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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ぼかし肥について)

ぼかし肥の作り方とは?化成肥料との比較と効果について

このQ&Aのポイント
  • ぼかし肥の作り方についてYouTubeで情報が多数公開されています。普段使っている化成肥料8-8-8と比較してぼかし肥の効果や使用量を知りたいと思っています。
  • ぼかし肥とは、有機資材を発酵させて作られる肥料です。YouTubeでは多くの作り方が紹介されており、自宅でも手軽に作ることができます。化成肥料8-8-8と比較して、ぼかし肥の効果や使用量について知りたいと考えています。
  • ぼかし肥はYouTubeで多くの情報が公開されており、自宅で手軽に作ることができる肥料です。普段使っている化成肥料8-8-8と比較して、ぼかし肥の効果や使用量について詳しく知りたいと思っています。

みんなの回答

回答No.1

ぼかし肥は米ぬかや油粕など有機肥料を土や籾殻を混ぜ薄めて(ぼかして)発酵させ作る発酵肥料です。なのですぐ使え良く効く化成肥料から比べるとまず出来上がるまでに長期間手間がかかる、化成肥料よりも量を多く使う、効き目が化成肥料と比べ弱めでゆっくり効くという性質を持ちます。 使う量は元々の畑の土質や作物の種類によってさまざまで具体的な量があげられませんが、早くすぐ効く肥料ではないので畑の毎年の土作り(石灰と堆肥の補給)さえ行ってあるのなら、よほど肥料をたくさん必要とする種類の作物を作るのでないならわざわざ自作してまで使用しなくても良いと感じますが・・・。また有機物を発酵させるので畑周りの住宅事情によっては寝かせている期間や使用時に寝かせてある量や、畑の規模・土に混ぜた量によっては多少なりとも匂いますが(人によっては不快な匂いで、ハエなどが多く寄ってくる事も)その点は大丈夫ですか? ぼかし肥と言うのは化成肥料が日本に入ってくる前の日本の農業で肥料として主に使われてきた有機肥料のうちのひとつ。家庭菜園程度の規模や栽培ならわざわざこちらに切り替える事も無いとは個人的には思うのですが・・・。 自分で作るには作業が大変なうえ必ず成功するとは限らず失敗し強い悪臭やハエの大量発生などで使えないものができてしまう可能性もあるので住宅が多い土地では作れず寝かせるのには広い土地が必要です。リスクを考えれば趣味と実益を兼ねた家庭菜園で、別段有機栽培を目指している農家でも無いのなら(「安心して食べられる・美味しい」と質が良くても、収量の方は確実に減りますから)「誰からも教わらずに動画を見て初心者が作るものでは無い」かと・・・。 有機肥料のぼかしは本来は有機・無農薬栽培(化成肥料を全く使わない・農薬を全く使わない)を目指す農家が「化学肥料に代わるもの」として昔の日本農業の知恵を見直し作り始めたものです。それが近年家庭菜園を作る人たちで技術を高めたいと思う人たちにひろまりつつある程度の物で、もし過去に自作の堆肥を作った経験があるのなら初めてでもそちらを応用して作れそうですが、教わる人が身近には居ない初心者の場合はまず「充分やる気と根気があり、まずは発酵に関しての基礎などの正しい知識を得ておく」が必要となります。 家庭菜園ほどの規模の畑と技術として、畑の土質には別段問題が無く作付け前の土作りさえ毎年行っているのなら(堆肥をちゃんと入れているなら)追肥に化学肥料を与える程度で充分で、化成肥料を使って更にぼかし肥を使う必要はありませんが、今後化学肥料の代わりにぼかし肥を使う事をお考えですか? もし有機・無農薬栽培を目指し(有機・無農薬を5年ほど実行して完全にリセット完了した畑で無いと有機・無農薬栽培の畑とは言えません)ぼかし肥を使って化成肥料を完全に止めるのならば、まずはぼかし肥がどういう物かという基本的なことを充分覚え発酵についての知識も有る程度得てから作るのが良いかと思います。発酵を伴うものは「ただ動画通りに行っておけば必ず成功するという物でもありません」から・・・。 専門家が作り方をレクチャーしてくれるのと違い、動画の場合は専門家ではない人が我流で行っている場合も多いのです。たまたま動画配信者の場合は上手く作れていても(おそらく配信は長年試行錯誤された結果の方法と思います)その人が質問者様の近所に住んでいたり全く同じ原料を使うわけでは無いですよね? ぼかし肥の場合、原理は堆肥を作るのと似ていて微生物が関係してきます。この微生物と言うのは生き物ですから全国各地どこでも同じ種類では無いですし、原料(微生物の棲みかや食料)が同じでも、作る場所の年間の気候や気温、日当たりや周りに棲む他の微生物(特に人が利用する微生物に対し悪さをする人にとっては都合が悪い種類)などが違います。なのでまずは行う人が正しい知識を身に着けているかが成功には重要なのです。 実際交流していない人のすることをそのまま真似てもうまくできるとは限りません。動画はあくまでも参考程度。身近に教えてくれて質問にも答えてくれる人が居ない場合は、基本的な作り方は専門の人が推奨する作り方を最初にきちんと覚え(書籍で覚えられます)、それを行ってみた上で成功したら自分の住む地域や畑の土などの条件を考慮して作るたびに調整していきながら自分なりの作り方を身に着けないと(これも動画だけでは覚えられない理由)、せっかく準備し材料を揃えて作業したのに失敗して使い物に成らない物や効果が低い物、他の弊害が起きてしまうものなどになってしまう事もあるのです・・・。