SUS430光輝焼鈍材(BA)製造

このQ&Aのポイント
  • SUS430のBA材(厚み0.3~1.0mm幅1000mm)の製造方法について教えてください。
  • 光沢の向上のため最後の研磨仕上げに問題があります。
  • 圧延条件は仕上げパスの圧下率が20~21%、ロール径は76Φ、圧延速度は190m/min、ミルオイル吐出量は最大5000L/minです。
回答を見る
  • 締切済み

SUS430光輝焼鈍材(BA)製造

こんにちは みなさん教えて下さい。    私たちは,SUS430のBA材(厚み0.3~1.0mm幅1000mm)を製造しています。光沢の向上のため最後(仕上げ)パス#400研磨仕上げロールを使用しますが縞模様(光沢ムラ)が出てうまくできません。   圧延条件は   ・仕上げパスの圧下率は20~21%   ・ロール径は76Φ 研磨仕上げ#400   ・圧延速度190m/min   ・ミルオイル吐出量最大5000L/minも4500Lで圧延する オイル温度36℃  ※ロール研磨仕上げ#220では問題なく圧延できます。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

またまたお話に加わらせて頂きます。 縞模様といっても、大きく分けて2種類あります。 一つは、リジング(ローピング)と呼ばれる全体に現れる木目調の模様、もう一つは筋雲状の模様です。 前者は製鋼段階の柱状晶が熱延コイルの再結晶過程で巨大成長して引起すものとされ、対策は2回冷延(中間焼鈍有り)か、製鋼段階での電磁攪拌による等軸晶率の増加とされています。 後者は、主に製鋼段階の連続鋳造パウダーの浸炭に起因する結晶粒度の違いによるものと言われ、製鋼での鋳造レベルコントロールを強化するか、2Heat熱延しか対策が打てなかったと記憶しております。 いずれにせよ素材の熱延コイル以前の履歴に関係するので、上工程の技術者と話をした方が良いと思います。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。    私ども,ローピングや結晶粒の偏析は認識していますが冷間圧延時に  発生する縞模様を問題にしています。  ・ロールコーティングが部分的に剥がれて縞模様になるので困っています。     1.ワークロール研磨番手を小さくすれば何故コーティングムラが発生するか?   2.コーティングムラを防ぐのには圧延速度を落とさずに良い方法はないか?例えば,圧下率を低くするとか・入り側張力を下げてロールの中立点を  後方にするとか・・・・   どんな冷間圧延法をしておられるか教えて欲しいと思います。

関連するQ&A

  • SUS430光輝焼鈍(BA)光沢度向上

    悩んでいます。教えて下さい。    ステンレスを製造しています。中国には大量に売れるSUS430BA素材 0.3・0.4・0.5mmを日本の企業は光沢が悪いと採用しません。  素材は熱延酸洗材3.0→所定の厚みに圧延します。  光沢度は1000°程度です。これ以上の光沢度を上げる方法を教えて下さい。

  • SUS300系1/2ハード材の製造

    サイズ0.08~0.2mm,SUS300系の1/2ハード材を製造しています  ・厚み0.6~0.8mm×幅1000mmの2B材を半裁して圧延します  ・一度目標値厚み前で焼鈍→12~14%圧下率で目標厚さ→TL矯正→製品   半裁で圧延するため両側均等な形状にならない。従ってTL矯正しても  平坦にならない(素材の中央側の肩が盛り上がる)  ・圧延機は20段ミルやZHIミル ・TLはテンションレベラー です。   1)半裁素材の圧延の仕方  2)半裁製品のTL矯正方法  3)他の形状矯正方法は?     困っています,アドバイスいただけませんか。

  • sus304ロール加工

    はじめまして!早速ですが直径120mm面長2300mm肉厚15mmのパイプ(sus304)両端にs45cの軸(Φ60mm)を焼きバメ、全周溶接したロールについてです。一度使われた品物で、傷取り目的で最小真円加工を旋盤で行ったのですが削るそばからロールが曲がって半分も削ることが出来ませんでした。(最終仕上げは、円筒研磨をします。旋削条件 サーメット 切削速度70m /min  送り0、3mm/rev 切込み0、2mm(D) 移動振れ止め使用)長尺物の振れを小さく加工するにはどうしたら分からないので教えてください。よろしくお願いします。  

  • SUS材の圧延異方性

    いつもお世話になっています。 SUS409Lで円筒絞り(尖がり帽子みたいな形状) のものを作る際に心配しているのが、 素材の圧延方向によっての径の違いです。 SUS409ですと、圧延方向によってバックリングの量が 違うため、圧延方向と、非圧延方向では 径に差異が出てしまうと心配しています。 レンジは0.4?の公差ですが、何か対策があったら教えてほしいです。 尚、径がφ120くらいでR200がついた尖がり帽子形状で 形状は変更できないです。

