M6ボルトが折れて困っています

このQ&Aのポイント
  • M6のボルトが折れる事象が発生し困っています。締結時には折れずに数日後に確認すると折れている遅れ破損が発生しています。
  • 2つのボルトの差異を確認した結果、芯部硬度に差がありましたが、引張り試験や破断トルク確認試験では大きな差はなく、軸力が大きくなる原因や潤滑剤の付着も見つかりませんでした。
  • 同様の事象を経験された方や専門知識をお持ちの方にお聞きしたいです。今後の検証方法や効果的な対策について教えてください。
回答を見る
  • ベストアンサー

M6のボルトが折れて困っています

現在M6のボルトが折れるという事象が発生し、困っています。 ・ボルト・・・SWCH18A、M6 ・締結ナット・・・ゆるみ止め用のロックナット ・事象・・・締結時には折れないのですが、数日後に確認すると折れているという遅れ破損が発生しています。  現在同じ仕様で不完全ネジ部長さのみ違う2つのボルトを使用しているのですが、一方は今まで何も問題なかったのですが、もう一方のボルトで上記遅れ破損が発生しています。 ・検証内容・・・2つのボルトの差異を確認した結果、芯部硬度がHV50程度差がありました。しかし引張り試験、破断トルク確認試験等実施したのですが、特に大きな差はありませんでした。 また特に軸力が大きくなるような原因、例えば潤滑剤の付着等もありません。 ・質問事項・・・ボルトの遅れ破損は一発破壊では中々差が見つけられていないのですが、もし同様の事象を経験された方、また専門知識をお持ちの方がおられましたら、今後どういった検証が必要で、どういった対策が有効かご教示をお願い致します。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数12
  • ありがとう数8

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.10

似たような事例の経験があります。 あまり詳細に記述ができませんが、 事象:ネジ部破断(組付け後、翌日から1週間以内)ポッキリ折れた。 締め付けは、トルクレンチ。 原因? 水素脆性(熱処理屋で浸炭焼入れ後、スケール除去のため酸洗い:びっくり)(全滅) =>酸洗い廃止後も発生 原因? 図面指示の材質、硬度(ネジ部防炭指示なし)で、80%程度の確率で、破断発生。 (オーバートルク締め)(衝撃追加などする) 硬度変更、防炭で検証、破断回避できず。 =>結果:材質、硬度、 指示を変更。ネジ部防炭指示追加。 設計側は、検証などしないため、対策案検証など難儀な事象でした。 当初はネジ精度、谷部形状なども確認しました。 結果論ですが、材質、硬度でしか表現しないという設計上の問題となりました。 ネジへの熱処理の必然性、なぜ必要かを確認しておくことを薦めます。 参考になりますでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かによく似た事象だと思います。 ご指摘頂いた内容も踏まえ、検証が必要と感じました。 非常に参考になり、助かりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (11)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

通常は締結するだけのボルトでは、ボルト座面やねじ面のへたり(表面粗さの レベル)が生じるため、ボルトは強度面で問題になることはありません。 しかし、せん断や曲げ荷重が繰り返し加わると、疲労破断する場合がありま す。提示の原因はそのような状態ではないでしょうか? したがって原因を把握し、実際に近い検証試験をする必要があると考えます。 私の経験では段付き軸先端にねじを構成した軸において、締付けがが十分なら 軸外径部の摩擦でトルク伝達が可能で破損することはありませんが、ねじが緩 んで、直接ねじにねじりせん断が加わり、疲労破壊したことを経験しております。 温度サイクルが加わることはありませんか?熱応力も考えられますが。 SUS材などなら置き割れもありえますが。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。 現状一度締結してしまえば、ゆるみ止めナットなので緩む事はないと思うのですが、そのまま箱の中に放置していたら破断していたという状況で、 外力や振動が加わったわけでもなく、中々原因がつかめていない状態です。 要素奇知さんのおっしゃる通り、色々な角度で考え、より実際に近い検証試験を実施する必要があると思います。 アドバイスを頂き、ありがとうございました。 現状室温放置で一方のみボルトが遅れ破壊している状況ですので、 特に温度の影響はないと思います。 追加でアドバイス頂き、ありがとうございます。