もし失敗すると悪臭が漂う大量のぼかし肥を処分するのも大変。自分の土地に深い穴を掘って埋めるか(何年かはその場所は使えません)お金を出して処理してもらう事に成りますが大丈夫ですか? 例えば、同じく発酵で作られる漬物のぬか床や自家製の味噌などは材料を揃え混ぜるだけでは腐って失敗しますよね。他の菌が出来るだけ混ざらない様に身体や着衣を清潔にし入れ物も殺菌したり、味噌なら材料を発酵菌が分解しやすいような状態に加熱してから潰すなど下処理したり空気を抜いて詰め、最適な環境の場所を見つけ保管しておければ熟成し何年も食べられます。ぬか床なら発酵菌に新鮮な空気を補給するため毎日全体を良く混ぜる手間などかけて、長期間かかって美味しいぬか床や味噌に成るのです。発酵して作られるものの基本は用途が違っても手間の似た物が多いです。(空気を好むか嫌うかは菌や酵母などの種類によって違う) ぼかし肥を使う目的の一つには含まれる微生物に助けてもらい畑の地力を保つ事もあります。 化学肥料の場合、家庭菜園だとこれに頼りすぎてしまいどうしても量を多く使いすぎて作物が消費しきれない成分が偏り土壌に残って毎年蓄積され続けてしまったり(例えば残留窒素など。個人的には前は他の人が使っていた畑に残留窒素が酷くて悩まされ続けた事があります・・・)土壌内の有用微細生物が乏しくなって畑の土が痩せてきて、作物の育ちが悪く成ったり病害虫に弱くなってしまう事も珍しくありません・・・。 化成肥料は追肥などの決まった時期に補助的に控えめな量で与えるなら効果的なのですが、肥料=化学肥料の様な感覚で使ってしまうといずれは自ら畑を悪くしてしまうことに繋がりかねません。 作物が必要な養分の基本(栄養分)は土の成分と堆肥から得られる物で人間の食べ物に例えれば3度の食事です。特に堆肥は食事のオカズの様な物である程度の栄養補給と消化も兼ね、堆肥でしっかり地力を保れている畑なら1年間くらいは無肥料でも小振りながら締まって美味しい作物が採れます(個人的に経験あり)。有機肥料は肉などエネルギーになる食べ物。 化成肥料は人の食べ物に例えれば、サプリメントや栄養ドリンクみたいな物。一応摂らなくても平気ではあるものの、摂ればより元気で見栄えがする野菜に育つというもの。必要限度を守り摂るなら効果的ですが多く摂りすぎるとかえって病害虫の発生など弊害の方が心配になってくるのです。 上に書いた残留窒素による弊害は家庭菜園だと程度がいろいろで気が付いた時には深刻な状態になっている事も珍しくありません・・・。 我が家は農家だった先代が急死した事で私たちは今の家に引っ越してきました。大きな畑は売却され家周りの小さな畑だけが残り、当時私が唯一自由に使えた畑は長年小松菜を連作していた畑。生前に聞いた話や親戚の話から毎年堆肥として牛糞を漉き込み、肥料は化成肥料のみ。 そこに私が前の家から持ってきた花など植えたのですが、どれも葉ばかり茂って何年経っても蕾が付かず(ついても虫がついて途中で枯れる)茂った葉には大量のヂノミと呼ばれる虫が付きそばを通れば無数にピンピン跳ね回る始末・・・。 農業経験は無かった私は先代も取引していた農資材屋さんへ相談すると、牛糞を堆肥として使ってしまった事と化成肥料の残留窒素によるものと言われました。窒素を消費してくれる性質のある植物(トウモロコシやヒマワリなど)を植えては刈り取って他所に運ぶのを何年か繰り返すと肥料抜きが出来ると教わりましたが、思ったよりも残留量が多くて抜き切れず耕作放棄してしまいました。それから10年以上放置しているうちに自然に生えてきた牧草や野生のミツバなどが土を覆いたくさんの窒素を消費してくれた様で花が咲く様になりようやく無肥料で程良く育つ程度に減ってくれました。 有機栽培を目指すならぼかし肥は有効ですが作るのにはリスクも伴います。私は以前暮らしていた家の土がとても悪くて土壌改良を行いましたが、3年ほど改良した後、低肥料で栽培できる植物が多かったので地力を保つためにと堆肥の方を自作し、与えていた肥料は苗床にしていたビニールトンネルの下(育苗箱の下を水はけ目的で掘って空洞にしておいたら下にミミズが棲みつきたくさん溜まった)から偶然得られたミミズのフンくらい。今の家でもそれをほぼ継続し品種改良された植物がほとんど無いので(在来種や古い品種の野菜や、山菜や改良されていない野生種の花とハーブ)ほとんど肥料を使わず花や野菜を作っています。 EM菌(有用菌)入り堆肥化資材を使った自作コンポスト堆肥で基本の作り方より古土を多く混ぜた失敗の少ない「オリジナルのぼかした堆肥」で、肥料養分は少し含まれる程度で効き目は早くも強くもありませんがゆっくり無理なく効いて土中の生き物に影響がない分、普通の家庭菜園程の手間も必要ありません。雑草も種類によっては残した方が土内の有用微細生物も良く働くので都合の良くない物だけを抜いて他はわざと残しています。

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質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。 素人だとどうしても肥料をたくさん上げてしまいますね。ぼかし肥の作り方はもう少し研究してからにします。 いろいろと参考になるお話ありがとうございました。

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