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ひょうたんの害虫対策は?
- ひょうたんの害虫対策に悩んでいる家庭菜園初心者です。虫によって実が食べられてしまうことが多く、農薬の効果もなかなか出ません。他の方はどのような対策をしているのか教えてほしいです。
- ひょうたんの害虫対策について質問です。農薬の使用方法や他の対策方法、育てるコツなどを教えてください。
- 実が食べられるという問題でひょうたんの害虫対策に悩んでいます。農薬を使っても効果がなく、虫を見つけても対処し切れない状況です。経験のある方に対策方法を教えてほしいです。
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初心者のようですから最初に申しておきますが、貴女は「千成瓢箪に するつもりです」と書かれてますよね。瓢箪は大きく分けて千成瓢箪 と長瓢箪に分けられます。見た目は分かりにくいのですが、それぞれ 瓢箪によって苗が異なります。つまり長瓢箪の苗では千成瓢箪は出来 ないと言う事です。ですから、苗を購入される時は必ず品種を確認し てから購入するようにして下さい。 当家では以前は父親が瓢箪栽培に熱心になり、長い間栽培に携わって いて、自分も毎日ではありませんが手伝わされていました。 ちなみに父親は瓢箪の会の会員でした。 2年前に経験があるようですが、まず栽培の流れを簡単に書いて置き ます。何かの参考になるかも知れませんから。 3月中旬に畑作り。苗の定植2週間以上前に有機質を多めに入れる。 4月上旬に種蒔き。 4月中旬から5月上旬に定植。 5月中旬に追肥。1回目は定植してから2週間後に、化成肥料(10 -10-10)を1株当り20g位。根元から20~30cm離れた所 に浅く埋め込んでやる。2回目は親ツルが棚に上がった頃に行い、根 元から50~60cm離れた所に1株当り20gを浅く埋め込む。 施肥はこの2回だけです。 5月下旬に棚作り。大体10m程度ツルが伸びますし、結実した時は 実が垂れ下がりますので、その事を考えて高さは2m以上、竹と竹の 重なり部分の広さは30cm程度になるようにしましょう。 6月上旬に摘心。 6月中旬に人工授粉。 7月中旬から下旬に摘果。多くを栽培すると収穫時の大きさが小さい ので、不要な物はこの時期に摘み取ってしまう。摘み取った物は漬物 で食べられる。意外と美味しい。 9月一杯が収穫時期。9月中旬から種子と果肉抜き作業と乾燥。これ を処理するスペースが必要。腐敗時に相当に強い異臭がします。近所 が密集している場所では処理は無理かも知れません。とにかく果肉を 腐らせるために水に浸けている時の臭いは、それは一言では言えない くらいに臭いです。これは出来るのですか。 瓢箪に発生する主な病害虫 アブラムシ=新芽に付き、発生すると芽の伸びが悪くなる。苗の定植 後は予防のためにオルトラン粒剤等を根元に散布する。2週間おきに 2回程度散布すると良い。葉等に発生時はマラソン乳剤、スミチオン 乳剤等を規定希釈で薄めて葉の裏表に噴霧器で1週間おきに2~3回 噴霧する。 ヨトウムシ=深夜に地中からはい出て、葉や茎等を食害する。深夜に 懐中電灯で照らして捕獲するのが最も効果的だが、深夜に捕獲しに行 くのは大変だから、オルトランDX粒剤、オルトラン粒剤、ダイアジ ノン粒剤3等を地表に散布する。 ウリキンウワバ=年に3~4回程度6~10月に発生します。9月頃 が最も多いとされています。幼虫は黄緑色から淡緑色で、体の表面に 無数の突起物があります。葉の裏側で網目状に食害します。この食害 状況ならウリキンウワバの幼虫で間違いありません。その事を思い出 して下さい。CYAP剤、MEP剤等で駆除をします。 うどん粉病=高温多湿時に発生しやすい。葉の表面に白い粉状の物が 現れたら、うどん粉病と考えて間違いない。太陽光に照らされると光 って見える場合もある。発生したら完治は難しいので、予防策として 梅雨入り前までにダニコール1000やベンレート水和剤、モレスタ ン水和剤等と規定希釈倍率で薄めて葉の裏表に噴霧する。 炭そ病=栽培環境が悪かったり、多肥栽培をすると発生しやすい。 うどん粉病で使用した薬剤(殺菌剤)で駆除をする。 1)農薬は最終手段と考えましょう。農薬は毒で使用方法を間違うと 人体にも瓢箪にも影響します。それぞれの容器の側面や、袋の裏側に 必ず希釈倍率表や使用量が書かれています。これを良く読んで使用し ましょう。害虫を駆除するのが殺虫剤、病原体(菌)を駆除するのが 殺菌剤です。これらを総して農薬や薬剤と呼ばれています。 害虫に殺菌剤を噴霧しても死にません。逆に病原菌に殺虫剤を噴霧し ても死にません。濃いくすると良く効くと言うのは間違いで、決めら れた希釈率で薄めないと植物は枯れてしまいます。 噴霧は必ず屋外で、風の無い朝方に行い、マスクとゴム手袋だけは必 ず使用しましょう。