バリ方向の曖昧な表記について

このQ&Aのポイント
  • 金型の製作において、バリ方向の表記に曖昧な部分があります。
  • 図面にはバリがどの方向に発生するのか明確に書かれていなかったため、設計者との間で意見の違いが生じました。
  • 抜き方向やパンチ方向といった表現は曖昧であり、統一規格の必要性が問われています。
回答を見る
  • 締切済み

バリ方向について

半分愚痴になってしまいますが、よろしければ 皆様のご意見などお聞かせ下さい。 (製品形状) コ (指示表記)→プレスパンチ方向 先日、このような図面に従い金型を製作しました。 設計者不在(研修で3日いない+納期が無い)ため 設計部門の他の方に確認をとりました(この図面にはノータッチ) 「パンチが左から右へ行くのだからバリは当然コの字の内側」 という回答をもらい初品を提出したところ、帰ってきた担当の 設計者からクレームが付きました。 「順送で外周をパンチで切り落として行くのだから  バリ方向はコの字の外側でしょ?」と。 今回製作した型はコンパウンドですのでパンチ方向という 表記ではバリがコの字の内側になるイメージしか持っていませんし、 コンパウンドによる生産を指示したのもこの設計者さんです。 設計者本人に確認しなかったのはこちらの落ち度ですが 同じ部署の他の方には確認しているんですよ・・・ 会社によって抜き方向のイメージが違うのはまだ許容範囲ですが 同じ部署内で表記に対しての解釈が異なるというのは さすがにいかがなモノなのかと思います。 今回の件は金型修正費を先様から出して頂くということで 一応の決着を見ましたが、費用以前の部分としてバリ方向の 表記に対して曖昧で解釈がどうとでもできることに釈然としません。 「バリ発生面」と書いてあれば迷う余地など無いと思うのですが どうして「抜き方向」とか「パンチ方向」という曖昧な表現を 使うことを放置してあるのでしょうかねぇ? 統一規格を作るようにできないんでしょうか?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.4

確かに客先によってパンチ方向、ダイス方向と記入した図面を貰うことがありますが、当然コンパウンドとプログレッシブでは異なりますよねー。私は、台湾や中国で仕事をしているので、まともな表現でも異なる解釈をされることが多いので、必ずダレ面が成品図のどちら側になるかを確認する様にしています。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

プレスの方向では間違いが起きやすいので加工後の形状で指示してます。 バリの方向が影響する設計の場合 どちらがダレ面かを図面に指示します。 (バリ側を指示することはないです。バリを認めることになるので) それで加工しにくい場合は相談の上優先すべき所を残して その他はバリ取りか面取りの指示をします。 まあ多少バリがあった方が助かる場合もあるのですが・・・ どっちでも良いときは、図面に何も書きません。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

曖昧な表現はこの業界の悪しき習慣。自分も最初戸惑いました。 地域性だけでなく会社単位で違うのですから困ったものです。 質問のバリの方向ももちろんですが、図面(データ)によっては板厚の方向がわかりづらかったりすることもあります。 一度、基準面と板厚側双方にあちこち寸法が入っている図面が来たことあり、こちらの確認不足もありましたが、うっかり面データに板厚オフセットを反対にしてしまったことがあり、曲げ型2工程全て作り直したことがありました。 自分はこの仕事をする前に、広告関連の営業をしておりましたので、不明なこと、曖昧な部分はクライアント(発注元)に確認する習慣があったので、「この仕事は曖昧があたりまえ。その都度確認をしなければならない」と自分に言い聞かせています。 時には発注元に確認を取ることもありますが、その時は、例えば回答1さんにもあるように、「バリ方向、プレス方向」といったように、理解しやすい言葉を選ぶようにしております。 また、順送型、コンパウンド型、抜き落し型など、プレス方向とバリ方向が変わる(時には外形と穴も)場合も多々ありますので、「先方も勘違いしないようこちらが気を回す」くらいに気を使って丁度いいくらいだと考えます。 「この場合、コンパウンドでは外形と穴のバリは同じ方向でこちら側ですが、抜き落しは、穴はこちら、外形は反対側でこうなります」と、図面に書いて確認を取るようにしています。 私が思うに、残念ながら語句や表現の統一はしばらく無理だと思います。「俺様」が多い世界ですからね。自分のルールが世界のルールって感じでしょうか。 しかし、若い世代に代わりつつある今が、もしかしたら統一するチャンスかもしれませんけどね。啓蒙していく良い方法を考えてみるのもいいかもしれません。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

