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臨床心理卒論の内容、尺度
臨床心理卒論のテーマ、尺度についてなのですが 他学部からの編入なので心理学基礎についてはある程度理解していますがいざ卒論になるとテーマが全く絞れません。 (不登校親の会参加者が持っていた子供への不安が会の参加によってどのように変わっていったか) このような事を描きたいのですが、担当教授からは(もっと内容を絞って、不安の中のどのような不安がどのような事に影響を及ぼすかと言うことを考えろ)
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親の不安が子供に与える悪影響こそ、重大な問題だと 思います。 我が子が不登校になると、親には激震が走ります。 五体満足に生まれて、健康に育ち、毎日学校に行くのは 当たり前だと誰もが信じていますから。 怪我や病気のように原因が明確で、治療法が確立されて いるものと違って、心の病は複雑難解で不透明なので 不安が募るのは当然です。 こんな時こそ、夫婦や家族が一致団結してサポート できれば良いのですけど、親なんてど素人ですから 知識も経験もないし、焦燥したり、混乱したり、家庭は 崩壊寸前になることすらあります。 母親を責めたり追い詰めたり、夫婦関係が悪化することで 母親が病んでしまっては、子供を救うどころではなくなり ます。心身ともに健康でタフでなければ、子供を支えることも 見守ることも難しくなります。 母親が不安を抱えて心を病んでしまうと 子供はますます不安になりますます追い詰められて しまい、家庭内暴力や自殺など最悪な状況にも なりかねません。 自分は生きていても良い 自分はここにいても良い 自分にも存在価値はある そう思えるような安心できる居場所を 確保しなくてはいけません。 子供が自分の足で立ち上がり、自分の力で一歩踏み出す ためには、親のサポートは必要不可欠です。 そして、子供をサポートする親へのサポートも 大切です。 なぜ、親へのサポートが必要なのかを考えなければ 焦点がボヤけてしまいますよね? 故大原健士郎教授の著書 「家族愛」その精神病理 「心の病」その精神病理 この二冊は、問題を抱えた家族について理解を深める ことにとても役立つと思います。
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- salasalasalary
- ベストアンサー率30% (9/30)
大原教授は、まえがきで目的を明確に書き記しています。 なぜ、この本を書いたのか? 何を、知って欲しかったのか? 目的のない研究なんて、あるはずないですよね? ゴールが見えないまま、研究を続けることは あり得ますけど。 原点に立ち返って、あなたが臨床心理を学ぼうと 思ったキッカケ、目的を見つめ直してみてはどうですか? 不登校児を抱え悩んでいる保護者のサポートを したかったのか? 不登校になり引きこもり生活を送っている 子供の社会復帰を支援したかったのか? なぜ、不登校児に関わることをテーマに 選んだのか?なぜ、ボランティア活動をしてきたのか? あなた自身が自分と向き合うことから逃げていては 前に進めなくなりますよね? 自分に問い掛けて、なぜ?を繰り返してみてください。 きっと光が見えてくると思いますよ。 大原教授は自殺研究の第一人者とも言われていますが 不登校児など問題を抱える多くの保護者に関わって きた経験があるからこそ、心の病への理解を求めて 一般人にも分かりやすく解説してくださっています。 大原教授以外にも、多くのカウンセラーが 問題を抱えて子育てに悩む親に向けたメッセージを 送り出しています。 経験豊富な精神科医、カウンセラーの著書を 数多く読むことで、あなたのボランティア経験と 照らし合わせながら、あなたなりの考察ができるのでは ありませんか? 最悪の事態を回避するために、何ができるのか? 万能薬も特効薬もない、複雑難解な問題ゆえに悩みも 深いのですけど、不登校を克服して社会復帰している人も 数多くいますから。 あなたにもできることはあるはずだし あなたの考察が誰かを照らすこともあるかも しれません。どうか、世のため人のために、あなたの力を 役立ててください。
- D-Gabacho
- ベストアンサー率64% (1068/1663)
近い分野の論文を論文検索サイトなどでさがして、いろいろ読んでみては? 全文がネット上に公開されているものも少なくありません。 テーマの絞り方や尺度の設定の仕方の参考になるはずです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 大変心がこもっていて、分かり易い文章で書いてくださりありがとうございます。 すみません私の不備で質問が途中できれてしまっていました。 最初は、インタビュー形式にしようと考えていたのですが分析などハードルが高いのでなんとか量的研究に落とし込めないかと考えています。 表題も決まって無いのに恐縮ですが尺度も何を使ったらいいか解らない状態です。 表題や尺度についてどんな事でも良いのでご意見聴かせていただけないでしょうか。 また親の不安が子供に与える影響した場合に子供に答えてもらうのは不可能なのですが このような場合違う方法があるのでしょうか。
補足
こちらの内容を最初はインタビューを用いての質的研究で考えていましたが分析などのハードルが高く量的研究に落とし込めないかと考えています。 とは、いえ表題、尺度とも全く頭に浮かばない状態です。 どんな事でも良いのでご教授いただけたらと考えています。 どうぞよろしくお願い致します。