焼鈍酸洗についての要約

このQ&Aのポイント
  • 焼鈍酸洗について知りたいです。鉄鋼の焼鈍酸洗、特にステンレスについて教えてください。焼鈍後、ソルトバス浸漬後、電解したのち硝フッ酸等に浸漬する様ですが、その順番に意味はあるのでしょうか?
  • 硝フッ酸浸漬は不動態化処理かと思いますが、電解液を一般に使われている硫酸や硝酸とした場合、電解が後の方が不動態化に有効な気がするのですが、何か品質等の影響が出るのでしょうか。
  • なぜ電解、浸漬なのか勉強のために知りたいです。どなたか教えていただけないでしょうか。
回答を見る
  • 締切済み

焼鈍酸洗の電解、酸洗について

焼鈍酸洗について教えてください。 鉄鋼の焼鈍酸洗、特にステンレスについてですが 焼鈍後 ソルトバス浸漬後 電解したのち硝フッ酸等に浸漬する様ですが ソルトバスまではわかりますがその後の電解、浸漬の順番に意味はあるのでしょうか? 硝フッ酸浸漬は不動態化処理かと思いますが、電解液を一般に使われている硫酸や硝酸とした場合、 電解液が硫酸はともかく硝酸であった場合、電解が後の方が不動態化に有効な気がするのですが何か品質等影響が出るのでしょうか。  なぜ電解、浸漬なのか勉強のために知りたくどなたか教えて頂けないでしょうか。お願いします。

  • 金属
  • 回答数1
  • ありがとう数0

みんなの回答

  • inowell
  • ベストアンサー率57% (12/21)
回答No.1

【それぞれの目的】 ソルトバス:酸化クロムの可溶化。 電解:スケール中のMo,Nb,Tiなどの複雑な酸化物を効果的に溶解。 硝フッ酸:クロム欠乏層を溶解し、スケール剥離。 つまり、ソルトバスおよび電解は、その後の硝フッ酸による脱スケールの前処理と捉えることができます。 したがって、この順序は脱スケールの効果を高めるための工程であるといえます。

参考URL:
http://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1993/06/1993_06_05.pdf

関連するQ&A

  • 無電解Niめっきにおけるステンレスの不導体化、硝…

    無電解Niめっきにおけるステンレスの不導体化、硝酸洗浄などについて このたびはお世話になります。 先日、各種電解Niめっき(ワット浴、スルファミン酸、st-Ni)処理時に 用いる機器、ヒーターやポンプでステンレス製の材質でも使用可能と 聞きました。 通常は電解Niの場合、チタンかテフロンヒーターを選定し、ポンプはPP製の マグネットポンプを適用しています。 なんでもステンレスはめっき液中で不導体化(主にクロム)し、膜を張るから チタンと同じで大丈夫というような事を聞きました。 硫酸銅めっきでもステンレスでいけるんだ、と同じようなことを聞きました。 自分で調べたところステンレスは濃硝酸に浸漬すると不導体化するという 情報が得られました。また、無電解Niめっきでは濃硝酸で槽壁面に 析出してきたNiを溶かすということを聞いています。 そこで質問があるのですが、 ?ステンレスが不導体化するのは濃硝酸に浸漬した場合以外に、  めっき液に浸漬した場合も不導体化するのでしょうか?  (迷走電流がそのステンヒーターなどに流れる場合、流れない場合で   回答いただければと思います。) ? ?の内容について、めっき液中でも不導体化するということは   各種電解Niめっき液中ではステンレスヒーター・ポンプなどは   さびないのでしょうか?   もしさびるとしても、それが目に見えて出るまで数カ年を要するなど   ある程度長時間使用可能なのでしょうか? ?無電解Niめっき液ではNiが析出した槽に濃硝酸液を投入・循環してやると  Niは剥離されますが、同時にステンレスを不導体化するという目的も  あるのでしょうか? ※ここでいうステンレスは304、316、316Lなどです。