「「バリ発生面」と書いてあれば迷う余地など無いと思うのですが」 いやいや、その書き方では困ります。 たとえば順送、形状がそうですねハット形状としましょう。 レイアウトはラフブランク、ドロー、ピアス、トリム(で抜き落とし) そして上型がオス、下型がメスとします。(どちらでもいいですけれど) そうするとブランク、ピアスは上からのピアスでバリは下にでます。 ですが、トリムで製品抜き落としもしてしまうと製品のバリは 上向きと反対になります。 もし、製品抜き落としのレイアウトではなくキャリアー(スクラップ) で製品を切り落とす場合のバリ方向は下。 なので「抜き方向」と言われているほうが、レイアウトの縛りがなくなります。 大体、多くはピアス中心に抜き方向が製品図にかかれているのでは? 自分的には今の表現が一番いいと思います。 ちなみに「パンチ方向」ですが、この表現より「プレス方向」 とあるほうが誤解が少なくて済みます。 パンチと表現してしまうとオスだけでなくメスでもパンチの時がありますので 誤解を招きます。

関連するQ&A

  • バリ方向指示について

    おせわになります。 先日  ' ↑抜きバリ方向 'と   書かれた図面をもらい   矢印側をバリ方向として、設計したのですが   バリ方向が逆だ とクレームがついてしまい  ました。    一般的にこのような場合は、   どう捕らえるべきなのでしょうか?   よろしくお願いします。  皆さん、 ご回答 ありがとうございました。 私も10年ほど設計をやっているのですが このようなケースの失敗は初めてでした。 いつもは バリ方向の指示が曖昧な場合 客先に問い合わせるのですが、 このようにバリ側の指示がある場合は 大丈夫だと、過信してしまいました。 今後は もう少し確認作業を詰めて行きたいと 思います。

  • バリ方向の図面指示の方法

    浅絞りのドーナツ状のワークなんですが、順送型で成形、打ち抜きするとバリ方向が内周と外周で逆になります。  このバリ方向の指示が図面上で板厚方向に矢印が描いてあり「打ち抜き方向」と記述してありました。 この記述では外周、内周それぞれのバリ方向が不明なのでそのワークの設計者に聞いたところ、その図面の記述でわかるはずと言われましたが私にはわかりませんでした。  バリ方向について公的(JISのような)な記述方法はあるのでしょうか?  または業界で一般的になっている方法はありますか?  

  • 樹脂(硬質塩化ビニール)の打ち抜きバリについて

    硬質塩化ビニールのプレス打ち抜きの際に発生するバリ(抜いた穴に薄皮が残る)で大変困っています。 材料は硬質塩化ビニール2mm厚で幅30mm程のコの字形をした材料(片側5°勾配がついた台形の材料)に、カムをつかって8mmx30mmの穴を横(両側)からプレスしています。 切刃クリアランスは0.03mmです。 ダイは材料と同じ形をした片側5°の勾配がついた台形で、パンチは単純なブロックです。 つまりはシャー角がついた形で打抜いています。 可動式のストリッパープレートもついています。 また、打ち抜きと同時に穴の内側に面取りを施したい為 ダイ切り刃周辺を0.5mm程高くして幅0.2mmの突起をつけています。 これまで何度も製作した実績はあるのですが、今までお願いしていた金型屋さんが廃業され 現在は自社で全く同じ形で金型を製作していますが、どうしてもバリが発生してしまいます。 (自社金型の加工精度には問題ないと思います) 同じような内容の書き込みも拝見しましたが、この内容にマッチするかどうか分からない為、投稿させていただきました。 対策方法等、ご教示いただければ幸いです。

  • 総抜き型

    プレス初心者です。 総抜き型で解らない事が有ります。 総抜きパンチが下型に有り、穴あけパンチが上型に有る金型で 穴と外形のバリ方向が同じになると聞きましたが、 なんで同じ方向になるのか解りません。 教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • 金型用位置決めピン

    こんにちは 金型初心者の者です。 始めて製作するんでシロウトですね 図面を営業からもらったんだけど位置決めピンの表記にSNPB1240と記載してあります。 なんなのでしょう? 色々検索しましたが見つかりません! 設計を行った会社には事情があり問い合わせる事が出来ません。 それと書き忘れましたが金型はゴムOリングの型で上下に半円を彫った単純な物です。 なにかアドバイスあればお願いします。

  • アングル形鋼曲げ金型

    弊社は油圧機械を製造していますが、アングル形鋼(5x50)曲げの金型 の件で悩んでいます、 アングルの曲げる個所2点に熱を加え(コ)の字に曲げる 機械を製作しましたが(コ)の字に成形後のネジレ等があり 困っています、このような金型の製作経験をお持ちの方おら れませんか、アドバイスをよろしくお願いします。

