SUS304の棒材からフランジを作る際の地キズについて

このQ&Aのポイント
  • SUS304の棒材からフランジを作る際に起こる地キズ(介在物)の動きと、地キズの管理方法について教えてください。
  • 介在物による漏れを防ぐために、板材から作る方法も考えられますが、コスト的に不利です。鍛造によって地キズを少なくすることや漏れを防ぐ方法があれば教えてください。
  • 鍛造にてフランジのブランクを成型する際、棒の長手方向の地キズを少なくすることは可能でしょうか?また、漏れを完全に防ぐことは可能でしょうか?教えてください。
回答を見る
  • 締切済み

SUS304を鍛造したときの地キズ(介在物)の動…

SUS304を鍛造したときの地キズ(介在物)の動きと地キズ管理 SUS304の棒材からフランジを作っていますが、介在物(地キズ)のため漏れを起こします。板材からですとこれは防げますが、材料取りなどコスト的に不利です。型鍛造にてブランクを成型しようと思いますが、棒の長手方向の地キズは鍛造することにより少なくすること出来るでしょうか、また漏れをなくすこと出来るでしょうか、教えてください。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数1
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

SUS304棒材からフランジ製作したら漏れ発生とのことですが、真空でしょうか?もしそうでなければ的はずれになりますが・・・・ 高真空フランジに丸棒が使えないことはよく知られています。 棒の整形過程で気泡や不純物が棒の長手方向に引っ張られ欠損が軸方向に伸ばされて存在している可能性が高いことから、棒材から真空フランジを作ると、フランジを突き抜ける方向に微細な穴や割れが残存し、真空漏れの原因になります。これに比べ、板材は欠損があっても横に走っているだけなら真空漏れの原因になることはありません。従って、真空部品は板材から作る・・・というのが半ば常識のようになっています。 鍛造にてブランク成型とありますが、どの段階で鍛造にかけるかによって効果が大きく違うことや鍛造によって欠損を完全になくすことはできないなどの問題があることと、鍛造工程のコストが増すことを考えると、よい方法とは思えません。 むしろ、板からの粗加工のコストダウン(後加工のしやすさなども考え)が鍵のように思います。

noname#230358
質問者

お礼

ご返事ありがとうございます。お察しの通り真空用のフランジです。私どもも当然板材も使用しておりますが、特殊溶解の材料も使用しております。板材の場合ご指摘の通り荒加工のコストダウンが鍵と思います。近年の材料費の高騰で、コスト管理が苦しく、何とか一般材で鍛造で真空用に使用できる方法はないかと模索しております。ブランクのフランジは別として、多分穴あきのフランジであれば型鍛造にて成型することで棒材の長手方向の地キズは無くせるのではと考えておりますが、どなたかご経験ないかと考えておりました。

関連するQ&A

  • ステンレス鍛造材の内部割れについて

    ステンレス(SUS304)鍛造材の内部割れで困っています。業界用語ではもみ割れ?割れ部が炭化していないことからオーバーヒートでないと推察しています。過去多数の自由鍛造材を取扱ってきましたが、ローリング鍛造で頻発するようになりました。特徴としては欠陥が外部に出ず、切削加工を進めてから出現することです。リークテストの漏れで発見されるような小さい割れもありました。材料の偏析(介在物)が原因とも聞きますが、自由鍛造では経験がないので?です。最終加工段階で発見されるケースが多く、途中加工費と時間のロスが甚大です。原因と対策など情報ご提供下さい。

  • SUS420J2丸棒のインサート成型にて

    SUS420J2の丸棒(D4.0)の先端にPOMを成型する型での質問です。 成型する樹脂は丸棒の先端(20mm程度)のところに、D11×L20程度です。 この金型で成型したトライ品が上がったのですが、SUSの光沢がなくなり白く曇った状態になってしまいました。(金型との干渉によるキズのようなものではなく、鏡面だった素材の表面が白く曇った状態です) SUS丸棒には防腐剤として『クリューバーA20』という錆止め潤滑油が塗布されております。 成型屋さん曰く、脱脂は行わなかったとの事ですが原因は脱脂を行わなかったからだけでしょうか?型の温度は50度程度との事です。 また、丸棒の長さは160mm程度なのですが適した脱脂方法についてもアドバイス願います。 宜しくお願い致します。