  • SUS300系1/2ハード材のつくり方

    サイズ0.08~0.2mm,SUS300系の1/2ハード材を製造しています  ・厚み0.6~0.8mm×幅1000mmの2B材を半裁して圧延します  ・一度目標値厚み前で焼鈍→12~14%圧下率で目標厚さ→TL矯正→製品   半裁で圧延するため両側均等な形状にならない。従ってTL矯正しても  平坦にならない(素材の中央側の肩が盛り上がる)  ・圧延機は20段ミルやZHIミル ・TLはテンションレベラー です。   1)半裁素材の圧延の仕方  2)半裁製品のTL矯正方法  3)他の形状矯正方法は?     困っています,アドバイスいただけませんか。

  • 圧延機の張力の設定

    クラスター圧延機でステンレスを圧延している。(リバース方式)  ・素材SUS430板厚3.0 3.5mm→0.3~0.5mmへ圧延する。   ・張力AGCで張力設定(ユニット)入り側・出側を同値に設定している。 ・圧延中の張力表示は常に入り側が出側より値が大きく変化して表示する。    質問   厚みの厚いパス(1~4パス)の加速・減速時に張力が異常に変動することがあり厚みも大きく変動る。何故ですか?教えてください。 張力が異反動していることは中間rollかワークロールがスリップしているのでしょうか?

  • SUS304の無光沢化

    SUS304表面の無光沢化について検討中です。部品形状はφ3mmの板厚0.1mmです。現状は酸洗後に梨地処理(化学研磨)を行った後、黒染め処理を行っておりますが、梨地処理において面粗度の不均一が解消され、無光沢化が実現できない状況です。梨地処理は温度と時間のパラメータを変更しトライしておりますが問題は解決しておりません。表面処理メーカ様でこの問題がクリアできるメーカ様を探しております。どなた様かご存知であれば教えて頂きたいと思っております。よろしくお願いいたします。

  • SUS304 平板の表面研磨

    板厚10mm、仕上げ№1のSUS304平板の表面をベルトサンダーを使用して研磨仕上げしたいと思います。 最終的には理想は400番程度の仕上げですが、私の様な素人の場合、ヘアラインの方がある程度ごまかせそうなので、粗目のヘアライン仕上げでも良いかなと思っています。 ベルトサンダーはエアーを使用したローラー式の幅60mmの研磨ベルトを使用するタイプです。 まずは、粗めの研磨ベルトを使用して表面の微小な凹凸を消そうと思いますが、なかなか平滑にすることが出来ません。 手順としては粗目のベルトから徐々に細目のベルト(仕上げ番手のベルト)に交換していくものと理解していますが、最初の段階(80番のベルト研磨)で平滑にすることに苦戦しています。 その他にベルトの種類として、不織布のタイプもありますが、どの様な研磨ベルトを使用して、どの様な順序で仕上げていくのが良いのでしょうか。 研磨する量は少ないので、揃える研磨ベルトの種類は可能な限り最小限にしたいと思います。 何かアドバイスをしていただけるようでしたら、よろしくお願いいたします。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 機械加工)」についての質問です。

  • SUS304BAパイプの光輝焼鈍について

    SUS304のBAパイプを商社から購入しようと考えています。 ネットで検索すると、購入後の冷間加工を考慮して光輝焼鈍しているケースが多いことがわかりましたが、焼なましについてのそもそもの疑問です。 冷間加工を考えて焼きなましを行うということは、圧延やパイプ状に成形された段階での応力の除去、加工しやすくするために軟化させるという目的だと理解しています。 例えば冷間加工後に表面硬化処理やその後に再加工なんかある場合(表面硬化処理後には研磨ぐらいで再加工は普通ないのかもしれませんが)、その前にはやはり焼なましを再度行うほうがベターということなのでしょうか? 完全焼きなまし、球状化焼きなまし、低温焼きなまし、応力除去焼きなまし、軟化焼きなましなど焼なましにもいろいろな種類がありますが、どれも目的が似ているような気がしていまいちその違いがすっと頭に入ってこないのが正直なところです。 大まかなイメージの捉え方では加工前にも焼きなます、加工後にも焼きなますという理解でいいのでしょうか?

  • SUS304 1.5t 2B 製作物

    SUS304 1.5t 2Bの板をSUS304 L3×40×40の骨組み(1000×650×700) に裏側より溶接し製作しました。誤って表面の焼け跡を研磨してしまい 表面の仕上がりが異なってしまいました。目の細かいペーパー等で仕上ましたが、光の加減でその部分が分かってしまいます。 コストのかからない良い方法はないでしょうか? 又は納品先に指摘を受けた場合の理由が説明できればよいのですが、、、 宜しくお願いします。