  • 電解研磨

    SUS304の電解研磨について教えて下さい。 電解研磨液は濃硫酸やリン酸のような強酸を使うと何処かのサイトで見たことがありますが、どうなのでしょうか。 ちなみに今手に入る酸は、硫酸、塩酸、硝酸です。 電解研磨する時の、電解研磨液の温度や、濃度、何を混ぜて作るのか?混ぜる時の適した比率も教えて下さい どうか宜しくお願いします。 上記で足りない部分があったら教えて下さい また、電極は何を使ったら良いか、研磨槽の大きさも関係するのかも教えて下さい。 調査は、30分未満ではなく3日以上でした どうもスミマセンでした

  • ステンレス・SUS304 2B材 の 酸洗いにお…

    ステンレス・SUS304 2B材 の 酸洗いにおける最善の方法 ステンレス・SUS304 2B材 の 酸洗いをした場合、どうしても白くくすんでしまい、  また、それにより、まだらな模様が出来てしまい外観が悪くなってしまいます。   何か、綺麗に酸洗いをする方法は無いでしょうか。 現在は酸洗い用のジェル状の酸をハケで塗っています。  塗る箇所は、スケール(溶接焼け)の部分のみです。 ちなみに、電解研磨の設備や器具はなく、近いうちに購入できる余裕もありませんが、  電解研磨(マイト工業製)だと、2B材でも、綺麗に焼け取りができるのでしょうか。 

  • ステンレス酸洗いによる黒色化

    SUS304のパイプ状に切削したリングとt1のSUS304板を筒状に巻いて溶接した物を組み合わせて、円周状に溶接をした物に、溶接焼け取り様に酸洗い(割合: 硝酸:3、 フッ酸:1、 水6)したところ、パイプ状に切削した部品のみ黒く変色(表面がかなりざらつき)となりました。 この黒色化の原因は何でしょうか。その対策はあるのでしょうか。 切削したSUSが304ではなく303の場合に起こりうることでしょうか。

  • ステンレスの電解研磨について

    お世話になります。 ステンレスの電解研磨について分からないことがあるのですが、 調べて見ると焼け取(交流)だと不動態被膜が形成されないとなっていました。 これはスケール層は剥がせてもアンダースケール層が溶出しないからですか? 中性液で交流の焼け取をして不動態処理を可能にするには 交直流の両方出力したらよいですか?それとも半波整流の方がいいですか? 電解研磨機の焼け取作業をすると溶接部の周りに白いモヤみたいなのがでるのですがこれを出にくくしたりでないようにするのは焼け取(交流)でするのは可能ですか?

  • 電解質の水溶液 凝析について

    次の(1)~(5)の水溶液(電解質)のうち (1)塩化ナトリウム (2)塩化マグネシウム (3)硝酸アルミニウム (4)硫酸ナトリウム (5)硝酸カリウム 硫化ヒ素のコロイド溶液を最も薄いモル濃度で凝析の現象が見られるのはどれでしょうか? 答えには(3)とあるのですが、どうやって考えればいいのでしょうか?

  • 無電解NiP析出について

    無電解NiP析出プロセスについての質問です。 Cu板をPdCl2を溶かしたHCl溶液に浸漬してから、 硫酸アンモニウム、硫酸ニッケル、ホスフィン酸ナトリウム、 酢酸ナトリウムの入った溶液に浸漬したところ、 表面にNiPが析出したのですが、 Cu板をPdCl2溶液に浸漬しなかった場合は、 NiPの析出が起こりませんでした。 本やインターネットで調べてみたところ、 ホスフィン酸ナトリウムが還元剤となって Ni2+が電子を受け取って析出したことはわかったのですが、 このとき、PdCl2はどんな役割をしていたのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • ステンレスの溶接焼け取りからサビ対策まで

