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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:S45Cの生材の使用の意味について)

S45Cの生材の使用の意味について

noname#230359の回答

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noname#230359
noname#230359
回答No.5

>よく、熱処理なしのS45Cのブッシュの図面などを見かけます。 その通りで支障ないです。 SS400 は強度規定の品種。不純物成分に甘く、肝心なC量を決めない、日本独自の規格(海外規格は見つからず、S20C 相当を近い品種と挙げてる例も) 加工屋は SS400 を嫌う傾向。成分で加工性が変動するのと、柔らか傾向は切粉処理が難しく、バリが出やすい。 数値で見ても軟鋼(S20C 以下)より中鋼(S30Cあたり)が削りやすい。 http://www.mitsubishicarbide.net/mmc/jp/product/technical_information/information/formula4.html なので、大形構造物などに使用する部材とか、中小形機械でも強度設計を殆どしないベース板などは重量単価が効くので安くなるしサイズも豊富なので SS400 を使う。 小さくて加工が入り組んだような部品では、汎用的に S45C を使う傾向。それで不都合は無い。 イヤ単価厳しく銭単位の材料コストも見逃せない、加工コストも厳密に詰めろとか、 SS400 はそうなって使うモノ。 調質? S45C丸H材? 必要な例は少ない。 熱処理無しで S45C をごく普通に使う。JIS規格部品でもその傾向。 加工性について誤解されてるから飛んだ話になる。 それに部品を設計する際、全て強度設計をします? 一々やってたら仕事の能率悪いと成績に響くでしょう。。。 S45C のほうが強いだろうし、、、誰でもそんなモンです。自動車なんかではハッキリダメでしょうが・・・JIS規格部品でも・・・ 単価比較 ミスミ 寸法固定プレート 60×60×50 6側面フライス加工   SS400 ¥1,330  ¥6.500(大き目60×50×500)   S50C  ¥1,430  ¥7,150 しれてるでしょう。さらに加工費が乗るから差無きにひとしくなる。 都合よすぎる?・・・公平な値を出したいが探せない。 ↑自動車なんか と言ったけど、SS400の名前は少ないはず。しかしそのレベルで別名なものは多い。 軽量化のため材料強度上げるなら御存知ハイテン鋼板。 材料強度はさほど要らないなら、板はSPCC、SPHC、棒材では切削性抜群の快削材 SUM。 加工能率、材料効率とも悪い切削を避けるなら、SWCH などの線材からの冷間鍛造。 焼入れ要するギア、シャフトなら、S45C はある。SCMの高級に寄ることもあり。小ねじ等ならSWCH での浸炭焼入も。 ・・・その他、熱間鍛造、鋳鋼、、、でもやはり名前は変わる。 量産品は加工方法に強く依存し、成分規定も微妙に違うが、その意味も理解しておく必要がある。 >他の鋼材も製品として出荷する時には、焼きなまし、焼きならしがされている と考えていいのでしょうか。 棒、板など素材としては両方NOです。 さらに製品でも、素材そのままを削ると内部残留歪が出現する心配あるときだけ、焼きなましを行う。軟らかく成りすぎて前記切削性で少し困る局面も。強度少し落とす行為とも言える。。。小物では不必要だし熱処理コスト高いのでやらない。 相当材質の大型鋳鋼品では焼き均しするのは常識的だが、やはり指定要。 鋼材の話になると必ず丸Hを登場させるヒトいるけど、丸棒だけでしょ。しかもS45C系統は焼入れ性悪いので太サイズは無い。 それより何より、JISで定まってない。調質には硬さ標準めいたものあったが、回答(6)の経過で消去った。 だから硬さから引張強さ出すための換算表?それで強度計算? そりゃないでしょうに。。。 同様な素材として非調質鋼があるが、これも鉄メーカー個別の規格。 自動車メーカークラスなら独自規格ででも縛りかかるが、にしても時代には逆行していると思う。 蛇足の蛇足   http://www.nsc.co.jp/product/rod/pdf/BC309.pdf   新日鐵の棒鋼の製造工程   熱間圧延に必要な加熱炉はあるが、圧延後の炉は無く、冷えたら検査・結束・出荷。 焼きなましを必要としない場合が過半~9割ぐらいと想像。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 S45Cの生材の機械的強度は規定されていないんですね。 でも、SS400より、強いはず、そして、加工しやすい、小物では、材料代もそれほど差はない。 よって、S45C生材を使うことに問題ないんですね。 詳しい説明ありがとうございます。 勉強になります。

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