プリンターのインク詰まりで印刷できない場合、交換が必要か？

質問

• 長期間使用していないプリンターで年賀状を作成しようとしたが、カスレが出て印刷できない問題に直面した。ヘッドクリーニングを試しても解消しない場合、カセットの交換が必要なのか疑問に思っている。
• プリンターを使わずに放置していると、インクが固まってしまい印刷できない問題が発生することがある。ヘッドクリーニングは効果がない場合があるため、新しいカセットへの交換が必要になることもある。
• EPSON社製品のプリンターに関して、長期間使用していない場合にインク詰まりが起きることがある。ヘッドクリーニングで問題が解消しない場合、カセットを新しく交換する必要がある可能性がある。

回答No.2

papis

必ずお使いの機種名は書いてください

質問のような状況の場合は、
・ノズルチェックパターンを印刷
・印刷されたノズルチェックパターンを目視判断
・ヘッドクリーニング
を、【機種ごとに定められた回数まで】繰り返しても、
ノズルチェックパターンに欠けているところが残る場合は、
一度電源ボタンで電源を切って、一晩ほどおいておいてください。
その間に、実施された操作によって供給されたインクにとって
「固まりが徐々にふやけてくる」時間を確保することがポイントです。

間を空けてから、ふたたびノズルチェックパターンから再開して繰り返します。
決して、クリーニングだけを連続で何度も続けてはいけません。
ふやけてないままクリーニングをしても、
効果的ではないだけでなく、そもそもインクが無駄になってしまいます。

さらに、短期間に集中してクリーニングを実施すると、
「廃インク吸収パッド」と呼ばれる、
クリーニングで排出されたインクを吸収揮発させる部品の容量を
著しく消費します。これが満タンになってしまうと、機種によっては
EPSONの修理センターに出さなくては復旧できなくなります。

くれぐれもクリーニングは正しく行ってください。
機種ごとの指定回数は取説に記載があります。

>このような場合はカセットを新しく交換しなければならないのでしょうか？

おおむねカートリッジを交換してから年単位で経過している場合は、
インクの溶剤が揮発して粘度が増しているケースがあります。
ノズルチェックとクリーニングを繰り返す中で、
徐々にチェックパターンの状態が改善傾向にあるならば、そのままでもよいですが、なかなか効果が出ないような場合は、一度フレッシュなインクにすることも効果的です。

ただし、これで効果があるのは
純正インクを継続して使ってきている場合のみです。

非純正を使った場合は、これまで述べたように、インクが固まるのではなくて、
インクの噴射経路に空気が入り込み、その気泡がインク噴射のための圧力を吸収してしまって、インクがそもそも出なくなってしまうことが原因です。
こうなってしまうと、噴射経路を丸ごと交換しない限り回復しません。

つまり、機種とインクの状態によって、
回復の可能性が変わってくる、ということになります。