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飛行機のハッチを開けても座席のボルトが抜けないのはなぜ?
- 飛行機のハッチを開けても座席のボルトが抜けて人間が外に放り出されないのは、飛行中の航空機は失速速度以下の速度にならないように制御されているためです。
- 民間の旅客航空機は失速すると制御ができなくなり、墜落の危険性が高まります。そのため、機体は設計されていて、失速速度以下の速度になることがありません。
- したがって、飛行機のハッチを開けても座席のボルトが抜けることはなく、人間が飛び出してしまうこともありません。飛行機のハッチが開けられないようにするのは、安全上の理由からであり、航空会社の脅しではなく、事故防止のための対策です。
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>マックススピードの時速980kmで飛行中にハッチを開けても人が耐えきれずに飛んでいってしまうって嘘だと思う。 アロハ航空243便事故 https://ja.wikipedia.org/wiki/アロハ航空243便事故 「...乗客は全員着席していてシートベルトの着用サインもついており、機体から放り出されることはなかったが、破片を浴びるとともに猛烈な風圧にさらされた。客席の5列目で立っていたチーフパーサーは機体の穴から吸い出され行方不明になった。 急減圧でもベルトしていれば吸い出される事はまずなさそうですね。 でも、床が抜けると話は別です。 ユナイテッド航空811便貨物ドア脱落事故 https://ja.wikipedia.org/wiki/ユナイテッド航空811便貨物ドア脱落事故 「...さらにドア周囲の壁に大きな穴が空いて急減圧が発生し、乗客9人とその他固定されていないものが機外へ吸い出された。...」 次の事故では、他の人の協力で吸い出されずに済みました。 フライト中に飛行機のエンジンが爆発か、窓が破損して吸い出されそうになった乗客が死亡 https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/17/southwest-20180418_a_23413836/ 「...乗客の証言によると、女性客ジェニファー・リオダンさんの上半身が破れた窓に吸い出され、乗客たちが彼女の身体をつかまえていたという。...」 コックピットの窓が吹き飛び、機長の半身は機体の外に...でも、全員生還! https://www.gizmodo.jp/2011/04/flight_pilot.html
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- nijjin
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>マックススピードの時速980kmで飛行中にハッチを開けても人が耐えきれずに飛んでいってしまうって嘘だと思う。 ハッチではないが機体に穴が開き乗務員が吸い出されて行方不明になった事故や 破損したエンジンの部品で窓が壊れ乗客が吸い出され 上半身が外に出るもほかの乗客のお陰でそれ以上外に出ず引き戻されるも死亡していたそうです。 また、外気圧との圧力に負け圧力隔壁が壊れ墜落した事故も日本でありましたね。 で、軍がパラシュート降下をする場合はいきなりハッチを開けて急減圧するなら飛び出す・・・なんてことはしません。 減圧させてからです。 また、気温はマイナス何十度の世界、酸素はとても薄いので防寒具に身を包み酸素マスクも装備しています。 飛行機が墜落中にそんな装備をする余裕はありませんよね? また、完全に真っ逆さまやそれに近い状態で墜落すると無重量状態になり体が浮いて何もできなくなりますからパラシュートを背負ったりなんてことは不可能です。 戦闘機のように火薬などで座席ごと射出するにしてもそのための装置で重量は増えるので乗員数が減る 事故が起きてから射出される戦闘機のパイロットと同じように酸素マスクや防護服を装着していると間に合わなくなるといった問題もあります。 あと、こんなのもありました。 第12回 飛行機からパラシュートを使って脱出できる? http://kinonoki.com/book/kagaku-mainichi-tanoshiku/%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%92%E5%9B%9E%E3%80%80%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E6%A9%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%84%B1%E5%87%BA.html なぜ飛行機での非常時にパラシュートで脱出しないのか https://tozanabo.com/archives/jet_airplane_parachute.html
- ts0472
- ベストアンサー率40% (4503/11111)
