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利益相反 競業避止 どちらが悪い

利益相反 競業避止 どちらが悪いですか。 意味としては、前者は、身内の会社から割高なのに仕入れるとか、 後者は、同業種で別会社とかをつくって競合となるとか、だと思いますが。 利益相反の直接取引は無過失責任、という説明からすると、利益相反のほうがわいことになっている感じもしますが、内容的には競業のほうが悪いように思うのですが

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 概念が対立している場合は、どちらが悪いとか良いとか言えますが、対立していない場合はそういう評価はできません。  嫁さんに「あなた、私と仕事のどっちが大切?」とか聞かれても、困るのです。「私」さんが大切で、給料をたくさん持ってきたいから、残業を厭わず仕事に励む場合、どう返事をすべきでしょうか?  残業を拒否して社長から睨まれ、終生窓際・リストラ要員確定になれば、嫁さんにたくさんの給料をもって来て嫁さんを喜ばすこともできなくなります。  利益相反行為と競業避止義務も、対立概念ではありません。  利益相反 競業避止 どちらが悪いということではなく、「競業は、一般的に利益相反行為を頻繁に産むから、競業避止義務を課しておきましょう」という、いわば原因と結果です。  純粋に原因と結果ではない(別物な)ので、競業避止義務には反していないが利益相反行為になる、という場合もあれば、競業避止義務違反であるが、利益相反行為ではない場合もあります。  例えば、アマチュアボクシングの全国大会の会長の一族が、ボクシング協会公認のグローブ(パンチンググローブ?)を独占販売して、しかも市販品(まったく同一製品)の2倍以上の価格でアマチュアボクサーやボクシングジムに販売している、としたら、どうでしょう。  アマチュアボクシング協会は、グローブの販売はしていないのですから、会長の一族が高額な「協会公認グローブ」を独占販売していても、競業避止義務には違反していませんよね。  でも、アマチュアボクシングの振興などの「協会」の存立意義からすると、協会はグローブを安くして、たくさんの人がボクシングできるようにするべき立場です。  プロボクシングなら、プロ相撲と同じカネ儲けの興行ですから、一つ横に置くとしても、アマチュアの協会はカネ儲けではないですよね。ボクシングの振興でしょ?  なので、会長の親族会社に独占販売権を与え、しかも協会公認のシールを貼っただけで倍額で売る、というのは、明らかに協会の存立意義、協会の利益に反していることになります。  つまり、上記の事態は、競業避止義務には反していませんが、協会の利益とは相反しているのですが、内容的には「より悪い」競業避止義務には反しておらず、より軽い方の利益相反行為に該当するだけだから問題ない、と言えるのでしょうか。  競業避止義務違反はしていないけど、利益相反だから、悪い! という場合もあるのです。  そういうことになるのは、利益相反行為と競業避止義務は、どっちがというのではなく、別なものだからです。利益相反行為だから悪い場合もあるし、競業避止義務違反だから悪い場合もある。  女房を愛しているから、約束をすっぽかして残業し、女房から叱られる場合もあるし、残業をやったおかげで出世し、女房から喜ばれる場合もある・・・ アレ?話がちょっと違うかな f(-_-;;

spongetak
質問者

補足

ありがとうございます。普通に考えれば、競業が、利益相反に包括されるように思われます。上記のボクシングの例は、競業ではないが利益相反である例ですから、その通常の?概念の範囲に収まるかと思います。 逆の場合の例は何かあるでしょうか。利益相反でない競業はありえるでしょうか。それはあり得ないと思うのですが。 そうなると利益相反の時のみ、無過失責任(無過失なのに責任ありとしている)という法自体が、よく分からず、それで、とりあえず質問してみた次第です。 (どちらが悪いとかは、特に、質問の仕方としてしてみただけなので、問題ないです)

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