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スペイン風邪の病原菌の今

100年前に世界的に大流行した「スペイン風邪」の病原菌は、今も居るのでしょうか?  死滅してはいないとしたら、何故現代で大流行にならないのでしょうか? (コビットの今後を占ううえで参考にしたく思います。)

質問者が選んだベストアンサー

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  • jkpawapuro
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回答No.5

>今は新しい型の子孫にDNAを残して、死滅してしまったのでしょうか? そうですね、スペイン風邪そのままの配列のインフルエンザは死滅したのでしょうね。 現在のインフルエンザとスペイン風邪のインフルエンザが競合すると、スペイン風邪のほうが負けますから。

gesui3
質問者

お礼

毒が強くて大事な宿主を殺してしまうので繁殖しにくい、ということでしょうか。 もしもそうなら、今のインフルの方が人間を「生かさず殺さず」利用するのですかね。

その他の回答 (8)

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (817/3046)
回答No.9

>ウイルスには貪食作用もないのでしょうか。 はい、ウイルスは食べるとか栄養摂取とか栄養の活用とかが一切できないんです。

gesui3
質問者

お礼

へえー、それじゃ完全に生物ではありませんね。 そのくせ、増殖したり変異したり・・・。 物質と生物の間のような奴らですね。(@_@)

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (817/3046)
回答No.8

ウイルスは他の生物の細胞内で自己を増殖する、遺伝情報と外殻たんぱく質をもった物質とされています。 なぜ生物に含まれないかというと、生物が外部から栄養等を得てそれを代謝(この場合は利用でいいかな)することにより自己複製できる存在と定義づけられているからです。(学問的には外界と膜で仕切られているという項目もあります。) ウイルスの場合いくら外界の環境を整えても自己複製できず、他の生物の細胞内で他の生物が作ったDNA複製酵素(ポリメラーゼ)やたんぱく質合成機構を利用して増殖します。自己複製能力がないため生物に含めないとする解釈が一般的です。 まあこれはあくまで定義の問題なので、学者はこれを生物に分類してないというだけの話です。

gesui3
質問者

お礼

そうでしたか。 生物の定義の三大要素の一つに、「貪食作用」というのもあったはずですが、 ウイルスには貪食作用もないのでしょうか。 ゴムだかアメーバもどきだかの初期生命体もどきは、生命かどうかという生物学の命題を思い出しました。生命でない、という結論だけ覚えています('ω')

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (817/3046)
回答No.7

>毒が強くて大事な宿主を殺してしまうので繁殖しにくい はい、まさにそういうことです。 また宿主の行動を抑制しても繁殖の妨げになります。 生き物ではないので繁殖という表現は微妙ですが。

gesui3
質問者

お礼

生き物でないとは驚きました。 何者でしょう?

回答No.6

http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA02.html 現在のインフルエンザになってる様ですよ!

gesui3
質問者

お礼

で、元の型はもう死に絶えたのですか、という質問でした。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11121/34623)
回答No.4

スペイン風邪の原因は菌ではなく、季節性のインフルエンザウイルスであることが分かっています。ポピュラーなインフルエンザウイルスであるH1N1型の一種です。例えば「トヨタクラウン」といっても昔と今ではだいぶデザインが変わっていますよね。インフルエンザウイルスも毎年毎年型が変わりますから、100年も昔のウイルスなので全く形は変わっています。 昔のクラウンはどこに行ったのか、というと、博物館やコレクターが所有しているもの以外は廃車になって自然と失われますよね。残している人たちは意図的に保存しているわけです。ウイルスもそれと同じように自然と失われるのです。 スペイン風邪のウイルスは、長年ずーっと失われていました。それで亡くなった人についていたウイルスも100年という長い時間をかけて壊れてしまったからです。また当時はウイルスという存在を人類はまだ知りませんでした。あまりにも小さいウイルスというものは通常の顕微鏡では見えないため、電子顕微鏡が発明されてからようやく発見されたのです。 だけれども、90年代にその抽出に成功した人がいたのです。最初はノルウェーのスヴァーバル諸島という1年のうち12ヵ月が冬みたいな北極圏の島で、スペイン風邪で亡くなった人が永久凍土の中で冷凍保存されていたのではないかと期待されました。けれど保存状態が良くないことが発掘で分かり、失敗しました。 その後別のグループが、アラスカの遺体からウイルスの痕跡を取り出すことに成功しました。それにより、スペイン風邪のウイルスはH1N1型であることが判明したのです。 スペイン風邪ウイルスと新型コロナウイルスにはある共通点があります。それは「人類にとって未知のウイルスである」という点です。スペイン風邪ウイルスには、従来のH1N1型の特徴と共に、鳥インフルエンザウイルスに見られる特徴がありました。それは当時の人にとっては全く新しい感染症だったのです。 新型コロナウイルスも、従来ヒトには感染しなかったコロナウイルスがヒトに感染する能力を身につけたので我々にとっては全く新しい感染症であり、それがゆえにこのパンデミックとなっているのです。 同じようなことは、HIVウイルスやエボラウイルスでも起きました。HIVウイルスは元々サルの感染症であり、人間はかからなかったのですが、ある日突然人間に感染する能力を獲得してエイズを爆発的に増やしました。また、エボラウイルスも1970年代に「アフリカの奥地で未知の感染症が流行っているらしい」ということから研究が始まり、ほどなくしてエボラウイルスが発見されました。 HIVウイルスは性行為か血液を介さないと感染しないので、一種の性病のような扱いです。またエボラウイルスは致死性が極めて高い危険なウイルスですが、発症者からしか感染しないので、発症者を隔離すれば感染拡大を抑え込むことができました。これはSARSも同じです。 ところが新型コロナウイルスは、発症しなくても感染するという能力を身につけたので、これだけ世界中に大流行しているのです。

