温度試験の必要性

このQ&Aのポイント
  • 代替発信器の使用に伴い、温度サイクル試験の必要性を検討します。
  • 温度サイクル試験の目的とは何でしょうか。
  • 温度サイクル試験の必要性を明確にするためにはどのような手法を取ればよいのでしょうか。
回答を見る
  • ベストアンサー

温度試験の必要性

既存の製品の発信器が製造中止のため、代替発信器を使用することにしました。 念のため温度サイクル試験を行っていた方が良いと言われたのですが、 必要でしょうか? 必要な場合その目的は何なのでしょう

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • skydaddy
  • ベストアンサー率51% (388/748)
回答No.2

温度サイクル試験の条件と判定条件が適切ならするべきです。 定格、仕様などが同一であることは、部品の性能(特性)が同じであることを示しますが、信頼性(品質)が代替可能かはそれらからでは判りません。 しかし、実際に使われる状態で実用試験をすると上市のタイミングを逃します。 そこで、加速試験とよばれる試験で、実際の商品ライフの期間を評価(推定)します。 温度サイクル試験は、温度が定期的に変わることで材料の熱膨張と熱収縮を意図的に繰り返し、実際に使われるときより劣化が早く起こるようにして評価する試験です。他にも温度の変化を急激にする熱衝撃サイクル試験とか、高い温度で保管して変化を見る高温保存試験、逆に冷たい環境にさらす低温保存試験、電位をかけるバイアス試験、高温多湿の環境にさらす高温高湿試験など、色々な促進試験が評価目的に合わせて行われます。 促進試験はあくまでも代替試験なので、ここまでこの条件で持ったから、実用では何年大丈夫と100%は言い切れません。しかし、保守的になりすぎて試験条件をきつくすると結局部品が高価なものになって商品競争力を失います。実際の製品寿命に合わせた適切な試験条件を選ぶことが重要です。試験条件と判定基準は、JIS、ISO、ANSI、JEDECなどの標準が使えるならそれを参考にするといいです。無い場合は、まずは部品メーカーで何らかの試験をしていることが多いので、そのデータを貰い、なぜその試験と条件を採用したかを参考にするといいと思います。

その他の回答 (1)

noname#252929
noname#252929
回答No.1

それはご自分の会社の品質基準の問題ではないでしょうか? その必要性が車内で分からなくなっているようであれば、その会社の品質管理は、かなりひどい状態になっているものと思いますが。。。 発信機は、その使われている部品によって、温度でのドリフトが起こります。 そのドリフトが使用条件に合わなければ、ダメなものですし、 製造上で使われている半田などの質、基盤の材質なども、温度サイクル試験で半田クラックなどとして発生する可能性もあります。 ただ、常温で動いているからOKというのは、今ではしろーとレベルの製品か、中国の3流メーカーの製品での話です。 今は、中国でも2流メーカー程度でも、様々な試験は行なっており、品質を確認しています。 なので、それらの試験をしないというのであれば、それら以下の製品を作っている会社という話になってしまうのですが。。。 試験は理由があるから行います。 その試験は何のために行うのかは、その試験を必要とする会社が理解しているはずで、それが分からないというのが、会社自体に問題が出ているのかもしれませんね。 その程度をこんなところで質問されている状態となると、あなたの会社のレベルが非常に低いということを書かれている状態という話になってしまいますが。。。

WhiterBy
質問者

お礼

厳しいご回答いただきありがとうございました。 大変参考になりました。

関連するQ&A

  • ヒートサイクル試験の試験条件

    質問させていただきます。 材質や業界で違いがあるかと思いますが、 ヒートサイクル試験においての試験条件は どのような条件で試験をしているのでしょうか? 温度やサイクル、その根拠となっている考え方をお教えいただければ幸いです。 当方が扱っているものは、レンタル品として一般家庭で使用される製品で、 レンタル終了後は専用洗浄機で洗われます。主な材質は、PPやPVCを使用しています。 また、自動車にて製品を運びますので、自動車内温度も考慮する必要があります。 よろしくお願いします。

  • 温度サイクル試験(ヒートサイクル試験?)について

    ICの信頼性を見るために温度サイクル試験を行っているという表記を,チップメーカーのHPで見ました. そのとき,熱サイクル前後でSパラメータに変化が無いから,熱に対する耐久性能に問題は無いと結論付けていました. そもそも,耐久性に問題がある場合,熱サイクル試験でどのような劣化が起こるのでしょうか? 何故,Sパラメータで耐久性能が分かるのかが分かりません. Sパラメータは耐久に直接関係するパラメータではないですよね? ご存知の方がおりましたら,回答お願いします.

