SCM440の硬度と靭性の関係
- 機械構造物でのSCM440の硬度と靭性(伸び)の関係について調査した資料を求めています。
- 現在の設定はSCM440で硬度がHRC53ですが、HRC61の部品が混ざり破断する事故が発生しています。
- 資料を通じて適切な硬度と靭性の設定方法や予防策を学びたいと考えています。
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SCM440 硬度とじんせいの関係
機械構造物(特殊な送りねじ)で、ある程度の表面硬度と、靭性(伸び)を必要とします SCM440の硬度と靭性(伸び)のグラフなどの資料を希望します 現状設定は、SCM440 HRC53 イレギュラーで、HRC61の部品が混ざるり破断しました 以上 よろしくお願いします
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回答(3)にギモン 内容は次から引いたと思われるが、引用先は公表すべき。繰返しの指摘になるが http://scm440.seesaa.net/ SCM440の調質硬さは、HRC30程度です。 HRC30の素材を探すと、大同特殊鋼のPX5が有りました。 PX5を調べると、SCM440系統でした。 確認のため、大同特殊鋼の技術サービスに問い合わせたら、 PX5は、SCM440調質材相当で使用できるようです そもそもが焼入/高温焼戻済の金型用『調質材』の話。 中身も、SCM440 と PX5 が互換性あるとのエビデンスが無い。大同資料の P.8 では硬さの違いを強調しているぐらいで、差異小さくないはず。 この会社に止まらず日本サイトのデータは全く不満足。だから面倒でも海外サイトを引かざるをえない。
SCM440の調質硬さは、HRC30程度です。HRC30の素材を探すと、大同特殊鋼の PX5が有りました。表面焼入れでHRC64位まで可能です。(2)さんの 提示データにもあるように硬度と引張強さは相関があり、靭性(伸び)は逆相 関になります。焼入れ硬化層の深さなども影響すると考えられますので、単 純ではないと思います。高靭性の要求は衝撃値の高いことあるいは疲労強度 を見据えたものでしょうか。
お礼
要素奇知様 ご回答ありがとうございます
詳細わかりませんので、参考資料添付します。 引っ張り試験やシャルピー衝撃試験の数値と硬度の関係性から 大体はわかるかなと思います。 詳細にはワーク形状、焼入/焼戻方法、またその冷却方法や有効硬化層硬度、有効硬化層深さなどで変わってくると思われます。 後はいろいろ試行錯誤してみてください。 質問内容を詳細きっちり書いて、お願いする側としての文章とすれば、もっと詳しくやさしく教えてくれる方が現れてくれると思います。
お礼
t.kai様 回答ありがとうございます ワークはφ12ぼシャフトです 焼き入れは ずぶ焼き(温度は熱処理先にお任せなので不明) 送っていただいた資料から検討してみます ありがとうございます
相当鋼種 42CrMo4 のデータシートがイタリアのサイトで見つかりました。 3/3の左上のグラフ 横軸が焼戻温度で各特性値が縦軸 硬さがないが引張強さ Rm から推定可能。 伸びは A5% 衝撃値は Kcu Joule 。Kv(ノッチ付)でないがそれと思しき。 トレンドとして、伸びと同傾向だが引張強さとは逆なのと、低温焼戻脆性が350℃付近でピークに顕れている。 そもそもの HRc53 は低温焼戻しで衝撃値は低い。 HRc61 に間違えたのが焼戻処理忘れとは別にして、比較極端に低下したとは言い難いほど。
- 参考URL:
- http://www.ims.it/ims/ims_spa/cmscontent.nsf/DocumentsByIDWeb/5RQMFR/$File/42CrMo4_UNI_10083.pdf
お礼
岩魚内様 回答ありがとうございます 3/3のグラフ 必要なデータが表示されたグラフです。 伸び Rmの関係 硬度を推定して最適硬度を検討できそうです。 HRC53は、下げる方向で検討します。
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