低伸長応力試験条件の決め方とは?

このQ&Aのポイント
  • 低伸長応力試験の条件を決めるためには、『JIS K7312』を参考にすることが一般的です。
  • JIS K7312では、予備伸長を本試験の1.5倍にし、2回繰り返し30秒間停止し、本試験後に引張力を測定する方法が示されています。
  • この試験方法は、熱硬化ポリウレタンエストラマー成形物の物理試験方法として確立されたものであり、試験条件の決定に参考となります。
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低伸長応力試験の条件の決め方

 企業でメカ設計をしています。  製品評価として、構造体の低伸長応力試験をしようと考えています。  『JIS K7312(熱硬化ポリウレタンエストラマー成形物の物理試験方法)』を参考にして、構造体の試験条件を決めようとしていたのですが、予備伸長を本試験の1.5倍にし、2回繰返し30秒間停止し、本試験で30秒経過後引張力を測定とあるのですが、このような試験方法になった経緯がわかれば、教えてください。(参考文献があれば紹介してください)  経緯がわかれば、試験条件を決める際に参考になると思いました。  以上、宜しく御願い致します。   JIS K7312-1996 http://kikakurui.com/k7/K7312-1996-01.html

noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.2

(1)指摘の「解説」の参考情報   JISの「解説」部分を読みたい   http://www.makisima.org/wiki/wiki.cgi?MakisimaDiary20080529 私が読んだ範囲では、規格全てに付いているものでもなさそうに思います。 規格本文末尾に「原案作成委員会 構成表」で氏名・所属が公表されており、それを辿る方策。1996年制定なので企業関係者は難かしいかもしれないが、大学関係者なら残っている可能性も。 原理としてはゴム弾性の特徴に由来するものとして納得性あります。 ヒシテリシスカーフを描くのと伸長収縮に時間を要する点。 試験すれば様子が観察できるはずで、規格としてはそれに余裕倍率を掛けてるのでしょう。

noname#230358
質問者

お礼

 御回答有難うございました。  辿る方策、参考になります。  もし、試験に由来する文献があれば教えてください。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

当該JISの規格票(単体の冊子)を入手なさっているでしょうか? 規格票には、解説がついていて、規定を制定した経緯などが記載されて いますので、お問い合わせに対する回答が記載されているかもしれません。 (JISCのホームページや、JISハンドブック等では「解説」が省略されて います。) また、当該JISの規格票には、原案を作った団体(工業会など)が記載されて いますから、そこに問い合わせれば、ご所望の回答を得られる可能性が高い と思います。 >投稿前に日本工業標準調査会、日本ゴム工業会、島津製作所等に問合せ 聞き方が難しいですね。単純に問い合わせたのでは、建前論で、「JISに 書いてあることは、JISをよく読め。」と言われてしまう可能性が大きい でしょう。 関係団体は、JISの内容に対する質問に回答義務はありません。従って、 ある程度下調べした上で、○○について詳しく勉強したいのだけれども、 JIS制定の経緯を含めて技術的に詳しい方をご紹介頂けないでしょうか? などのような聞き方の方がよかったのかもしれません。 メーカーに問い合わせるのであれば、御社に対するの営業窓口を使うことが、 ご所望の回答を得るための近道と思います。

noname#230358
質問者

お礼

御回答有難うございました。 単体の冊子までは入手していませんでした。 JISの解説があるというのは知りませんでした。 投稿前に日本工業標準調査会、日本ゴム工業会、島津製作所等に問合せしていましたが、希望する回答は得られませんでした。 御回答有難うございました。 そうですね。 質問の仕方に問題があったかも知れません。 時期をみて再トライしてみます。

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