スポット溶接・強度計算について
- 材質SPHC、板厚t1.6の板金同士をスポット溶接で接合した場合の強度計算方法について教えてください。
- 溶接部の強度計算にはφ6の断面積を使用していますが、この計算方法が正しいのか分かりません。
- スポット溶接は剥離方向の力に弱いと言われていますが、強度の算出方法に関する情報がなかなか見つからず困っています。参考になるサイトのURLや書籍情報を教えていただけると助かります。
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スポット溶接・強度計算について教えてください。
いつもお世話になっております。 機械設計初心者です。 材質SPHC、板厚t1.6の板金同士をスポット溶接で接合した場合の強度計算方法について、教えて頂きたいです。 現状、ナゲット径に関して、”ナゲット径6mm確保のこと”と図面指示しているため、一つの溶接部において、φ6の断面積で溶接部の強度として計算しています。この計算方法があっているのかが分かりません。 さらにスポット溶接は剥離方向の力に弱い等の意見も聞きますが、どのサイトを見ても、なかなか強度の算出方法は載っておらず、このサイトの過去ログ等も拝見させて頂きましたが、ちょっと自分の意図しているものと違っていたため、改めて質問させていただきました。 できるだけ参考とされたサイトのURL、もしくは先生方が勉強された書籍(計算方法が載っている書籍)の情報を載せて頂けると、今後の勉強に繋げられるので 有難いです。 お忙しい中申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。
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> ”スポット溶接機メーカーの手帳”というのはどういうものなんでしょうか? 胸ポケットに収まる位のスケジュール帳です。 スケジュールやメモが書け、後の方にメーカーの製品と技術資料が記述されている物です。 ダイヘン(旧名;大阪変圧器)さんなんかも出してたと記憶しています。 ダイデンの誤りかも。
スポット溶接をよく使用しているのが、自動車メーカーさんです。 そのメーカーさんでは、独自のスペックを作成していますが、基本的には以下の一般的な スペック(URLを参照下さい)と類似しています。 さて、“一つの溶接部においてφ6mmの断面積で。溶接部の強度として計算しています” ですが、例えばφ6mm×π×板厚の面積の方が小さければ、溶接部分の剥離はしなく 約φ6mmのナゲット穴が明く破断をしますから、其方の方の強度計算も必要です。 (スポット溶接機メーカーの手帳に、基本的な技術資料が記載されているので入手した 方がよいですよ。) それで、基本的な強度計算は可能でしょうね。
スポット溶接における適正溶接条件の考え方を紹介します。 溶接技術Q&A1000に質問に対する回答が出ておりました。スポット溶接における“引張せん断強さ”の計算式が“図1”記載されていますので、参考に以下のHPにURLして計算式を確認してみてください。 参考になればと回答しました。
お礼
回答ありがとうございます。 なかなか計算式の載っているサイトがなかったので助かります。 参考にさせていただきます。
つhttp://www.nc-net.or.jp/mori_log/detail.php?id=39919 >>”ナゲット径6mm確保のこと”と図面指示しているため 製造現場で管理しやすいから 溶接工程のすべてにいえるんですが くっついているように見えてくっついてない場合もあるので 参考 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=239935&event=QE0004 スポットの世界に何年かいたこともあるが 基本的な溶け込み良っていう言葉さえ理解してないやつもいる 引っ張りxxkgfに耐えれることという図面もあるけど この場合破壊試験をしなくてはならず 全数は無理なので 致命的な欠陥になるのなら ほかの構造にしたほうがいい そもそも溶接構造を過大評価してはいけないと思う とくにスポットの場合
お礼
回答ありがとうございました。 溶接の図面指示は難しいですね。目に見えない部分(不確定要素)が多いため、信頼性に欠けるのは確かです。 ≫致命的な欠陥になるのなら となると、なかなか溶接は使えないですね。。ただ自動車のボディもスポット溶接ですし、それは致命的な欠陥にはつながらないのでしょうか。。 とにかく過大評価せず、致命的な欠陥につながらないように溶接も活用していきたいと思います。 ありがとうございました。
ナゲット径に関して、有効なナゲット径が実際に得られるかは難しく、材料やその 組み合わせ,電極および電流によりばらつくことが予想されます。 実際のものを評価確認する必要があると思います。 参考になりそうな文献を添付しておきます。 材料の組み合わせや電極を特定すれば、せん断強度の評価も可能だと思いま す。実際の製品や類似データを取って、特性を知っておくのは重要だと思い ます。データもそれほど時間を掛けずに取れるでしょうし、強度の評価など は公的な研究機関を利用しても良いでしょう。データ採りは思うより簡単か もしれませんよ。
お礼
>>ナゲット径に関して、有効なナゲット径が実際に得られるかは難しく、 >>材料やその組み合わせ,電極および電流によりばらつくことが予想されます。 やはり電極や電流によるばらつきも理解すべきなんですよね。 それにはやはり溶接作業の実務・経験・勘・コツが必要な気がしてなりません。。 なんだか設計の限界を感じます。 ありがとうございました。
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補足
回答ありがとうございます。 しょうもない質問で申し訳ないんですが、”スポット溶接機メーカーの手帳”というのはどういうものなんでしょうか?カタログなどとは違うのですか?