  • SOLID設計物件での紙図面レス

    私の会社(金型設計~製作までしております)では、 紙図面の設計からSOLID設計に移行している最中で SOLID設計の物件では型から部品までを全てSOLIDで作成しています。 ただ、鋼材(単品)加工物製作用にAUTO CADを使用した 2D図面を出力しており時間が掛かっているのが現状です。 そこで教えていただきたいのですが、 皆様の現場では、SOLID設計の場合は、 機械加工現場でもPC端末を確認し作業を行っているのでしょうか? 私どもが目指すのは2D図面を無くし、 図面工数削減を出来ればと考えております。 ご教授の程、よろしくお願い致します。

  • プレス加工品のバリ・カエリの除去について

    製品図面に「バリ・カエリなきこと」とある場合、 通常のプレス加工品においてはかならずバリを除去する必要があると思います。 そこで、皆様にお教え頂きたいのですが、バリの除去にはどのような方法があるのでしょうか? 今回は・・・ 製品寸法が300×50×0.8の長方形 中央部にφ20の穴あけ必要 材質はSUS304 1ロット生産数・・・3,000枚 ※バリ除去の目的は、エンドユーザーがケガをしないため ※穴のみ等ではなく外周を含む全てのエッジに対してバリの除去が必要 ※ここではバリとは金型のメンテナンス不足での異常なバリではなく、 適正なクリアランスでプレス加工された製品のシャープなエッジの ことを指します 板厚が厚ければ私が考えつくものは・・・ (1)C面を打つ金型を製作し、バリ面を打つ (2)バレルをかける (3)半抜きで一旦とめて別工程で裏から抜き、両面をダレ面とする 以上の3点です。 しかし、今回のケースは板厚が0.8mmと薄く、 (1)の方法は有効かと思いますが、(2)のバレルは クシャクシャになってしまい、現実的では無いと思います。 また、(3)に関してはt=3くらいの製品では経験がありますが、 t=0.8というような薄さの場合、可能かどうか自信がありません。 なにか妙案があれば、是非お教え下さい。

  • 鋼材『738』について教えて下さい

    金型設計に携わっている者です。 中国から金型図面を支給してもらい材質表示をみると 『738』と書いてあるのですがどのような材質なのかが 分からなく困っております。 おそらくAISIでの表記かと思いますがJIS表記にした際の 材質をご存知の方がいらっしゃいましたらご教示願います。 よろしくお願い致します。

  • エンドミルでのバリ

    マシニングでSS400の5mm厚のプレートを加工しています。 皆様のご意見を頂きたく投稿しました。 径6の貫通穴をエンドミルで仕上げた後、チップ式面取工具で面取加工をします。 面取深さは1.5mm程度で、チップ寿命を持たせたいので、 荒加工専用チップで大きく削り、仕上げ用チップで0.1mmの取代で仕上げてします。 加工後の製品を見ると、面取の小径側にバリが、たまに発生します。 おそらく荒加工でバリ発生し、仕上げ取り代が0.1mmなのでバリ根本を除去しきれて いないのだと思うのですが、仕上げ代は変えたくないです。 そこで (1)面取り荒加工はステップ加工ですが、切込量を小さくして何回も送る動作にすると  バリ発生を抑えられる方向になるのでしょうか。  切込量が小さい=切りクズ厚みが小さいのでバリの厚みが小さくなり、  面取り仕上げ加工でバリをとりやすくなるのでしょうか。 (2)工具の熱を抑えることでバリ抑制につながるとのことなので  切削条件を下げてトライを考えていますが、効果は期待できるのでしょうか。  発生率が少ないので、なかなか効果確認に時間がかかるため、  見込みの有無だけでも知りたいです。 (3)バリが発生しても、2次加工での除去も考えています。  穴加工の仕上げで使ったエンミドルを再度入れて、仕上げ動作より  0.02mm程度径方向内側を旋回させる=空回転をさせることで  バリがエンドミルに当たって除去という方法を考えていて、  トライしてみましたが、穴径が0.05mm程度大きくなってしまいました。  空回転なのに、穴径大きくなったということは削ってしまったことに  なりますが、何故なのか分かりません。    理論上は刃物があたらないはずなのですが。  さらに内側を空回転させれば、バリ除去できそうですが、  理論から外れているのでスッキリしません。  ぜひ、ご教授頂きたいと思います。