鉄板加工における板厚の減少率について知りたい

このQ&Aのポイント
  • 自動車部品の加工会社で働いている私は、鉄板をプレスする際に設定された板厚の減少率を守っているのですが、その理由がわかりません。
  • あるメーカーでは26%~29%の板厚減少率で出荷した部品が不良品とされ、作り直しになりました。ただ、図面には板厚の要件についての記述がなかったため、正確な基準がわかりません。
  • 他のメーカーでは20%や25%の板厚減少率が要求されていることもありますが、具体的な要件がない場合は30%未満であれば正常とされるのか、文献に記載されている情報があれば教えてください。
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規格を教えてください。

私は自動車部品を加工する会社に勤めています。 今まで何とも思ってなかったことでトラブルが発生しまして 問題が解決できないため皆さんのお知恵をお借りしたく 質問させていただきます。 鉄板(SPHC,SPCC,SUS,TP,SGCC等)をプレスしたときに 当初の板厚からの減少率が30%を上回らないようにと 教えられてきましたがこの理由がなぜなのかわかりません。 図面の注記には記述がありませんでしたが、とあるメーカーで26%~29%の 板減の部品を出荷したらNGで作り直しになりました。 実は25%以下でなければならなかったと・・・。 メーカーによっては20%や25%と図面の注記に謳われているのもあります。 ただ、そのような記述が無い限り30%未満の減少率は正しいのかどうか どこかの文献に載っているようならば教えてください。 作業者や検査員に説得力のある話をしたいのですが・・・

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

板厚減少が30%を越えた場合、プレス加工であれば、材料破断(割れ)ネッキングが発生します。顧客要求スペックにより、製品強度特性(安全率を含む)を保証する上で数値で記載されています。 <参考記述例> 例1 板厚減少は30%以下で、割れなきこと 例2 最小肉厚は70%以上であること 例3 著しい板厚減少が無く、最小の板厚部は素材に対し75%以上を確保の事 量産工程での変化点管理を想定すると。板厚減少については25%以下での金型玉成を行う事をお勧めします。当社は23%を基準値としております <量産での変化内容> ? 機械の歪み:室温管理範囲で機械固有のバラツキ(伸び、歪み、たわみ) ? 材料ロット:JISスペック内でのヤング率変化(添加成分バラツキ)板厚のバラツキ ? プレス加工油の温度変化による粘性変化、冷却効率変化 摩擦抵抗変化(冬季は粘性が低いので注意) ? 金型温度変化:室温に対し変化、?項による変化 ? 金型メンテ不具合:ブランク工程で発生したバリ高さ            成形工程のかじり、表面処理部劣化 ※受注前段階での製品形状を事前にCAE解析する事をお勧めします。  顧客に対し、問題点として提示することは必須ですね。 参考になるHPにURLしてみてください。

参考URL:
http://www.jstamp.jp/products/nv/function.html
noname#230358
質問者

お礼

とりあえず25%減MAXで加工するように 関係各位に伝えました。 理論的な事はもう少し勉強してから話すようにします。 ありがとうございました。

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