雨降りの日は噴霧しても意味がありません。 それぞれに適応する薬剤は上記に書いた通りです。 2)炭そ病でも書きましたが、環境を悪くすると必ず病害虫の餌食に なります。瓢箪が最適に過ごせる環境から考えましょう。1でも書き ましたが、農薬は最終手段と考えましょう。農薬は万能薬ではありま せん。環境を改善しないと農薬を色々使用しても収穫さえ出来なくな ります。 3)コツと言えるかどうか分かりませんが、苗の定植前の床造りの際 に、出来るだけ水はけが良くなるように改善して下さい。 定植してからは朝夕に大量の水を与える事になります。水はけが悪い と根腐れを起こして枯れますので、水はけが良くなるように土壌改良 はして下さい。 当然ですが地植えですよね。もしかして鉢植え。それは無理です。 地植えでなければ上手く育ちません。 とにかく水遣りで大変でした。父親は夕方に帰宅してから夕食も摂ら ずに水遣りをしていました。ヘチマと同様に水を多く要求する植物で すから、夏場の水遣りは一言では言えないくらい大変でした。 栽培期間中は旅行は出来ません。日曜も祭日もありません。全て瓢箪 の管理で自分の事は何も出来ない状態でした。だから栽培する方の多 くが年配者が多いんですね。 何処に住んでいるのか分かりませんが、全国には必ず瓢箪の会と言う 趣味団体があります。PCで検索するとヒットするはずですので、コ コに問い合わせるのも方法ですし、出来れば会員になった方が都合が 良くなります。
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- bannzaiusagi
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ヒョウタンは栽培した事は有りませんが、害虫対策で私が体験した方法が効いてくれるかもしれません。 それはニーム(インドセンダン)と言う資材を使い防除及び駆虫する方法です。 ニームのエキス成分は昆虫がこの成分を含んだ葉を食べたり植物の液を吸うと拒食症状に陥ったり、うまく成長できなくなって死滅するという作用があります。この効き目は昆虫にだけで、他の生き物には無害です。 このニームの「ニームケーキ」と呼ばれている堆肥の作用もある資材を植物の周りに防ぎたい昆虫の発生時期より少し前から適宜敷いて置くと成分が雨で地中に染み込んでいきます。そして植物の根がこの成分を吸い植物全体に行き渡ります。 ニームの成分が十分に染み込んでいる植物に虫が来て食べたり液を吸うと使う量が適切であれば初期の内から聞いて数か月効き目があるので、特定の害虫の種類に使うなら1回使うだけで防げると思います。 実はニームにはエキスを濃縮した原液の「ニームオイル」と言う製品もあり効き目は同じ名のですが、こちらの方は農薬と同じ様に水で適宜薄め散布しなければなりません。しかも天然成分なので農薬ほど早い効き目がなく雨で流されやすいので使うとなると数日ごとの散布(雨の翌日は必ず散布)を害虫が発生しなくなるまで続けなければなりません。また植物全体に葉一枚づつの裏にまでたっぷりと散布する必要があるので沢山の植物に使ったり大型の植物に使うには手間がかかりすぎる上にニームオイルは結構割高で場合によってはお金がかかりすぎます。 私の場合はこのニームオイルを使いましたが、特定の種類の中型宿根草が数株の蕾に害虫が付く時期にだけ、ハンディ噴霧器を使っての散布でしたからそれほど時間もかからず2週間くらい3日に一度散布する頻度でしたが、ヒョウタンの場合だとニームオイルを使うには大変だと感じます・・・。 最近はホームセンターにも培養土にニームケーキがすでに混ぜられた土が売っていたりしますがプロ用の大袋は農協などの資材売り場でも扱っていて農協によっては農家でない人にも小売りして下さいますし、そんなに大量に要らない場合はネットショップで使い切れるくらいの量に小分けしたものが売られています。 ニームケーキだと苗を育てるうちから混ぜられている土を使ったり、栽培途中から株元に施せば他は手間がありません。 使える植物も使う時期も選びませんし昆虫の種類も選ばず、一齢幼虫から成虫にまで使える上に人畜無害です。 もし購入先が見つかり必要な量が予算に見合うお値段でしたら試してみてはいかがでしょうか。
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
ヒョウタンは植えた経験はありませんが,おなじウリ科のカラスウリは冗談半分で栽培したことがあります。お書きのように,害虫(たぶんクロウリハムシ)がわんさと集まり,葉をひどく食害しました。近くのキュウリ畑などから飛来したのではないかと思います。 私は「おやまあ」とあきれて放置しましたが,キュウリ用などの農薬を使わないのであれば,防虫ネットでおおうなどしかないかもしれません。
お礼
返事が遅れてすみません。 詳しく書いていただきありがとうございます。 CYAP剤、MEP剤は買っておきます。