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純水の劣化について
- 純水の劣化について気になる点があります。導電率低下や金属腐食などの影響があるのか、また劣化が始まる条件や期間について知りたいです。
- 純水を装置の洗浄に使用していますが、純水の劣化について調べると導電率の低下や金属の腐食などの影響があるという情報があります。劣化が始まる条件や期間について教えてください。
- 純水の劣化について調べていると、導電率の低下や金属の腐食などが問題になるようです。劣化が始まる条件や期間について詳しく知りたいです。
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徒に純水の劣化を心配しても仕方ないです。 必要十分な条件の範囲を超えないように管理すれば良いだけです あまり高品質を求めすぎるとコストに跳ね返ります。 純水生成装置の性能によっても、有効投資になるかムダに終わるか変わります。 半導体工場ですと純水供給ラインはループになっていて常時循環させていますし、ラインも内面研磨後エッチング処理仕上げした高純度ステンレスで不純物の溶出や大気からの気体の溶込みを減らしています。それ位しないと品質にかかわる訳です。 >「純水の劣化」というのは、導電率が低下するという事なのでしょうか? 不純物イオンや無機異物、生物などいろいろです。 >もし原因になるとしたら、どのような状態で、どのぐらいの期間放置したら劣化が始まるのでしょうか? 条件によります。実際の環境で試験してみるのが一番早い。
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>>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%94%E6%B0%B4 塩類 残留塩素 溶解性でない微粒子 有機物、例えば微生物の残骸など は クリーンルーム 内に 存在しないことになってるので 除外します 電解しないガス、例えば酸素ガスや窒素ガスなど は さすがにクリーンルームでも存在します PFAチューブ は http://www.nichias.co.jp/research/technique/pdf/345/060302.pdf リンク先より抜粋 PFA-SG チューブは,当社PFA-HG チューブの 特長(洗浄性,耐薬品性,耐熱性)を備えつつ, 薬液・ガスの透過量を約60 %に低減したチュー ブです。 一般PFA チューブと比較すると透過量は約 30 %となります ガス透過するので 滞留させたら水にガスが溶け込む可能性はある 純水クラスでは無視できるかもしれないが 超純水クラスになると 無視できない http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E7%B4%94%E6%B0%B4 リンク先より抜粋 製造された超純水は空気に触れさせたり、配管やタンクなどの中で停止させる事ができない。 これは、いかに清浄であっても空気に触れると、空気中の窒素や酸素、二酸化炭素などがヘンリーの法則に従って溶け込み、また流れが止まると配管がいかなる材質であっても管壁から微量の不純物が溶け出したり、貧栄養状態でも生育可能な微生物が発生したりする恐れがあるためである。
お礼
ご回答、有難う御座います。 成る程、PFAチューブの透過等もあるんですね。それと、回答(1)さんのアドバイスを考慮すると、循環機構等の常時新水供給可能な配管レイアウトにするのが無難なんですね。
お礼
ご回答、有難う御座います。 やはり、通常は循環等により常に新水を供給先(開放口)に提供できるような機構になっているんですね。 >条件によります。実際の環境で試験してみるのが一番早い。 説明が足りなくて申し訳有りません。実際の環境はユーザの工場になるので、試験は不可能なのです。そこで、何か目安のような物があればと思い、こちらに質問させていただいた次第です。そうなると・・・・・・純水の製造メーカ等に問い合わせてみようかと思います。