    溶接後に (1) 溶接盛り部と焼け部(平面)にサンダー研磨 (2) 希硫酸を電解液とし酸洗い  目的:酸化被膜除去 (3) 専用中性液を電解液とし、交流電解にて焼け取り (4) 同じ中性液を電解液とし、直流電解にて不動態処理 細かい条件は別にして、この手順に問題はないでしょうか

  • ステンレス鋼の溶接焼け

    ステンレス鋼の溶接焼けを同じステンレスだからと言ってステンレスワイヤー ・ブラシを擦り付け焼け取りするような阿呆が未だ此の日本にも存在している そもそもステンレスの成分は18-8の残部の殆どが鉄(Fe)であると理解も出来ず 知ろうという意識も意欲も無く仕事をするので、忠告も言うことも聞かない。 単に酸洗いの手間と時間を省き、楽をしたいからのの”手抜き”ですよねぇ? 戻って、質問だがw 前述のステンレスワイヤー・ブラシを擦り付け焼け取りする場合の比較対象と 言いますか、そのような明確な文献か実験データを御存知でしたら紹介して 頂ければ幸いです。(以上のことを知らない人にも警鐘を鳴らしておく) また、金属学に詳しい方のステンレスの錆に関する知見などを紹介下さい。 溶接焼けとは別に、ステンレスの錆についても広く見識を広めたいものです。 実務では溶接時のスパッタからサビ発生し、もらい錆びにも繋がったりします またステン材をグラインダー掛けで火の粉(ステンレス微粉)が隣のステンレス 母材表面に当たっただけで大きく耐蝕性が損なわれることも経験則としてある ステンレスというのは錆び難いのであるが、現場では取扱いに十分注意しない と却って手間が掛ってしまうことを、意外に知らないというよりも無頓着に 扱っている加工業者が多いことは残念ながらレベルが低いとも言えますかね これらは現場の作業者に如何に的確に筋を通して分り易く説明できるだけの 技術者が少ないことにも起因するだろう。ここ技術の森で見識を深めて頂き 皆様の現場でも活かして頂きたいと思いますので、更に文献など紹介下さい ↓のサイトは素人にも分かり易い言葉での説明がしてあります。しかしネット の情報は全てが正しいものばかりでは無いので、ここらを御享受頂いた文献で 確かめ、金属学的な見地から正しい「常識」を覚えきってしまいたいものです 「この焼けを取り去る工程を焼け取りといいますが、ステンレスワイヤーブラ シやスチールワイヤーブラシによって、表面を研削することにより、見た目は 綺麗になります。しかし、このような機械的研削法では、表面に不動態処理が 出来ないばかりか、不動態被膜が広く破壊されて、腐食の原因となります。」 http://www.okayasanso.co.jp/spesialty/welding/sus.php 「不動態化処理するには硝フッ酸に浸漬するか、酸性または中性の電解液で、 電気的に焼け取りをすることが必要になります。 最近では、安全で強固な不動態膜処理ができる装置も開発されていますので、 危険な毒劇物を使用する酸洗法よりも中性電解法または、弱酸性電解法をお薦 めします。」 不動態化処理と酸洗いの目的を即座に的確に答えられる技術屋になりましょう ここ「技術の森」の過去ログを調べていませんでしたが、今回のように文献に まで突っ込んで科学的・金属学的にまで深く説明されたものは無かったようだ ステンレスは傷付いても直ぐに不働態皮膜が再生されるというものの、全面に 渡って完全な状態には復元できないからこそ、錆難いという表現が正確である "Stainress"は直訳すると錆びないとか汚れやシミなどが発生しないだろうが 現実には意外に錆びやすい。尤もCr酸化による不働態皮膜自体が赤錆の生じない 錆が発生しているということも言える。これは亜鉛メッキが犠牲になって鉄部 を守り錆びないようにしているのに似ている。まるで今の私のようなんだなぁ 黒猫さんの回答(3)は忙しくて未だ見ていませんでしたが、これから拝見します 「SUS 製ワイヤーは焼け取り用ツールとしては不適当」 http://www.chemical-y.co.jp/faq/q20.html つまり現場で腐食性雰囲気であれば、酸洗せず、いきなりSUS 製ワイヤーだけ で擦ってもその場一時だけは綺麗になるが、直ぐに孔食という錆が発生すると いう経験をしたことがある。