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モノを買う時のおつりという言葉の語源は何ですか
ほかの言葉で表現しにくいのでかえって気になります。価格との差をおつりという言い方はどのようなものなのでしょうか。
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物々交換の頃に、 等価交換ではなく、 一方の価値が大きい時など、 後から超過分に相当するものを渡す慣習があり、 互いの損得を釣り合わせると言う意味で、 「釣り」と言っていましたが これが貨幣経済になった際に、 交換するものが品物とお金になり、 お金で釣合いを取るので「釣銭」と言うようになりました。
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- msMike
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お礼
今後使わせていただきます。
- marukajiri
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時代をさかのぼって考えると、大昔の人々は、何かを手に入れる際には、自分の持っている物と、誰かが持っている物を、お互いが納得できるところのどんぶり勘定で、物々交換をしていました。相手の物と自分の物を、お互いが頭の中で天秤にかけて、釣り合いがとれそうなところで手を打って、交換していたのです。 しかし、それでは色々と不都合なことがあったりしたので、物の価値や対価に貨幣を仲介するという仕組みができたのです。 物には値段がつけられ、店などで売られるようになりました。欲しい物があれば、人々は貨幣を支払って、欲しい物を手に入れることができるようになったのです。 店で売られている品物には、値段がつけられています。一方、貨幣は、それに対応できるように大きい単位のものから小さい単位のものまで用意されています。 店に来た客が、ちょうどの代金を支払ってくれればいいのですが、中には大きい単位の貨幣を出す客もいます。その時には、計算して、貨幣で差額を渡してお互いの釣り合いをとるようになりました。「釣り合いの銭」なので「釣り銭」。これに丁寧な言い方の「お」をつけて「お釣り銭」。ここから「銭」を省略したものが「お釣り」なのです。 余談ですが、大きいものを出すと、お釣りが返って来るのが普通なので、イキな人は「釣りはいらないよ」と言って出したりすることもあります。しかし、イキんで、くみ取り式の和式便所で出すと、お釣りが返って来る時がありますのでご注意を。(笑)
お礼
語源もそこまでさかのぼると物自体への興味がわいてきますね。副産物のことをおつりというのも関係ありますね。英語でもundeserved giftという言い方があると習いました。どこか関係あるのかなと思いました。トイレのおまけは幼時体験あります。
No.1追加 ほかの言葉で表現しにくい 「おつり」は接客用語ではほとんど使われません 「〇〇円のおつりです」 でなく 「〇〇円のお返しです」 がほとんどでしょう。
お礼
おっしゃる通りですね。お店の人はお返しですと言いますね。
「おつり」は「お釣り銭」の略。 その意味は「釣り合い」。 二つの物の平衡がとれているという意味の「釣り合う」
お礼
釣り合いのことだったのですね。なるほどよくわかりました。
お礼
そこまでさかのぼるおはなしだったのですね。大変ためになりました。