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布の染色技術は何故、進歩しないのか?
世の中、様々な技術が進歩している中、 布の染色技術は全然進歩していないように思えます。 色柄物と白物の衣類を分けずに洗濯できるようになれば 水の節約にもなるし、 色柄物の色褪せを防げれば、もっと持ちが良くなり 長く使えるはず。 特に黒の布地の色褪せの早さは、ホントどうにかしてほしいです(^_^;) なぜ染色技術は進歩しないのでしょうか? 色落ちしない&色褪せしない染め方は研究されていないのでしょうか?
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元アパレルの技術者です。 ◎染色技術は進歩しないのでしょうか? 進歩していますよ!! もし、洗濯表示にちゃんとした表示がされていず、事故がおきるのであれば、不良品ですので、 メーカーもしくは、お近くの消費者センターのご相談ください。 移染・退色の問題なので、たぶん天然繊維だろうと思いますが。 基本的に、天然繊維の染色の定着度・退色は、『生き物』なので、化学繊維のようには行きません。 天然繊維での色染めは、3種類あります。 1.糸で染める。(生地にした時の色の深みが違います。 定着率は一番です。 糸の段階で染めて洗浄、生地に織り上げて、洗浄の2回の洗い手間になります。) 2.生地で染める。(一般的) 3.製品で染める。(特殊;形体が崩れることがあります。) 上位ほど、色の定着度はよく、移染は少ないです。 生地規格は法で決められています。 天然繊維については、その特性上、移染・退色についても、許容があり、その範疇で、商品つくりをします。 コストから言うと、上記の染の種類では、1・3・2の順番になります。 日頃、購入されている商品はどの商品でしょうか。 3の製品染めは、本当にカジュアルか、コーヒー染めとか、ハーブ染めとかの、特殊なものですので、 基本的には、2の生地染めだと思います。 1は、身近で言うと、ブランドのゴルフのポロシャツが該当します。時には、2万円前後します。 一般的な商品であれば、2の生地染めでの商品になりますが、 コスト優先で、許容範囲ぎりぎりでの商品ですと、時には、3の製品染めより、定着の悪いものも出てきます。 今後、商品をお選びになるとき、 生地の染が、どのようにされているのかを、商品単価とあわせて、ご検討の上、お買い物をされるようにして下さい。
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- rokkaa
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黒の布地の色褪せに関しては、洗剤に原因のひとつがあると思います。普通の洗剤には、蛍光増白剤なるものが含まれているからです。 蛍光増白剤は一種の染料のようです。じつは、白を保つ方が難しいみたいですね。それが含まれない洗剤があります。おしゃれ着洗いに○○とキャッチフレーズのある洗剤とかには、繊維の材質に対して縮みを防ぐ等の目的と、蛍光増白剤が入っていないので、色柄もののふうあいを保つという目的がありますね。 白さがきれいになったという基準が、どこかにあるからという面もあるのでしょうね~
- norikunny
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うちは普通の洗濯機でここ20年白物と色柄物と一緒に洗ってますけど、色落ちして白物が染まったって事は記憶にないですけど、kinachoさんとこではそんなに色移りしますか?
補足
ご投稿ありがとうございます。 >一緒に洗ってますけど、色落ちして白物が染まったって事は記憶にない・・・ そうなんですか?! 洗濯物の色分けは、母がそうしていたので、 そうするのが普通だと思っておりました。 白地に紺のラインが入ったシャツを単独で手洗いした時、 白地部分に紺色が色移りしたこともありますし、 白いタンクトップの上に赤いエプロンをして汗をかいたら ちゃっかり色移りしてたこともあります・・・。