gesui3
質問者

お礼

スペイン風邪の詳細については、ウィキにも詳細に書いてありますので一読しましたが、元祖が今どうなったのか書いてなかったので、質問した次第です。 > 自然と失われるのです。 > 亡くなった人についていたウイルスも100年という長い時間をかけて壊れてしまった。 壊れて無くなり、失われたのですね。 ありがとうございました。

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (817/3046)
回答No.3

スペイン風邪の逆転写酵素は現代のインフルエンザの3倍の転写速度であることがわかっています。 つまりスペイン風邪は変異を重ね弱毒化し、現代に伝わるインフルエンザへと進化しています。毎年流行してる種々のインフルエンザのご先祖様ですよ。 レトロウイルス、その中でも特にインフルエンザは非常に変異が早く、毎年のように変化・進化を遂げます。 ウイルスにとっての進化というのは宿主を殺さない・行動を制限しないことですので、多くの場合弱毒化します。 逆に新興感染症が怖いのはこういった進化・弱毒化を経ていないからであり、猿や蝙蝠など異種の生物から病気をもらうと非常に重い症状を引き起こすことがあります。 新型インフルエンザが恐れられるのも、インフルエンザは鶏や豚といった人に身近な動物が感染するので、常に新しい株が入りやすいからなんですよね。

gesui3
質問者

お礼

> インフルエンザは非常に変異が早く、毎年のように変化・進化を遂げます。 それで、毎年冬にインフルワクチンを注射するわけですね。なるほど。 > 常に新しい株が入りやすいからなんですよね。 で、古い株がどうなったか、というのが質問の主旨でした。 今は新しい型の子孫にDNAを残して、死滅してしまったのでしょうか?

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2483/6032)
回答No.2

今でいう鳥インフルエンザであることが、研究から明らかになっており、逆に言えば似たようなウイルスは毎年A型 と呼ばれて流行していると言えるでしょう。 インフルエンザは異常なほど抗原になりやす場所が変異を起こすため毎年流行します。人の免疫が完全に防げないから。一方コロナは変異を起こしにくい仕組みが入っているので、本来は変異を起こしにくいウイルスなので、みんながかかってしまえば集団免疫ができると言われているのはそのせいです。 ただ、新型コロナには一つ肺で凶悪化する変異が入っているために、みんなに恐怖を与え続けています。その変異が突然はいったことから(他の動物種に見られないものだから)陰謀説、兵器説の引き金になっていますね。

gesui3
質問者

お礼

> 一方コロナは変異を起こしにくい仕組みが入っているので、本来は変異を起こしにくいウイルスなので、みんながかかってしまえば集団免疫ができると言われているのはそのせいです。 そうだったんですね。 A型に近いのに進化しにくいという、厄介な異質性を持っているのですね。 ところで、スペイン風邪の元の型はどうなったのでしょうか?

  • -ruin-
  • ベストアンサー率31% (239/770)
回答No.1

病原体の種類と言う括りなら現代でも毎年流行していますよ。 スペインかぜは俗称。正式にはH1N1亜型インフルエンザウイルスで2009年の新型インフルエンザのパンデミックも同じ型ですし、季節性インフルエンザとしても毎年流行しています。 ウイルスは変異を繰り返すのでその中で特に強力だったのがスペインかぜを起こした株ということですが現存しているかは不明ですね可能性は低そうですが。 いずれにしても医療水準が違うのでこの株でスペインかぜと同等以上のパンデミックは起こらないでしょう。

gesui3
質問者

お礼

> 現存しているかは不明ですね可能性は低そうですが。 不明なのですね。 ありがとうございました。

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