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モネについて

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印象派の巨匠・モネについて知りたいのですが、
「モネは第7回印象派展への出品を最後に、印象派グループから離れた」
と聞きました。印象派をリードしてきたモネが、なぜ、印象派グループから離れたのでしょうか。ご存じの方、教えて下さい。
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質問者が選んだベストアンサー

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レベル6

ベストアンサー率 100% (2/2)

初めに断っておきますと、hiiragi24さんの「モネは第7回印象派展への出品を最後に、印象派グループから離れた」という表現は少し事実とは異なります。
いわゆる「印象派」展は、全部で計8回行われており、もちろんモネはその中心人物ではありましたが、その時々の画家の都合、或いは画家同士の間の軋轢によって、出品画家の顔ぶれは展覧会毎に異なっています。

モネは、第1回展(1874年)、第2回展(1876年)、第3回展(1877年)、第4回展(1879年)、第7回展(1882年)、の計5回のみ出品しており、第5回展(1880年)と第6回展(1881年)は出品をキャンセルしています。
モネが第5回展をキャンセルした理由は、一般的に展覧会名の意見の不一致であったと言われています。この時の展覧会の名前は、ポスターには「アンデパンダンの画家グループ」と記され、カタログには「(出品画家名)による第5回絵画」展と異なった表記がなされていました。また、この展覧会には、セザンヌ、ルノワール、シスレーなどの代表的な画家もモネ同様作品を出品せず、出品者はドガ、ピサロ、ゴーギャン(初期作品です)などレアリスム的傾向の強い画家で占められており、いわゆる「印象派」展とは趣を異にしていました。
この時期は、「印象派」分裂の最大の危機であり、同時に「印象派」展もまた消滅の事態に瀕していたわけです。
第6回展は、ドガの強硬な姿勢によって開催されましたが、第5回展の名称「アンデパンダンの画家グループ」を考案したドガと、他の画家との軋轢がさらに表面化し、第5回展をキャンセルした画家たちがまたもや出品を見送っています。
「印象派」の画家たちが再び顔を揃えるのは第7回展の時ですが、第8回展(1886年)には、新印象主義を標榜するスーラとシニャックを加えるかどうかで意見が分かれ、結果的にこれが最後の「印象派」展になってしまったのです。

つまり、「印象派」は一般的に一つのグループとして捉えられていますが、実際は強固な主義主張を持った堅固な団体ではなく、非常に緩やかな個人の集まりであったわけです。
そして「印象派」展も個々の画家にとって見れば、新しい美術を発表する一つの機会であったにすぎず、悪く言ってしまえば、サロンに出品できない画家たちがお互いに資金を出し合い、作品の発表の会場を共有する場でしかなかったのです。(もちろん、個々の画家同士、例えばモネとピサロ、モネとルノワールなどは個人的に非常に仲が良かったですし、一緒にスケッチ旅行などに出かけたりもしています)

したがって、モネが第7回展以降に出品しなかったのは、上記のような「印象派」或いは「印象派」展特有の性格が背景にあったと言えると思います。さらに、印象派の画家たちには、デュラン・リュエルという画商の強力なバックアップがあったことも付け加えておかなければなりません。
事実、モネを初め多くの「印象派」の画家が、第7回展後の1883年にこの画廊で個展を開催しており、もはや「印象派」展として共同して展覧会を行う意義が薄れてきてしまったことも、モネの離脱の理由の一つとして考えられます。

こうした様々な原因が複合した結果、モネは「印象派」という集まりから離れていったのだと思います。
お礼コメント
hiiragi24

お礼率 96% (295/305)

kunstさん。ご丁寧な回答をいただき、恐縮しています。大変、参考になりました。これから、モネや印象派のことを少しずつ、勉強していきたいと思います。ありがとうございました。
投稿日時 - 2001-07-03 22:06:06
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  • 回答No.2
レベル12

ベストアンサー率 32% (130/406)

現在日経新聞日曜版がモネの特集を連載しており、次回当たりに(7月8日)、ご質問の回答が載るはずです。 またテレビ東京系で土曜日に「美の巨匠たち」として放映しています。 ...続きを読む
現在日経新聞日曜版がモネの特集を連載しており、次回当たりに(7月8日)、ご質問の回答が載るはずです。

またテレビ東京系で土曜日に「美の巨匠たち」として放映しています。
お礼コメント
hiiragi24

お礼率 96% (295/305)

orimotoさん、こんにちは。日経の日曜版、楽しく読んでいます。次回も楽しみですね。ありがとうございました。
投稿日時 - 2001-07-03 22:08:11


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