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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:内面研削の仕上げ方について)
内面研削の仕上げ方について
このQ&Aのポイント
- 豊工の円筒研削盤を新規導入し、内面研削装置を使っているが、穴の手前と奥で直径に差がある問題に困っている。
- 材質SKS3、硬度HRC55で、穴径Φ12、深さ20ミリの加工内容。手前が大きく、奥が小さい傾向があるが原因が分からない。
- CBNの軸付き砥石を使用しているが、試行錯誤しても問題が解決せず、内面研削に関して初心者で教えて欲しい。
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一般論で言いますと、内面研削では、加工負荷の少ない口元の径が大きく、 また、砥石が当たっている時間が長くなります。 (口元の縁だけ考えたら、10mmの砥石でしたらその長さ分は常に当たります) 奥に行くに従って加工負荷が大きくなり、径は小さくなると思います。 (口元と逆で、砥石の当たりは少なく、また、砥石の先端は減ってきます) 特に止まり穴では傾向は顕著だと思います。 →仕上げ砥石の摩耗具合を測定するのも良いかもしれません。 それは、研削に使う砥石の長さによっても変わってくると思いますし、 加工条件(特に一度に削る量)や冷却の仕方でも変わるでしょう。 荒取り、中仕上げ、仕上げと行くのであれば、特に中仕上げでは、 テーパーを解消しておく必要があると思います。 加工物の使い勝手が分かりませんが、問題ない場合には、奥の数ミリの 所に逃げを作っておきます。 砥石の長さも短めのものを使い、内面の全域に対して均等に砥石が 当たるように工夫します。 尚、逃がしの形状は、問題なければ予め旋盤で加工しておくか、 あまり段差を付けたくなければ、内面研削時に粗加工で逃がしを 入れます。 検討してみて下さい。
お礼
詳しくありがとうございます!砥石全体を使うことをやってみたらだいぶ良くなりました。 後は色々な加工条件を探りながらやってみたいと思います! 本当にありがとうございました!