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屋内隠蔽配線について
なぜVVFケーブルは点検できない場所にも施工されているのかという事が 10年以上考えても理解できません。 仮に、ねずみが齧って導体が露出している箇所が存在していても目視点検でしか発見できないのにも関わらず、点検ができない箇所が存在するのは、どう考えても間違っていると思うのです。 (点検可能な箇所で使用していない系統や回路は10年かけて撤去しました)
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電技 ( 電気設備技術基準 )・解釈では 第174条 低圧屋内配線の施設場所による工事の種類 第187条 ケーブル工事 によって「 点検できない隠ぺい場所 」に施設できる電線は第 3, 4 種 キャプタイヤケーブルに限定されています。 キャプタイヤケーブルというのは cabtyre cable で 車 ( cab ) のタイヤ ( tyre ) のように機械的に強靭かつ薬品・石油などへの耐性があるゴムが絶縁被覆に使用されていることを示しています。法律を作ったときにここまで丈夫なものを選んだら、「 点検できない隠ぺい場所 」に施設しても問題は起きないと判断したのでしょうね。勿論、ネズミに齧られる可能性が否定できない場所に施設するときには、金属電線管 ( 第178, 180条 ) に収納したり、金属線ぴ ( 第179条 ) を併用するなどの計画をするのは勿論です。
お礼
>キャプタイヤケーブル 電気工事士の勉強中にも条文に書いてありました。 ねずみの駆除以外には、 メーカーは「塩化ビニルパイプ管の中に敷設」という方法もあるという回答でした。 防鼠電線というケーブルもあるらしいのですが、いずれにしても、リフォーム時に交換するしかないのでしょうかね。「線だけを交換するケースはない」と何処かで聞いたことがあります。