関連するQ&A

  • チタンボルトの特性について

    回転体の試験機の軽量化を目的に、チタンねじ(Ti 15-3 -3-3) を使用したところ、回転体の締結ズレと思われる事象が起こりました。 締め付けはトルク法で行い、ねじの教科書レベルの計算上では、締結ズレを生じる筈のない摩擦力を保持している設定です(軸力を求め、摩擦力に変換しました)。 ボルトの締め付けを戻しトルクにて測定したところ、最初の締め付け以上の戻しトルクとなっていました。もちろん座面の陥没がないことも確認しました。 ちなみに鋼製のボルトを用いてた時はこの様な事象が起きたことはありません。 ねじが緩まないのに締結ズレを起こすような現象がチタンでは起こり得るのでしょうか?またはチタンボルトの軸力は教科書の式を使ってはいけないのでしょうか? すみませんが、お分かりになる方、ご教授下さい

  • ボルトの伸び ・軸力

    ボルトの伸び に対する質問です。 軸力とは、 『ボルトを締めていくとネジ部は下に引っ張られます。 ボルトは引っ張られ、伸びます。 伸びた後に、戻ろうとします。 その力が引張力(軸力)です。 その戻る力で締結物を固定するのです。』 であるとされていますが、  まずボルトがどうやって伸びてるのかが、よくイメージできないのです。  『雄ねじと雌ねじを締めこんでいくと被締結物(例えば鉄板など)を挟んでますので   雌ねじが雄ねじを引張るような感じになります。』  という解説がありましたがイマイチ想像できないのです。  どなたかご存知でしたらお教え頂けないでしょうか?  

  • ボルト、ナットでナットを締めるのはなぜですか?

    ボルト締結体において、ボルトを固定し、ナットを締めることが一般的と聞きました。なぜでしょうか?イメージではどちらでもいいような気がするのですが ご教授お願いします 皆様、数多くのご回答ありがとうございます。 ここは何回か利用させていただいていますが、こんなに多くの回答いただいたのは初めてです。 さて、別のところから、以下の回答をもらいました。 ●非締結体がボルトに接することがあると、ボルトを回した場合に非締結体を傷つけることがあるから ●ボルトにねじりが加わり、発生軸力が小さくなる

  • ねじの軸力について

    ボルトの締結について伺いたいのですが、 ある締結部材をボルトとナットを使って締めた時、 ボルトには軸力が発生。 締結部材には、ナットの圧縮力から生まれる反力が発生すると思います(間違っていたらごめんなさい) この時、この反力とボルトの軸力の値は等しいのでしょうか? 締結について詳しい方、ご教授よろしくお願い致します。

  • ボルト締結に関する質問

    ボルトに関する初歩的な質問です。 M24のボルトを適正締付けトルクにて固定し、F(fy)=23700kgfの初期締付け軸力(耐力の約70%)が与えられた時 ?単純引張りで検討した場合、23700kgfの外荷重まではボルトの破断や接合面の分離が発生せず安定した締結が保てる、という解釈は正しいでしょうか? ?外荷重12500kgfをかけている時、単純に安全率S=23700/12500≒1.9で使用している、という解釈は正しいでしょうか? ?外荷重12500kgfの繰返し荷重がかかっていて、ボルトの頭部付近でボルト破断が発生した場合、初期締付けトルクが足りなくて十分な初期締付け軸力が得られていなかったことが考えられる、という私の意見は正しい意見の一つでしょうか? 当方、初心者なのでよろしくお願い致します。

  • ボルトナットの緩み止めについて

    ボルトナットで締結する時、一般的に緩み止めとしてスプリングワッシャーや緩み止めナット、接着材等を使用すると思うのですが、自動車の特に足回り部品(アッパーマウントと車体、ショックアブソーバとナックル・ロアアーム、ブレーキホースやハーネス類の固定)にはフランジナットのみの固定が多いのはなぜでしょうか?もちろん緩み止めナットのものもありますが、多くはフランジナットになっています。 ホイールナットもテーパーですが緩み止めはありません。どうしてなのでしょうか?車は振動も大きいし緩みそうですが実際には緩むこともありません。新車のストラットのナックル部は結構緩くしまっていたりします(緩める時の感覚的に)。

  • 緩み止めとしてのばね座金は有効か?

