているものに触ればそれは【接触電圧】です。
【接触電圧】は【歩幅電圧】よりかなり高くなります。(というか【歩幅電圧】の方がすごく小さい)
物体がアースされていても、漏電部分と、地面との間には電位差が生じます。
そこを触ってしまうと、電位差により電気が流れ、感電したりしてしまいます。その時の足の開き具合など、ほとんど影響しません。

【歩幅電圧】は、今まさに漏電している塔などがあったとして、当然アースにより地面に電気を逃がしている、わけなのですが。
その漏電物体(アース地点)に近いところほど、電圧は高くなっています。
ですので、塔に近いところの地面と、歩幅(1m)分離れた所の地面の電圧は違い、その差が、歩幅電圧ということです。
違うと言ってもたいていはわずかなもので、感電するほどの電位差にはならないものだし、そもそも裸足でなければ足によって2点間を接続することにもなりません。

その様に、漏電物体の周辺を歩くときに関係するものであって、漏電しているものに触る事とは全く別のものです。

ただし電位分布というのは当然、元の電圧に比例するわけなので、何万・何十万ボルトというような電圧を扱っているようなところに置いては、歩幅電圧も安全に影響してくるようになるのかもしれません。

お礼

みんなありがとう

回答No.2

nanndedanazoda

電気は電圧の差によって流れます。
100Vの電線に振れた時、反対側の線（N）が大地（0V）に接地されていれば感電します。その時の歩幅は関係ありません。

もし身体が宙に浮いた状態であれば、100Vの電線を触っても電気は流れません。正確には右手と左手で触れた部分は、わずかに電圧が違いますので、少しだけ電気は流れます。

もし手が1ｋｍぐらい伸びて電線に振れれば、電圧降下により電圧が少し違うので感電します。