  • SUS素材の非介在物について

    SUS316丸棒素材 Φ45x100L購入し 旋盤加工で内径Φ30.00 面粗さ1.6Z以下に加工後内面を 鏡面状態まで電解特殊研磨で加工した所 内面中央付近に巣(非介在物)らしき物が出てきました、 長年加工に携わっていますが こんな事は初めてで ご経験のある方にお聞きしたいのですが SUS316素材に非介在物は有っても普通でしょうな? ご回答 宜しくお願いします。

  • SUS440Cの鍛造温度

    ステンレス材SUS440Cの鍛造をしていますが、鍛造時にすぐ破裂してしまいます。 どうも温度の関係のようですが、あまり扱ったことのない素材なのでよくわかりません。 鍛造の際の適正温度(開始・終了)やその他留意点などについて教えてください。

  • SUSに傷がつくメカニズム

    はじめまして。 材料の初歩的な質問なのですが、 困っているのでどうか回答をお願いします。 SUS(304)と樹脂(ポリカ)の硬さを比較した場合、 一般的にSUSのほうが硬いと言われます。 (そもそも硬さの比較自体難しいですが…) しかし、ポリカでも鋭意な部分をこすりつけたりすれば SUS表面に傷をつけることができました。 これはなぜでしょうか? 母材ではなく表面の皮膜が削れているだけでしょうか? 金属表面に傷がつくメカニズムもあまり理解できていないので 参考となるサイト、書籍等あればご教授願います。 以上、よろしくお願いします。

  • ディーゼルエンジンの排気管パッキンについて

    エンジン発電装置の排気管のパッキンに使用します。 今まではアスベストシートをカットしてフランジ間のパッキンを製作していました。ここの所の騒ぎで代替品をさがしてますが見つかりません。 下記条件に合うものご存じないですか? <条件> 使用流体:排気ガス 温度  :400~500℃ 圧力  :0.05MPa 数が出ないため、量産物や成型物は厳しいです。 図面寸法に加工できるものを望みます。 不確定情報ですが、グラファイトシートなるものを加工して使ってるとの情報を入手しています。 本日商社と打ち合わせをして下記を勧められました http://www.nichias.co.jp/products/seal/gasket/c_gasket/t1374/main.html 機密性がネックらしいのですが、常用で使用しないなら問題ない様です。 他社採用事例を調査中です。後日報告いたします。 高温化(400℃以上)でのノンアスパッキンは2系統の様です。 <黒鉛系> ・シートを改良して~450℃や~500℃クラスまで耐熱を上げる ・シートをSUS板で覆い、黒鉛の酸化を防ぐ事で耐熱を上げる <織布系> ・セラミック繊維を編みこんだシートを使用。(多少の漏れは容認) 常用使用でないため、後者で行こうと考えております。

  • 鍛造について

    鍛造について教えてください。 SUS304を1200℃に加熱して鍛造すると、 鍛造前と比較して結晶粒が細かくなる理由を教えて下さい(鍛造後は1000℃ぐらいになっており、水冷します)。 なお、結晶粒は鍛造の加工度が大きい部位ほど小さいです。 よろしくお願いします。

  • 鍛造(板鍛造)について。

    私はプレス(板金)金型の企画や設計に従事している者です。この度、鍛造(板鍛造?)の要素を含んだ加工に挑戦しています。全く初めての事で文献やインターネットで調べますが、あまり情報がありません。全くの初心者でも解る文献やサイトはありますか?

  • 鍛造って???

    今、鍛造について、勉強してるのですが、コイリング加工っていうのがでてきました。しかもその種類には冷鍛コイリングと熱鍛コイリングとあるみたいですが違いもよよくわかりません。 色々本などで調べているのですが、いまいちよく分かりません。どなたか知っている方教えていただけないでしょうか?よろしくお願い致します。又、冷鍛と熱鍛の使い分けはどのようなことを重点にして決めるべきなのでしょうか?

  • プレス製品の介在物(ヘゲ)による傷・割れの検査方法

    当方、高張力鋼板を使用してプレスで絞り加工を行っているのですが、 鋼板の介在物(ヘゲ)により傷やクラックが発生してしまいます。 材料メーカーとは協議しているものの、「介在物をゼロにするのは 不可能」と言われています。 現在は、検査員による全数目視検査を行っているのですが、自動機による 検査に置き換えたいと考えています。渦流探傷や超音波探傷も検討して いるのですが、製品の形状(フランジのついた底有円筒形状Φ90×40程度) や側面に小穴があいていることから、安定した検出は困難では無いかと 考えています。 どなたか「このような検査方法はどうでしょう?」っと情報やアイデアを お持ちの方、ご伝授下さい。よろしくお願いします。