現場を知らない人間は分からないだろうと思う。 海沿いに近い環境での保管をする場合にもプレス部分での誘起マルテンサイト だけで明らかに周囲とは際立って錆が生じるのであって、錆び難い雰囲気であ れば鉄であろうと錆びないだろうから、ここらの目安は極めて重要であろう。 溶接焼け取りの「ステンレス電解研磨」メーカー・?山本ケミカル殿に直接メールで黒猫さんが気づかれた”同じ写真”という疑問ついて問い合わせしてみました。真実を希求する、この場に怪しい情報を提供してしまい申し訳ないです。ネットの情報は「ステンレス」についても誤ったものも多く気を付けないとなりません。。。 回答がありましたら、直ぐに此処に投稿したいと思うが、其れまで閉じません  『メーカーから回答が来ました。誇大広告だと煽ったせいか直ぐに返信が』 ”電解液にはフッ素化合物を配合しています”これには随分と驚かされます。 電解研磨にも限界があるのでしょうか。。。決定打にはならない気がします。 ********** 様 HPの写真の不備のご指摘、有難うございました。33-6には33-7とよく 似た写真が入るべきところ、33-5と同じものを入れておりました。 至急写真を入れ替えます。 さて「33-8だけ溶接の2番の外側の母材部分に孔食が生成しておらず、腐 食条件が他のものと同一とは思えない」とのご指摘ですが、33-7に見られ る様に、電解処理をすると、溶接の2番の孔食が消えるし、その外側の孔食も 減っています。ブラシでこすって不動態皮膜が損傷された所も、溶接の熱影響 部も電解処理で表面が陽極溶解現象で少し溶解して、同時に陽極酸化で不動態 皮膜が再生されるので、孔食が出なくなります。 33-5に硝フッ酸処理のテストピースの写真があり、ことのほか2番の孔食 が鮮明ですが、これも電解処理できれいに消せます。33-8の写真は腐食条 件が異なるのではなく、ステンレス鋼表面の不動態皮膜の耐食性が異なるため の結果です。 NEO#100Aは原子力向けを意識してハロゲン元素を入れていませんが、それ 以外の電解液にはフッ素化合物を配合しています。この電解液を使用すると、 不動態皮膜を再生する時にフッ素イオンも金属元素と結合し、酸化クロムの不 動態皮膜にフッ素が複合した新しい不動態皮膜が形成されまして、この被膜が 滅法「塩素イオン」に強く、孔食がもっと出にくくなります。 ご不審な点がありましたらご遠慮なくお問い合わせください。 *************************************** 〇〇 △□◎♡ 株式会社ケミカル山本 クリエイトセンター 企画室 室長 〒738-0039 広島県廿日市市宮内工業団地1-10 TEL:0829-30-0820 FAX:0829-20-2253 Email:tsuneyoshi@chemical-y.co.jp URL:http://www.chemical-y.co.jp *************************************** ステンレス鋼の溶接焼け ステンレスは不動態化処理が"命" 続ステンレスは不動態化処理が"命" http://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0050020720 http://www.okayasanso.co.jp/spesialty/welding/sus.php http://www.chemical-y.co.jp/faq/q1.html

  • SK-4の黒皮について

    初めて投稿します。宜しくお願いします。 自分の職場はコンタクトプローブのプランジャー材質SK-4に無電解ニッケル、金めっきをしています。 その前処理の酸洗いで硫酸+フッ化物を処理すると黒い皮膜が析出し、何をしても除去できません。 今のところ試したのは、陰極電解、陽極電解、塩酸浸漬です。素人ですので他に思い当たりません。 是非ご教授下さい。 お願い致します。