Oリング圧縮時の反発力計算方法とは?

このQ&Aのポイント
  • Oリング圧縮時の反発力を計算する方法についてまとめました。Oリングの内径や硬度、押しつぶし率などが与えられた場合にどの程度の反力がかかるかを求める方法を解説します。
  • Oリング圧縮時の反発力の計算方法について疑問を抱えている方へ。Oリングの内径や硬度、押しつぶし率などに基づいて、ケースの蓋側にかかる反力を求める方法を解説します。爪の破損の可能性なども考慮して、安全な設計を行いましょう。
  • Oリング圧縮時にケースの蓋側にかかる反発力を計算する方法をご紹介します。内径や硬度、押しつぶし率などの要素を考慮して、圧縮時の反力を求めることができます。爪の破損の懸念がある場合には、設計や材料の見直しが必要かもしれません。
回答を見る
  • 締切済み

Oリング圧縮時の反発力の計算方法について

φ3mm,内径60,硬度50のOリングを樹脂ケースに組付けて ケースの蓋側についたリブで10%~30%押しつぶして防水構造にしようとしています。 必要面圧は0.3MPaとそんなに高くないのですが、 蓋側に設置されたケースとの嵌合爪に対する反力がモロにかかる 構造のため、30%圧縮時に爪が破損するのではないか? という懸念にさらされています。 そもそも反力がどの程度かかるかわからないため、30%どころか 20%でも危うい可能性がありますが、とりあえずその目処が付けたく 反力に対する計算方法が分かる方 どうか回答をお願い致します。

noname#230358
noname#230358
  • ゴム
  • 回答数3
  • ありがとう数3

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

何かやばそうです。 反力の計算は、製造メーカー等に解析してもらった方がベターでしょう。 理由は、 ◆ Oリング取付溝加工には公差があり、Oリング自体にも公差があります。   Oリングの弾性力のバラツキと共に、考慮が必要です。 ◆ 必要面圧は0.3MPaとそんなに高くないのですが、……の記述ですが、Oリングが受ける   圧力でOリングの反力が上昇します。   この内容も考慮が必要です。 等々です。 Oリングの必要面圧0.3MPaで、とそんなに高くないが、30%圧縮時の**力(N)で爪が 破損する安定した領域が確保できるかが心配です。 以上のことを、配慮ください。 爪にかかる応力が材料強度を超えない値としてのクリープ破壊もありますが、 樹脂やゴムでのクリープ現象やある程度の劣化(寿命)を考慮した“必要面圧0.3MPaより 高目の反力設定”必要と考えます。<爪への負担が増える内容ですが…> それと、 > 上記で新たに懸念されるのは、Oリングが受ける圧力でOリングの反力も上昇するという > 内容です。具体的にどの程度上昇するものなのでしょうか? 記述が“防滴”ではなく“防水”であったので、防水耐圧設定があり、それを考慮しなくては とのアドバイスです。 Oリング溝の加工公差での最大値と最小値と、Oリングの径(φ3mm)の公差での 最大値と最小値を考慮しての必要面圧0.3MPaの確保と、爪への負担軽減の反力低減 も難しいですが、樹脂やゴムのクリープ現象やある程度の劣化(寿命)を考慮した 必要面圧0.3MPaの確保と、防水耐圧による反力上昇の考慮に関しては、貴殿がOリング 製造メーカーに条件提示をして、計算資料等の資料提供を依頼下さい。 <条件提示の項目ピックアップだけしかアドバイスできません> また、 > 組付け初期は30%圧縮時でも爪にかかる応力が材料強度を超えない値 としていますが、 > クリープ破壊を考えると、…… は、貴殿の設計内容(仕様)範疇です。工夫下さい。 でも、必要面圧0.3MPa確保が防水のスペックとなっておりますが、 必要面圧0.3MPa×接触面積 にて反力が計算できます。 必要面圧0.3MPa確保のみが防水スペックで、漏れ方向の長さ又は接触面積があまり関係 ないなら、 ★ Oリングのタイプを変えてみる(同じような内径で、φ3mmより小さい物) ★ 特殊なOリングに変えてみる(カタログに載っていない、**社の量産品) ★ Oリングでない、特殊形状パッキン 等々も検討し、 必要面圧0.3MPa確保し、接触面積を減少させ反力も減少(防水スペックは維持) も計画に加えて方がよいかもね。 ★印内容は、Oリングメーカーやシールメーカーに確認下さい。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 仰られるとおり、製造メーカで現在対応してもらっています。 圧縮率は公差を加味し10%~30%圧縮を考えていますが、メーカ回答では 防水性を確保する面圧より反力による爪の破損が懸念です。 組付け初期は30%圧縮時でも爪にかかる応力が材料強度を超えない値 としていますが、クリープ破壊を考えると、それでは持たないため 反力を抑えるために、Oリング圧縮面の形状を局所的に面圧がかかる 形状へと変更する検討を行っています。 上記で新たに懸念されるのは、Oリングが受ける圧力でOリングの反力も上昇するという内容です。 具体的にどの程度上昇するものなのでしょうか? 何か計算できること、目安になる指標などあったら教えて頂けないでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.2

