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レイテ沖海戦で

もし西村長官や、小沢長官が栗田中将の代わりに主力部隊の指揮をしていたら。。。反転はなかったとおもいますか?

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  • tak7171
  • ベストアンサー率40% (77/192)
回答No.3

西村・小沢両中将と栗田中将では立場が違います。栗田が率いた艦隊は主力でしかも最後のカードです。これが潰えた瞬間、日本海軍は壊滅するという、後のない状態です。栗田が慎重になるのは当然ですし、武蔵を失い、主力の重巡部隊も壊滅という、鳥が羽根をむしられるように次々と削られて、しかも米艦隊にほとんど損害を与えていない、既に勝ち目のない状況で、傷ついているとは言え戦力を残している主力を、組織的に撤退できうる力があるうちに下げるのは、冷静な判断かと思います。なので、あの場では誰が栗田中将の立場をやっても、逆上して精神の均衡を崩し自己陶酔の波に呑まれないかぎり、反転していたと思いますよ。(ただし、第一戦隊司令官の宇垣中将だったら分かりません。捷号作戦では主力艦隊による敵機動部隊撃滅が彼の本意だったようですし、終戦当日に自ら特攻するという、終戦交渉を台無しにしかねない行動をしたくらいの方ですから)西村中将は確かに無謀かつ自殺的な突入をしました。しかしそれは栗田麾下の主力があってのこと。何せ率いているのは旧式戦艦2隻に重巡1隻、駆逐艦4隻。志摩艦隊は連絡つかずでどこにいるか分からず、このまま突入しても卵を岩に叩きつけるようなものでしたが、自分が捨石となることで、栗田艦隊の突入を少しでも優位にしようと思っていたのでしょう。西村部隊は全滅で、西村中将自身の様子も言葉も伝えられなかったので、あくまで推測ですがね。小沢機動部隊がロクな艦載機も持たずに突出し、被害を受けながらも戦場にとどまり続け、米軍を引きつけ時間を稼いだのも、西村同様に栗田艦隊のためです。そもそも相手の制空権下で、自分よりはるかに優勢な相手の艦隊に突入するというこの作戦自体が無謀だったのです。栗田が西村や小沢の立場にいたら、彼らと同じ行動をしていたでしょうし、その逆もまた然りかと思います。

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回答No.2

うーん そもそも栗田艦隊が反転したのは実は 「このままレイテ湾に突入しても無意味だろう」って栗田中将が気づいたからだと私は思ってます 無線封鎖でほかの艦との連絡は取れなかったし レイテに敵主力が集結していないとも限らない そんな中で突入すると言う決断を 私だったら下せません そう考えると栗田中将の判断は賢明だった気がします

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10528/33100)
回答No.1

もっと手前で反転しちゃったかもしれないし、そのまま突入したかもしれません。 でも仮に突入したとしても輸送艦隊に損害を与えられたかどうかは分からない(なにしろ護衛空母と駆逐艦しかいない艦隊相手に手こずったくらいですから)し、仮に損害を与えられたとしても米軍を海に追い落とすことはできなかった(陸軍に反撃の力は残っていませんでした)でしょうし、レイテ湾に突入していたら袋のネズミになってフルボッコで艦隊が全滅した可能性もあります。西村艦隊みたいにね。 南太平洋海戦てご存知ですか。日本海軍が戦役としては最後に勝利した戦いで、このとき米軍は稼働空母がゼロになるという最悪の状況に追い込まれました。 しかし、日本軍はこの戦術的勝利を「ガダルカナルから米軍を追い落とす」という戦略的勝利につなげることはできませんでした。むしろ、この戦役で失った優秀なパイロットの補充をすることができず、この後の戦いで日本軍は米軍に対して有効な打撃を与えることができなくなります。いってみれば「意味のない勝利」でした。遊戯王でいうなら、相手の場のカードを全部取り払って、自分は場のカードも手札も全部使いきったのに相手に直接ダメージは与えてないみたいなものですよ。 それと同じように、レイテ湾に艦隊が突入して戦術的に勝利を得ることはできても、その引き換えに日本海軍が事実上全滅するということになった可能性は高かったのではないかなと思います。 しかしそうなると戦争継続が不可能になり、1945年1月頃に終戦となったら本土が焦土にならないし沖縄戦もないし原爆もなかったので、後の民間の膨大な損害を考えるともしかしたらそのほうが結果として国民の犠牲は少なくて済んだかもしれませんね。あくまで結果論に過ぎませんが。

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