材質SCM440の部品の熱処理方法について

このQ&Aのポイント
  • 材質SCM440の部品の熱処理方法について質問があります。図面を確認して気になった箇所があり、どのような処理方法が必要なのかを知りたいです。
  • 材質SCM440の部品の熱処理方法について質問です。製品の特定の箇所の硬度指定があり、全体と先端の硬度条件をどのように満たせば良いのかを教えてください。
  • 材質SCM440の部品の熱処理方法について質問です。製品の硬度条件を満たすためには、全体の処理と先端の処理の方法をどのように組み合わせるのが適切なのか教えてください。
回答を見る
  • ベストアンサー

熱処理の方法について

図面を確認して気になったことがあり、質問します。 材質SCM440の部品です。 図示で「焼き入れ」と記載があります。 硬度が指定されており、製品の2/3はHRC40~45で先端の1/3はHRC58~62という指示が入っております。 上記条件を満たすにはどのような処理方法があるのでしょうか? 全体をHRC40~45で処理(何処理?)したあとに、先端のみ高周波焼き入れ?かなと思っているのですが。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kon555
  • ベストアンサー率52% (1744/3342)
回答No.4

>>補足ですが、冶具は引き込みチャックのコレット コレットチャックですか・・・それはまた難儀な。熱処理というか、コレットそのものについてノウハウ持ってる所を探して外作がいい気がします。 特に硬度だけでなく弾性その他も絡んでくるので、図面の通り作りました! だけでは使い物にならない可能性も高いんですよ、あれ。というか、使い物になりませんでした。 硬度のみに限定した場合、原理的には、脱炭と浸炭とで炭素量を上手くコントロールできるなら可能ではあるような? あるいは焼き入れた後で硬化層を研削して、ちょうどいい硬度まで落とせばいける? などは思いつきますが、いずれもアイデアレベル以上のものではないですね。

yamatanasuke
質問者

お礼

kon555さん丁寧な対応ありがとうございました。 過去の経験も交えてのアドバイス参考にさせていただきます。 過去に内着用の小さいコレットを製作したことがある製造屋にも相談してみたいと思います。 ↑これはズブ焼きだったので、勝手が違うと思いますが・・・

その他の回答 (3)

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.3

焼入れ焼戻しでHRC40~45にしたあと、高周波焼入れでしょうね。

yamatanasuke
質問者

お礼

mpascalさん回答ありがとうございます。 この処理が発注している製作屋さんで可能か確認をしてみます。 助かりました。

  • kon555
  • ベストアンサー率52% (1744/3342)
回答No.2

焼入れ方法の指定はなく硬度指定のみなのですか? その場合、まずは設計側に「全体が均一の硬度ではダメか」など、前提を変更できないか確認すべきだと思います。 ワークの形状等にもよりますが、焼き入れ硬度を不均一に、しかもそうした硬度指定範囲でコントロールするというのはかなり特殊な熱処理が必要になります。 「絶対に不可能」と断言まではしませんが・・・原理的に出来るのかなぁ? 頭の体操にはよさそうですし興味深い課題ですが、実務的には、そもそも不均一にする必要はあるのか? 他に前提条件(芯まで焼きが入ってる必要があるかどうか、など)はないのか? SCM440じゃないとダメなのか? などをしっかり詰めておくべきです。 それでも「どうしても」「コストは問わない」と言われたら、ココではなく専門の熱処理屋さんにゴーです。 専用設備と大量の試作品が必要になると思いますけど。 必死に頭を捻ってから「え、そんなに難しいの?」とか「別に全体HRC58~62でよかったのに」などと設計から言われたり、それどころか「なんでこんなにコストがかかるんだ!」と言われるのも馬鹿馬鹿しいですからね。 (そしてよく言われるんだこれが)

yamatanasuke
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

yamatanasuke
質問者

補足

回答ありがとうございます。 補足ですが、冶具は引き込みチャックのコレットで、先端は摺動部で、硬度を上げてあるのだと思います。 図面が古く、設計者も不明なため、質問させていただきました。 以前、コレットの設計は難しいと聞いたことがあります。。。

  • hahaha8635
  • ベストアンサー率22% (800/3609)
回答No.1

どうやって入れますかって設計に聞いたら? 形状がわからんがいろいろ不具合が出ると思う

yamatanasuke
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

yamatanasuke
質問者

補足

回答ありがとうございます。 補足ですが、冶具は引き込みチャックのコレットで、先端は摺動部で、硬度を上げてあるのだと思います。 図面が古く、設計者も不明なため、質問させていただきました。 以前、コレットの設計は難しいと聞いたことがあります。。。

関連するQ&A

  • SCM420材への熱処理

    SCM420材と熱処理に関して教えてください。 1.現在、顧客から依頼されている試作品があるのですが、図面に調質処理が指示されています。 SCM420に対しては普通調質をしないと聞いたことがありますが、浸炭材と呼ばれている材料はなぜ調質処理をしないのでしょうか? 2.他の図面では同材質で調質処理の指示はないのですが、浸炭焼き入れ後の内部硬度がHRC3348と指示されています。 熱処理メーカーに話を聞くと浸炭処理で内部硬度をそのような高い値で管理するのは不可能といわれていますが、本当に不可能なのでしょうか? 顧客に対して図面の変更をお願いしているのですが、私自身がなぜ浸炭材に調質処理しないのか、なぜ内部硬度が高すぎるのかを理解していないため顧客に理解してもらうことが出来ません。 この2点に関してお教え願えませんでしょうか。 お願いします。

  • SCM415熱処理

    はじめまして。当方機械加工屋です。 恥ずかしながら熱処理に関しては全くの無知です。 加工図面に 高周波焼入れ HRC40 深さ1.01.5 の指定があり、焼入れ業者さんに見積もり依頼しました。しかし、SCM415ではこの条件は無理と言われました。 1.SCM415は高周波焼入れは無理。浸炭ならOKだが深さを満足できないかも。 2.SCM440なら高周波OKだがHRC55になる。 具体的に上記の様な回答でした。 この条件はどこの業者さんでも無理なのでしょうか?