下記にOリングの圧縮荷重についてのデータがあります。圧縮弾性率を想定し て計算で求められますが、硬度や材料によって異なるので、実測されることを おすすめします。

参考URL:
http://www.nok.co.jp/seihin/o-rings_pdf/bp.pdf
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参考のOリング資料は設計する上で確認済みの物です。 実際資料のメーカともやりとりは行っています。 但し、なかなかサンプルを出してもらえないのが現状です。 とは言いつつも、なんとか同じ物性の近い形状のサンプルを メーカには依頼しています。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

恐らく,反力を計算するということになると,Oリング自身のバネ定数が必要になって来ると思うのですが,ゴムの場合,物自体の形状でバネ定数が決まってしまいます。なので,Oリング単体であれば,まだ専門書を漁れば何とか計算できると思いますし,メーカーに聞けば教えてくれるかも知れません。しかし,Oリングを樹脂ケース内に組み付けるということですから,また話しはややこしくなります。 この場合,Oリングが潰れた時に,ケースがOリングの変形を拘束してしまうので,単体での計算結果とは異なって来ることが容易に想像できます。ただでさえ非線形性があるのに,ますます非線形性が強くなるわけです。 したがって,計算するのは非常に困難であると考えられますので,もしOリングが入手できているのであれば,実際のケースを試作して組み込み,荷重と変位の関係を試験で求める方が,よっぽど正確だと思います。 もちろんFEM解析であれば計算は可能ですが,その精度は,モデル如何で決まってしまうため,保障できないのが現実でしょう。手計算も然りです。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 サンプルはメーカに頼んでいます。 但し、中々同じ材質の同じ径の物は出来来なさそうです。 解析についてもメーカで10%~30%まで実施してもらいました。 但し、反力は出してもらっていないため、反力を追加で お願いしています。 中々回答が出てこない中、こちらで目安程度にでも 反力が分かればというところです。

関連するQ&A

  • Oリングの三角溝の設計について

    初めて質問させていただきます。 Oリングの使用方法について教えてください。 ?平らなフランジ ?外周がテーパ状のフランジ ??のフランジがすっぽりとおさまりフランジを有し、そのフランジを?のフランジで蓋が出来る構造のタンク ?のフランジを?のタンクのフランジに組み込んで出来た三角溝にOリングをはめ込み、?のフランジで蓋をする構造としています。 ?のフランジはタンク側から圧力を受けるため、Oリングをつぶす方向に動きます。この構造で問題は無いでしょうか?フランジがかすかに変動し、その動きにOリングが追従せずに洩れないかが心配です。やはり、?のフランジが動かない工夫をするべきでしょうか? ・圧力:真空~1MPa(G)で変動します。 ・Oリング材質:クロロプレンゴム ・フランジ材質:SUS 以上、宜しくお願いいたします。

  • 空気圧に対する最低板厚計算方法

    こんにちは。 部品設計に未熟ですが設計に携わっています。 教えて頂ければ嬉しいです。 200AのSGP管で長さが300mmあります。 両サイドにプレートを溶接して蓋をします。 片一方の蓋に25Aの配管が取付けて SGP管の側壁にも25Aの配管を取り付ける構造にしています。 側壁側の配管から圧縮空気が0.6MPa流入してきて、 蓋側の配管に吐き出されます。 この時、SGP管の最低板厚はどういう計算方法で 算出するのでしょうか? 恐れ入りますが、宜しくお願い致します。

  • すべり軸受の軸の溶接(軸素材の選定)

    ご教示お願いいたします。 すべり軸受の軸に溶接が必要な構造体なのですが、軸素材の選定に困っています。 現在、溶接を伴うということでSS400を選定していますが、軸受の面圧が19Mpa(1.9kgf/mm2)と非常に高いため、SS400では硬度が低すぎます。硬質クロムメッキをかけましたが、母材が柔らかいためクリープを生じてしまいます。 すべり軸受のみを考慮すれば、S45CやSCM435Hの調質+高周波焼入れなどもありますが、溶接は非常に危険だと聞きます。(予後熱処理を施してもかなり不安) そこで、溶接性も良く(予後熱ありでも可)、すべり軸受としての性能もよい(表面処理も可)材料って存在するのでしょうか。 どなたかご教示お願いいたします。(ほんと、困ってます。。。トホホ。。。)

  • ダイヤフラムのクランプ力について

    こんにちは、お世話になります。 下記に付きまして ご意見頂ければ幸いです。 内面研削盤にて ギヤ内径を3爪のダイヤフラムチャックにて クランプし研削しています。 質問としましては、ダイヤフラムがワークをクランプする力(Kgf)を 算出したいと思っております。 メーカー殿より、クランプ力は150kgfとの回答がありましたが、 計算式に付きましては 技術ノウハウに関わる為 教えてもらえません。 ご教授の程 宜しくお願いします。 ・ダイヤフラム材質 S50C ・硬度 HRC23~30 ・油圧力 0.6MPa ・ダイヤフラム 板厚 2.6mm ・ダイヤフラム 高さ 65mm ・ダイヤフラム 内径 φ210mm ・ダイヤフラム 外径 φ240mm ・シリンダー推力 250kgf ・クランプ力 150kgf    2.6 → | | ←    65  → |          | | __________ __________          | | | |         ↑ | | | ____|________ φ240 __  | | ↓        ↑ |A | | | クランプ力      φ210 | |_| | 150kgf    |  | | | シリンダー推力 | | ―――――> ― |・―・―・―・― ┼・―・―・―・―・―・―・― 250kgf | | | | | | | | ̄| | | | | |____           ̄ ̄ | | | | |_________|