    ねじ締結において、その緩み止めとしてばね座金を使用するとこが多いかと思います。 果たして、本当に有効なのか疑問に感じています。 ばね座金を潰しきる荷重を最大荷重とすると、ねじの軸力<最大荷重の範囲であれば、効果も期待出来るかと考えます(例えば被締結体が樹脂で小ねじ・ナットでの締結時等)が、ねじの軸力が最大荷重を超えている場合、軸力が低下してからばね座金のばね性が戻るため、脱落防止的な役割(緩んでもすぐには落ちない)程度しかないのではないかと考えています。 座面の挫屈(陥没)や外部からの応力によりボルトが伸びてしまう(弾性域を超え塑性変形してしまう)もあり、ボルトが回らずとも軸力が低下することがあります。 平座金を入れて面圧を下げ、挫屈防止を図ると言うなら納得出来るんですが。 皆様のご意見を頂けましたら幸いです。 皆様、ありがとうございました。 話が主題から外れてきましたので、この辺りで閉じさせていただきます。

  • 緩み止めボルト

    接着剤やナイロンなどを使わないオールメタルの緩み止め機能をもったボルトについて質問です。 ねじ山に突起のようなものをつけて強い摩擦を生じさせて緩みを防止しようとするボルトがありますが、ボルトは鉄でめねじ側がアルミなどの鉄よりも軟質で強度の低い材質に対しても効果があるのでしょうか? どなたか、初歩的な質問ですが、わかりやすくご回答よろしくお願いします。 皆さまご回答ありがとうございます。 確認と追記の質問なのですが、 鉄のめねじに使う場合、突起を食いこませても、めねじ側が塑性変形せずに弾性力があって食いこまれても戻ろうとする力が働くことで、摩擦が発生しますが、強度の弱いアルミなどは食いこまれると塑性変形してしまい、戻ろうとする力が働かないので摩擦が発生しにくい  という風な理解でいいのでしょうか? また、このSLボルトのメーカーのホームページを見たところ、突起などはついてないIBロックという同じく緩み止めのボルトがあるようですが、これもアルミなどに使う場合同じくめねじを塑性変形させてしまい効果がでないのでしょうか? どなたか、わかりやすく教えていただけないでしょうか? よろしくおねがいします!

  • M5ボルトの軸力と許容引張り荷重

    現在、M5ボルトの強度計算をしているのですが、矛盾点が生じてしまいました。 M5ボルト(SCM435)の軸力ですが、締付けトルクと軸力の関係式より計算すると、係数の値にも左右されますが、だいたい5000~6000Nとなります。他のボルトメーカーの技術資料を見ても、標準トルクで締めた時に発生する軸力は、それぐらいの値となっています。 一方、M5ボルト(SCM435)の許容引張り荷重ですが、機械分野では、許容引張り応力度σは、材料の引張り強さKt(SMC435だと95kg/mm2)÷4と決められているので、計算するとσ=23.75kg/mm2となります。 この許容引張り応力度からM5ボルトの許容引張り荷重を計算すると3119Nとなります。 軸力と許容引張り荷重を比べると、軸力の方が大きい値となってしまいます。 軸力とは、あるトルクでボルトを締付けた時に発生する引張り方向の力だと思うのですが(この考えが×?)、この計算結果からすると、M5ボルトを標準締付けトルクで締めた段階で既にボルトの許容引張り荷重を上回る力が引張り方向にかかってしまっているということになってしまします。(締めただけで破損?) この考え方は誤っていますでしょうか?何方か詳しい方いましたら教えて頂きたく宜しくお願いします。

  • 低熱膨張鋳鉄部品のねじ締結

    低熱膨張鋳鉄(α≦0.8×10-6)製の部品同士をねじ締結することを考えています。 一方の部品にM4×0.7のタップを施し、他方(厚さ=9)の部品をねじ締結したいのですが、温度環境として20℃±40°を見込む必要があります。 また、2つの部品の接触面にはねじ軸直角方向に約20Nの力が静的に働きます。 ねじとして鋼製の6角穴付きボルト(α≒11×10-6)を用いた場合、 ボルトの初期軸力・温度変化によって生じる軸力の変化に対する、低熱膨張部品のめねじ部ねじ山の強度・低熱膨張部品の座面の強度・ゆるみ発生の有無、の関係を計りかねています。 このような設計自体の可否を含めてアドバイスを御願いします。