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小説に使うのですが、背中から刺して死なない部分って
小説に使うのですが、背中から刺して死なない部分ってどこですか?
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基本的に刃物(刃渡り)を限定せず、発見までの時間も決めずにぶすりと深く刺さるならここという場所は「ない」です。医療を知っている人なら、当たり前のようにそう答えるでしょう。 例えば骨にあたるとして、それは犯人から見て刺さっているのか?という話になりますし、骨がボキリと折れるような衝撃なら,死ぬリスクが上がります。心臓と肺の間なら大丈夫って、そもそもその場所は背後から見れば脊柱(背骨のある場所)周辺と胸骨(肋骨)境界の周辺で狭く、刺さりにくいでしょう。それを避けて刺さるとしたら、刃物によっては大動脈や冠動脈を傷つけないということは本当に極々僅かどころか困難な話になり出来ないでしょう。背中側から考えると刺せる場所は少ないと言えます。 基本的に、人の体は背後の方が骨が多く、刺さりにくいように出来ています。自分の背中に手を当ててみてください。背中の中央には背骨があり、そこから狭い間隔で肋骨が出ているはずです。冗談では無く、背後は人の視覚からみて死角になるため肋骨の幅が狭くなっているのです、呼吸や食事によって膨らむこともありません。そのため、刺すのは簡単ではありません。もし、グサリズブリと刺さる場合は、発見が相当程度早くなければ、致死率が高くなります。 ズブリと刺さるなら、本当に運の問題であり、刃物(刃渡りと長さ、厚さ)の問題となるということです。尚、刺さっても助かるとしたら、下腹部でしょう。胸部背面でグサリズブリと行く場合は、よほど奇跡的な場合を除けば、短時間で死ぬ可能性が高いです。 その理由は、肺胞と心臓があり、大動脈、大静脈が集中して通っているためです。故にここで出血すると酸素が回らなくなると同時に、出血多量で死ぬリスクが激増します。しかも背中側からブスリと抜けるなら相当ヤバいです。 逆に、下腹部で大腸、小腸や腎臓周りなら、一刺しならすぐには死なないでしょう。但し、膵臓(すいぞう)、肝臓、胆嚢の3カ所だけは傷つけてはいけません。 本当に小説に使う場合で且つ、現実に近いものを作るつもりなら、必ずやらなければならないのは、見つかるまでの時間と凶器をまず決めることです。場合によっては、刺さる場所に何か守ってくれるものをあてがい奇跡的に助かる流れを作るか、第一発見者などを早めに動かすことです。 それから、ズブリブスリと刺さっているにも関わらず、刺されて気を失い自分で目覚めて助かる流れは、ノンフィクションで考えるなら、止めた方が良いでしょう。 まあ、トレンディードラマとか刑事ドラマでの演出に使う、フィクションのお話として使うなら別ですけど、日本の医療サスペンスや医療ドラマでさえも本当の医療の現場から見れば脚色は多量にありますので(現実っぽいといってもぽいだけが殆どです)、信じちゃダメです。 その上で、大きな血管を避けること、臓器の中でも1つしかない臓器を大きく傷つけるか、そこに血管が集中するような場所を刺すのは絶対に避けてください。後は人体模型でもWikipediaでも見て考えれば分かるかと思います。日本語版よりドイツ語や英語版を使うのがベストです。 尚、立ち上がっている人を、意識して無理なく1度で人に突き刺せる場所は、身長が同じぐらいだとして、お腹付近の高さです。切りつけるなら首付近や胸部付近が多くなります。身長に隔たりがある場合で、刺すなら腕を腹部付近に携行し 肘を60度から90度に曲げたぐらいの角度で考えると良いでしょう。 正当防衛などで萎縮している場合は、腕の位置が胸辺りに向かうことが多いので、肘の曲げ角120度~140度、首下~胸元辺りに刃物を持つケースが多くなります。これは、自分を守る場合に行動として、心臓や肺を守る意味もあり、そこに武器を携えます。 逆に、攻撃する場合、一撃必勝として見ると肋骨がある胸部を狙うよりお腹を狙うか首を狙う方が、確実です。そのため、お腹付近に武器を携帯します。これは、腕を押し出す際に高い場所に携帯するより、低い場所の方が勢いが付くという要素も持っています。 寝ている相手を攻撃する場合はその限りではありませんが、その場合はそもそも必ず仕留めます。犯人が捕まりたいと心で思っている場合を除けば……。 といった考察になります。 あくまで、フィクションの小説なら無理にそういう理屈を付けると、お話として面白くなくなることは多々あります。下手に理屈を追求すると、自分が追求しなかった部分で粗が出た時に、否定されやすくなりますから、ある程度は目を瞑るのも一つの手かもしれません。 本気で、考えるならネット質問では無く、医学書や人体模型を実費を払ってでも買って読んだり見て考えるか、知人に医師などの友人がいらっしゃるなら、その人に監修をお願いすると良いでしょう。 ただ、医者が出来るのは医療の監修のみです。上記したように攻撃特性(心理的に人がどこに刃物を持つか)などの考え方は、また別の学問になりますので、衝動的な動きの場合は、それを加味して考える必要があります。
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- eroero4649
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ヤクザが襲撃するときに「痛い目に遭わせるが殺しはしない」という場合は太腿を刺すんだそうですよ。もちろんそれでも失血死とか、あるいは刺されたことに被害者が衝撃を受けてショック死してしまうってことはありますけれども。 胴体は人体にとって重要な臓器が集まっていますから、どこだろうがグッサリやられりゃ死ぬ可能性は高いです。骨はその臓器や神経を守るために存在していますが、骨に当たれば当然跳ね返されて刺さりません。 ちなみにヤクザが必殺の体制の場合、背中から腎臓を狙うそうですよ。腎臓がやられると一番ヤバいです。背中ってのは人体にとっての弱点なんですよ。
- maiko0333
- ベストアンサー率19% (839/4401)
心臓と大きな血管を外せば死にません。
- 中京区 桑原町(@l4330)
- ベストアンサー率22% (4373/19606)
肩甲骨
- rityuu447
- ベストアンサー率18% (10/53)
心臓と肺の間。
補足
ボウイナイフや普通の包丁で腰を刺すのはどうでしょうか?死にませんか? 腰のどの部分なら死にませんか?