  • ダストブーツ(EPDM)の設計で困っています。

    ダストブーツの設計で困っています。 内径φ29、外径φ32、厚さ3mmのダストブーツ(EPDM)を、 シリンダーボディ(取付径φ36、溝幅3mm、溝深さ3mm)に取り付けた際の 面圧の求め方が分からずに困っています。 ダストブーツなので、実際には蛇腹部が存在するのですが、 簡易的にリップ部の寸法のみ記載しています。 ・・・で、 締め代率が ( φ36 - φ29 ) / φ36 = 19.4% となります。 取付け前の断面積は 3x3=9mm^2 ですが、 取付け後は、引っ張りにより縮小する・・・ハズですよね? □3の図心を基準として考えると、 取付け前リップ部長さは、 ( φ29 + 1.5 + 1.5 ) π = 100.48mm なので、 リップ部体積は、 9mm^2 x 100.48 = 904.32mm^3 となります。 取付け後リップ部長さは、 ( φ36 + 1.5 + 1.5 ) π = 122.46mm です。 取付け前後でリップ部の体積が変わらないとするならば、 取付け後の断面積は、 904.32 / 122.46 = 7.38mm^2 となるハズ。 単純に考えれば、断面は□2.72 なのでしょうが、 ラジアル方向に拡張されているのですから、 正方形断面にはならないと思われます。 ここからが困ったところなのですが、 面圧を求めるには、まずシール部の面積が必要なのでしょうが、 「断面が正方形にならないのであれば、その縦横比はどうやって求めるのか?」 で、面積が分かったところで・・・EPDMの物性値をみても、 「どうやって面圧を求めていいのか分かりません!」 EPDM物性  硬度     65  引張り強さ  12.8MPa 仮に、取付け後の形状が「3x2.46」の断面だとすると、 シール面の面積は「 3 x φ36 x π = 339.12mm^2 」 これに・・・締め代率と・・・引張り強さを・・・ ・・・どうすれば?? 以上、すみませんが何卒お知恵を拝借致したく、 よろしくお願い致します。

  • 真円度について

    旋盤加工の真円度について困っています。 φ180内径仕上げ加工、深さ45mmのボーリング加工において ハート型(リンゴ?)のような形状になってしまいます。 ハート型のくぼみの箇所は一箇所で、0.01mm~0.015mmで 規格ギリギリ(0.02)で何とか対策したいのですが・・・。 加工後、チャックから離さない状態で インジケーターを当てて確認して、ハート型です。 材料はFCD450、V=250m/min、f=0.4 刃先は超鋼NR1.2 ap=0.4、WET加工、6箇所当たりの爪、チャック圧1.4Mpa 1passです。 テストした内容は ・apを1mm増やす → 変化無し ・apを0.2mmに → より悪化 ・超鋼からサーメット → 5角形の星型 ・NR1.2から0.8 → 変化無し ・V=250から500 → より悪化 ・中古NC設備から新規NC設備 →変化無し ハート型のくぼみの位置は素材硬度が FCD450の硬度上限一杯の箇所で くぼみの反対側が硬度の下限一杯なのは確認しています。 多分1回転中に、切削抵抗が全く違うのではと 考えられるのですが、上記テスト内容くらいしか 対策手段を思いつきません。 上記にも書きましたが、加工後チャックから離さないで 計測して丸くなっていないのは、初めての経験なので・・・。 どなたか、何卒良いアドバイスを宜しくお願い致します。

  • Oリングについて

    耐油性があり,かつアクリルモノマーに耐性があるOリングを探しています カルレッツは多分適合するのですが,なにぶん値段が高いので,上記に適合するカルレッツ以外のOリングを教えてください 宜しくお願いします

  • Oリングについて

    Oリングについて教えて下さい

  • Oリングについて

    車のブレーキキャリパーに使用しているOリングが欲しいのですが、廃盤になり入手が出来なくなりました。 ブレーキキャリパー内で使用するOリングですが、ゴムの種類(材質)は何を使用しているのしょうか? ピストンシールと同じ素材だとは思うのですが・・・。 色々調べて結果、この辺りだと思うのですが。 (1)【記号】JIS B2401 1種A 【ゴムの種類】二トリルゴム(NBR) 【硬度】70 (2)【記号】JIS B2401 4種D 【ゴムの種類】フッ素ゴム(FKM)  【硬度】70

  • oリング

    Oリング溝付きのフランジ面にOリングをつけて、空いての部材に取り付ける時、空いてのOリング接着面が黒皮のような凸凹面にだったら漏れますか? 漏れない方はありますか?