MQL装置(セミドライ加工)の導入を検討しています

このQ&Aのポイント
  • MQL装置の後付を考えているマシニングについて、荒取りや穴あけでは水溶性切削油を使用し、高硬度鋼の仕上げではセミドライにする方法を検討しています。このような加工方法をとっている企業はあるのでしょうか?
  • 既にオイルスキマーやミストコレクターが設置されており、セミドライ加工では油量が微量なので水溶性との混ざりは気にしなくてよいのでしょうか?
  • MQL装置でも夜間の無人運転中に火災の可能性があるのかについても知りたいです。実際の事例などがあれば教えていただけますか?
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MQL装置(セミドライ加工)の導入を検討していま…

MQL装置(セミドライ加工)の導入を検討しています。 現在、水溶性切削油を使用しているマシニングにMQL装置の後付を考えていますが、以下の質問をお願いいたします。MCにはオイルスキマー、ミストコレクターは付いております。理由としては高硬度鋼の仕上げではメーカーオイルミスト推奨が多いし、工具寿命延長し面荒さを向上したい。また、CBN工具も使用していきたい。 1,荒取りや穴あけでは、水溶性切削油を使い、高硬度鋼の仕上げではセミドライにしようと考えていますが、このような加工方法をとられているところはありますでしょうか? 2,上記のようにオイルスキマー、ミストコレクターがありますし、セミドライ では油量が微量なので水溶性との混ざりは気にしなくて良いでしょうか? 3,MQL装置でも夜間、無人運転で火災の可能性はあるのでしょうか?(実例など) 多数のアドバイスありがとうございました。すべてすばらしい回答で甲乙つけられません。すべて良回答ということで・・・。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.4

1.について、耐熱合金の粗加工時、特にスロアウェ-を使用した場合はドライ若しくは切削油(エマルション原液)を被削材に塗布を行い加工しておりました。またMCメ-カ-に改造を依頼してMコ-ドを追加してもらい、後付のセミドライ機のエア-バルブを電磁弁にて開閉するようにし、先のMコ-ドにて水溶性切削油とオイルミストと切り替えて使用していました。 2.については水溶性エマルションの原液を使用すると良いでしょう。 但し切削液メ-カ-に確認してください。(弊社では問題ありませんでした) 3.については被削材にはミストを、削りくずには水溶性エマルションが掛かるようにノズルを調整、若しくはポンプ増設して切りくずのみ水溶性が掛かるようにするほうが良いのではないでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。1,については弊社もそうしたく考えておりまして、NCにて切り替えを行いたいと思っております。実際、概略どの程度費用はかかるものでしょうか?宜しくお願いいたします。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

弊社でも非鉄の部品加工と、主にダイス鋼を被削材とする金型加工を1台で 加工するために、御社と同じ理由で水溶性のクーラントからMQLとの併用に 移行しました。結果は金型の仕上がり、工具寿命共に劇的に向上しました。 1.については、私の場合金型の荒加工はラジアスのスローアウェイを 使うことが多いので、その場合荒加工はドライになります。水溶性を 流すのは穴加工のみです。 2.弊社のMQLは後付のため、(2)さんの様に全部燃えてしまうということは 無くて、ミストコレクタを使用しても、それなりにワーク周りに 飛散します。ウェスで回収できないものは水溶性クーラントに混入 します。ポッド式のスキマーである程度回収できますが、エマルジョン化 して少しずつ混じっていくようで、クーラントの劣化は多少早くなる気が します。ただしそれが非鉄の部品加工に影響はしていないようです。 3.30番の機械なので、少ない切込みで高速で動かす様な加工になりますが、 燃える危険を感じたことはありません。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。実機での使用感がわかりまして、非常にありがたく感じております。参考にさせていただきます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

まず1について、MQLのメリットを活かすのであれば、水溶性の切削油は切粉流しのみに使い、加工面の潤滑をMQLで行なうべきです。 2について、MQLでは供給される微量の切削油のほとんどが加工面と刃先の摩擦で消費されますので回収は検討不要です。但しこれはセンタースルーで刃先から潤滑する場合で、外からノズルで吹き付ける場合は、ミストコレクターなどが有効です。弊社では、センタースルーで加工し、水溶性の切削油で治具周りの切粉流しを行なっていますが、切削油への油分混入は有りません。 3については、ほとんどが消費されますし、供給される油の量も混合気として引火するには相当圧縮しないと燃えない(たとえ引火しても吹き消される)ので消防法の自動消火装置設置基準の対象になりません。火災に関しては油性の切削油かけ流しより安全性が高いと言えます。 MQLのメリットは深穴加工や高速重切削で真価を発揮します。工具寿命が10倍延びた例もあります。後付けだとツールチェンジの際のホルダー洗浄、エアブローなど課題がいろいろ出てくると思いますが、挑戦してみる価値はありますよ。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。ツールチェンジの際のホルダー洗浄とは、やはり相当な油が付いているのでしょうか?加工が終わり、ATCの前にホルダーにエアブローするとか考えないといけないですね。がんばってやってみます。ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

MQLセミドライ加工の切削油剤は油性ばかりではありません。 水溶性タイプの油剤もあります。 この場合は 2. 3. の問題は気にしなくても良いはずです。 MQLと言ってもメーカーによって違いがあるようで 機器の選択から検討されることをお勧めします。 貴社のように切削性の為に導入されるケースもありますが 最近は環境の問題(ISO)での導入が多いようです。 検討の目安に http://www.juntsu.co.jp/tab3-1.php

noname#230358
質問者

お礼

MQLでは水溶性もあるとは知りませんでした。今回はやはり潤滑性能と刃物寿命を考えて油性を選択しようと思います。メーカーは参照HPでいろいろ検討させていただきましたが、やはりMCメーカーにてよく採用されているメーカに合見積もりを依頼してみます。導入後のランニングコストも考慮しないといけないですね。

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