重複回答になりますが 登山に袋菓子を持って行くと膨張するのと同じ http://www.tsm.toyama.toyama.jp/file_upload/100891/_main/100891_02.pdf 金属できていると言っても穴が開けば中の物が飛び出してしまいます エアゾールスプレーと同じ 状況によっては機体が破裂するかも? 旅客機だけの仕組みでもあると思います 旅客機の失速速度は機体形状や重量で異なり 離陸に200km以上が境目じゃないかと思います https://www.ana.co.jp/ja/jp/travel/topics/pilot/061101/popup_kl04.html 可能であれば 御巣鷹山の事故の教訓もありパラシュートが搭載され脱出口が作られていたでしょう 機体と一緒に落ちるより生存確率が上がる 車でも高速道路でやっちゃいけない事ですが 窓を開けて手を出すと支えているのも大変な風圧 980kmで飛んでいる時に外に出たら風圧で身体が壊れるでしょうし 人が広範囲に散らばり集結するのに時間が掛かってしまいます 全員降下するのに30秒掛かったとしても最初の人と最後の人で8kmほど離れた場所に降りる
- roadhead
- ベストアンサー率22% (852/3790)
時速何kmで飛行していると言う事と機内から機外に吸い出される事とは全く関係ありません。 機内と機外の気圧差がどれくらいあるかと言うことがカギになります。 パラシュート降下するときには機内と機外の気圧差はありません。 何故なら気圧を保つ事をしていない状態又は気圧差を無くしてから扉を開けてパラシュート降下を行います。 ですから飛行機の速度を落とすことは機外に放り出される事と全く関係ありませんから限界まで速度を落とすことに意味はありません。 飛行中に扉を開けないと言う注意は高い高度を飛行中の旅客機の扉を万が一開けてしまうと扉は気圧差により機外に一気に開き破壊され外れて扉を開けた人は扉と一緒に機外に飛ばされてしまいます。 ですから飛んでいる旅客機の扉は開けてはいけません。 映画等では行われていませんが実際に高い高度を飛行中の飛行機に穴が開いたり扉が開いてしまうと機内の気圧が急激に減圧しますから暴風が吹くよりも先に機内に霧が立ち込め目の前が真っ白になり見えなくなります。 そう言う事が現実には起きるのですがそれを表現してしまうと映画にはなりませんよね。 映画やドラマ等で起きる事の表現には嘘や誇張、完全なイメージだけの現実には起きない事や実際とはかなりかけ離れた表現がとても多い事を知っておいてください。 シートベルトをしている人が座席ごとボルトが外れて吸い出される程の事はありません。
- t_ohta
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エンジンより前のハッチを開けたらエンジンに吸い込まれて行きますし、側面のハッチから外へ飛び出したらジェット旅客機の場合は気流等で機体に衝突して大怪我します。 スカイダイビングで使うようなプロペラ機は速度が低し、高度も低いので外へ出られます。 軍隊などのパラシュート降下に使う機体は旅客航空機より低速で飛べるよう設計されていますし、出口は機体後方下部に有って飛び出した後に機体に衝突しないように考えられています。 ジェット旅客機の離陸速度は240~300km/hですから、それより速度が落ちれば浮力が足りず確実に墜落します。 離着陸時以外は安全のため500km/h以上を維持して飛行しています。 他の方も書かれていますが、飛行速度の問題より気圧差が問題で、旅客機に乗る乗客は訓練を受けている訳ではないので高高度の低い気圧に耐えられないので機内は与圧しているので、ハッチを開けると一気に空気が外へ流れ出るため機内の固定されていないモノは吸い出されて行ってしまいます。
- tenteko20
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高度が上がれば気圧が下がります。 気圧差が大きければハッチを開けたり穴が開けば吸い出されるように機内の空気が外に放出されますので外に飛んで行ってしまう事はあります。 速度ではなく高度が問題です。 スカイダイビング等でマスクなど使用せずに飛行中にハッチを開けてダイビング出来るのは4~5千メートルまでだと思います。
- kon555
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>>時速980kmで飛行中にハッチを開けても ボルトが抜ける事はないでしょう。ただ席から立っていたり、シートベルトをしていない乗客やCAさんが吸い出されるのは確実ですね。 これは旅客機の場合、客室内は与圧されているため、上空では周辺との気圧差が生まれるためです。キャビン全体の空気が一箇所から抜けようとするので、まあ壮絶な風速になるでしょう。 あと、こんな事になったらほぼ確実に墜落します。機体強度的にも、耐えられる設計になっているかはちょっと疑問ですね。分解するかも。 空軍の降下部隊などが成立するのは、上空でも気密せず、気圧を上空と等圧にしているからです。そのためハッチを開けようがどうしようが、空気抵抗以外の変化はそんなに生まれません。
お礼
皆さんありがとう