  • 焼き太りって何ですか?

    φ10のSCM435シャフトにスプラインを切って、高周波焼入れした試作をしました。 硬度の指示はHrc5055です。 スプラインの寸法が図面より大きかったので、熱処理屋に問い合わせたのですが、それは「焼き太り」だから仕方がないように言われました。 焼き太りとは何でしょうか? また、太るのであれば、それを事前に見越せないのでしょうか? どなたか教えてください。お願いします。

  • 高周波熱処理後の旋削加工について

    旋盤にて高周波焼入後の機械加工を行いたいのですが、 図面指示の表面硬度がHs73以上と非常に硬いです。 この硬度のものを旋削できる刃物を探しているのですが 何か良いものはないでしょうか? 加工条件等は下記のとおりです。 ---------------------------------------------------- 素材:SCM440H (QT済 硬度Hs36~43) 素材外径:φ902.5mm 上記素材を高周波焼入にて表面硬度Hs73以上 深さ18mmの位置でHs54以上に処理後 下記外径寸法に精仕上げ φ900 ---------------------------------------------------- メーカ名、品名等教えていただけると助かります。。。 よろしくお願いいたします。

  • SCM440の熱処理について

    SCM440の熱処理についてご教授願います。 SCM440に限らず一般論でも結構です。 調質したSCM440φ36にM24P3のネジ加工した後のネジ部の硬度はどの位になるのでしょうか。 硬度はHRC30で指示しているのですが、熱処理業者から調質深さは5mm程度しかできなくM24のネジまでは調質されないと言われました。 ただ、ネット等で検索をするとSCM440は深さ100mm位まで調質されるという情報もあります。 また、便覧で確認すると焼戻し温度が530°~630°で硬度HBW285~352の記載があります。この硬度の差は焼戻し温度によるものなのか、他の理由なのかが判断できません。 よろしくお願いします。

  • ネジの材質 熱処理

    NC旋盤(オークマ)の外形バイトを固定する六角ボルトM10(ボルトのヘッド側でバイトを押さえ込んで固定する)を作成しようと思うのですが、材質SCM435の調質でHRC20~25と焼入焼戻しでHRC40~45のどちらかを考えています。  絞め緩めの際、ねじのヘッド部がナメルことがよくあることから、焼入れ焼き戻しで、硬い目のネジを作成しようと考えていますしたが、上司より機械の衝突の際の衝撃吸収のため硬すぎるのも良くないといわれたのですが、衝撃の吸収にネジの硬度は関係あるのでしょうか…?  材質、熱処理等で最適なものがあれば教えてください、よろしくお願いします。

  • SCM材について

    機械加工後に、表面硬度を上げる場合は、高周波焼き入れをするだけでよいですか?調質材でなければ、高周波焼き入れ前に調質が必要ならしいですが、SCM材については、流通する材料はすべて調質材と聞きますので。 仮に高周波焼き入れ後に焼きもどしをしたら、せっかく高周波で硬度を上げたのに意味がないですよね? あと、SCM調質材に、加工後に焼き入れ焼き戻しをすることに何か意味はありますか?意味があるとしたら、調質と焼き入れ焼き戻しの熱処理条件が異なるのですか?。焼き入れ焼き戻しでHRC50に硬度を上げることができると聞いたことがあります。 頭がこんがらがっているので、どなかた教えてください!

  • 熱処理について

    ロストワックスに熱処理を行っています。 熱処理条件は、硬度:HV650~750、有効硬化層深さ:1mm 材料:SCM440相当品を使用しています。 樹脂埋めを行い硬度測定をすればHV測定ではHV650、HRC測定ではHRC56と出ます。 このHVとHRCで測定差は何処から発生するのでしょうか? 回答お願いします。

  • 熱処理の教科書的知識と実際

     同じ機械設計でも業種が違えば今までの経験の半分も役に立たないことが、転職してはじめて分かりました。  今の業種に合った熱処理について勉強しているのですが、教科書的な知識と実際の現場(社内の加工組立部門や熱処理業者)の間に少しずれがあるような気がします。  例えば、S45CやSCM440は焼き入れでHRC60近くまで硬くできると現場サイドでは言いますが、(条件 寸法Φ300 -L200 重さ240Kgf 高周波焼入れ、焼戻しなし )私の教科書的知識ではHRC52位までと思っています。また、焼入れと焼戻しは一連の作業と考えていたのですが、現場サイドでは高周波焼入した場合、焼戻しはしないことが一般的といいます。  この2点についてどちらが正しのか教えてください。また、このよう場合、図面上に記入するのはどちらにしますか?(設計者として、はずかしいのですが教科書的知識のウラズケ(データ)を持っていなく自身がありません。)

  • SCM415の浸炭焼入れと防炭箇所の硬度について

    SCM415を浸炭焼入れし、シャフト貫通部の機械加工部を防炭処理をする部品がありますが、この防炭個所の硬度は、素材硬度(HRC20程度?)よりも低くなるのでしょうか?