オーステナイト系ステンレスの腐食試験について

このQ&Aのポイント
  • オーステナイト系ステンレス(SUS-316)の腐食試験について調査しました。使用するシュウ酸によりSUS-316に腐食挙動が確認されることが分かりました。電解腐食試験とシュウ酸溶液浸漬試験を行いたいと思っています。
  • 電解腐食試験では、SUS-316の表面に腐食傾向がはっきりと確認できる程度の電解質溶液を使用する予定です。アノード側にはSUS-316試験片を使用し、カソード側にはイオン化傾向の異なる金属を使用する必要があります。
  • シュウ酸溶液浸漬試験では、SUS-316の表面に腐食傾向がはっきりと確認できる程度のシュウ酸溶液で浸漬します。この試験では浸漬のみで腐食傾向を示すことが目的です。温度条件や浸漬時間についても設定する必要があります。
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オーステナイト系ステンレス(SUS-316)の腐…

オーステナイト系ステンレス(SUS-316)の腐食試験について お恥ずかしい話ですが、 仕事上、使用するシュウ酸によりSUS-316に腐食挙動が確認される事を先日知りました。 そこで電解腐食試験による腐食挙動の確認試験を実施したく思います。 方法についてご指導頂きたく思いますのでよろしくお願い致します。 また、合せてシュウ酸溶液浸漬試験を行いたく思いますがこれについても方法(条件)をご指導頂きたく思いますのでよろしくお願い致します。 こちらが検討している方法として 電解腐食試験(SUS表面に腐食傾向がはっきりと確認出来る程度を希望) 電解質溶液に(シュウ酸水溶液0.5%、1.0%、5.0%を用いて3検体の確認) アノード側SUS-316試験片(表面処理無し、バフ研磨#200、バフ研磨#300の3検体) カソード側SUS-316母材試験片 カソード側に使用の金属はイオン化傾向の異なる金属を用いなければならないのでしょうか?同一金属(表面加工は異なる)では不可でしょうか?(また不可の場合、カソード側金属に用いるのに安価な金属をご伝授下さい。)また温度条件及び時間(電流通じた状態)の設定はどのくらいの時間必要になりますでしょうか? シュウ酸溶液浸漬試験(SUS表面に腐食傾向がはっきりと確認出来る程度を希望) 手段及び温度条件。浸漬のみで腐食傾向を示すのか確認する事を目的としています。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

県等の工業試験場で、相談した方が良いでしょう。 近隣の大学教授等のスタッフや、設備も揃っているし、そこで試験すると 場合によっては安くできると思います。 県単位の横の繋がりも多少あり、隣の県で…もありますが、一度確認する 価値はあります。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 一度近隣の工学教授にご相談してみたいと思います。

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