  • 室内温湿試験の条件

    室内で使用する製品があります。 恒温恒湿器メーカに問い合わせたところ、特に温湿試験基準などは一般的には規定がないとのことでした。 室内仕様の場合、温度何度で湿度何%を何時間×何サイクルで試験を実施すれば、保証対象になるのでしょうか。 質問の仕方が適切でなかったことをお詫び致します。 温室試験の目的は機器の動作性能をみるためのものではありません。 製品の外装筐体を軽量化の目的で「木材の薄板材(厚さ23mm)」で検討しています。室内仕様とはいえ、温度、湿度の影響による変形が予想されます。その変形具合を見るために一般的な温室試験の条件を知りたかっただけです。しかし、試験サンプルが少ないため、失敗が許されず適正な条件出しをしておきたいと考えました。 (温室とも、過酷な条件で試験しても試験サンプルが無駄になりますから。)

  • 温湿度サイクルの耐久試験について

    お世話になっています。 現在、製品の信頼性評価において温湿度サイクル下で製品を動作させる試験を実施しています。 その温度湿度サイクルは、-30℃×2時間、-30℃から+80℃(90%RH以下同様)までを1時間、+80℃を2時間、+80℃から-30℃までを2時間の合計7時間のサイクルを5回実施しています。 ところが、製品に使用している樹脂材料の使用温度範囲が+80℃のため、上限を+70℃に変更しようと検討しています。 その場合、上記と同様のストレスを製品に加える場合、どの様な条件(+70℃の時間の延長?サイクル数を増やす?)にすべきでしょうか? ご教示のほど、よろしくお願いします。

  • 温度サイクルテスト

    製品の温度サイクルテストを至急やらなければいけません。 条件は-20℃16時間、50℃8時間を1サイクルとして 連続10サイクル、10日間です。 製品完成が24日頃ですので正月休みもやらなければいけない計算となるのですが、どなたか休みの間もやっていただける試験所をご存知ないでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • サンシャシンウェザメータ試験について

    耐候性促進試験のサンシャインウエザメータ試験の加速度合いについて教えていただけないでしょうか。 ブラックパネル温度63±3℃、降雨サイクル18/120minの場合、試験時間200hは通常の屋外放置の何日分に相当するのでしょうか。

  • 検査の環境 温度管理について

    「標準状態の温度 標準状態の温度は,試験の目的に応じて 20℃,23℃又は 25℃のいずれかとする。 標準状態の湿度 標準状態の湿度は,相対湿度 50%又は 65%のいずれかとする。」 とありますが、「目的に応じて」の意味がわかりません。 20℃または23℃はよく見聞きしますが25℃はきいたことないです 扱う製品は機械部品で材質のほとんどが鋼材です サイズは最長で~2000mm程度です 他に情報が必要かどうかわかりませんがとりあえずこれでお願いします

  • CPU温度が高温なため対策が必要か悩んでおります

    CPUの温度が高めである事が判明しまして、 何か対策を講じる必要があるかについて 質問させて頂きたいと思います。 使用しておりますCPUはIntelCore2Duo E6600です。 久しぶりに温度の確認をしたところ、 通常時の平均温度が48度、高負荷時で56度となっていました。 ファンはリテールの物を使用していまして、 CPUの使用暦は2年ほどになります。 温度の計測はBIOS画面とCPUIDという フリーソフトを使用しました。 インテルの公式サイトでは同製品の上限(?)温度が 60度となっていまして、私のCPUの温度は高すぎるのではと 不安を覚えております。 新しくファンを購入するなどの処置をした方が望ましいでしょうか。 お手数ではございますが、ご教授頂ければ幸いに存じます。

  • 樹脂成型時の金型温度

    成型時の金型温度よりも製品に高い温度を掛けると小さくなったり、反ったりすると聞いておりますが、材料はPC+ABSの場合、 成型時の金型温度:80℃ 製品の環境試験:85℃ の場合に、製品の寸法は成型 後の寸法より反ったり縮んだりするものでしょうか? 材料の推奨金型温度の上限が80℃のものの場合、環境試験温度よりも低いため、別材料を選定するしかないのでしょうか? 縮む理由等がわかるようでしたら、合わせて教えていただきたく、 よろしくお願いいたします。

  • 170度の温度を立体物にかける方法

    京都で様々な繊維製品の製造販売を行っています。 新製品の企画の中で、解決できない所を助けていただけないでしょうか? 立体にした(くちゃくちゃにまるめて糸をかけボール上にした)ポリエステルの布に染料(分散染料)を定着させる工程で、170度の温度をかける必要があります。 立体のためアイロンは使用できません。またあまり高温だとポリエステルが溶けてしまいます。 160-170度程度の熱風が出るように温度調整できるドライヤーか他の方法をご存知の方お教えいただけないでしょうか?あるいはそのような加工を行っていただける場所をご存知でしたら、よろしくお願いします。