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NC旋盤加工で公差が複数ある場合のプログラムについて
- NC旋盤加工で公差が1つの場合は補正で簡単にできると思うのですが、図面で公差が複数ある場合には、どうすればいいのでしょうか?
- 公差が複数ある場合、同じ工程であれば補正番号が同じになってしまい、すべてが同じ公差として削れてしまいます。そのため、公差の中央の値を狙って加工プログラムを作る必要があります。
- 計算が面倒な場合は、公差の中央値を自動で計算する専用のプログラムを使用することもできます。加工プログラムを作成する際には、公差の真ん中を狙って設定し、正確な加工を行いましょう。
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(3)さんのように、各段ごとに公差中央値で加工し、各段を測定して、誤差をプログラムで修正してしまいます。そのほうが、2個目以降、一番公差の厳しい1箇所を測れば、他をこまめに測定する必要がなくなります。(形状から抵抗などが変わる場合は、そうならないこともあります。) また、ゼロからプラス公差の場合は、プラスめ、マイナス公差の場合はマイナスめを狙うこともあります。 例えば、肌が出にくい、切粉がかんで表面に傷が付くと不良になるなどの製品が合った場合、公差内で削り代が残る方向側に設定しておくと、面粗度不良が発生しても、もう一度加工して生かせることもあります。
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1番です。 複数の公差を含む仕上げであれば、真ん中を狙っていいと思います。 ただし、3ミリと35ミリというように、差が大きい場合。 芯高の影響や、素材剛性の関係で、刃物の摩耗による寸法変化が同じにならない場合があります。 その場合、4番さんの言う補正をかえるというのも有効だと思います。 注意する事は補正をかえるとき、刃先を被削材から一度離すことが必要だと思いますよ。
お礼
補正を切りかえるときに、離した状態でかえればいいんですね。よく分かりました。ありがとうございます。
賛否ありますが 交差毎に工具補正をもうける方法もあります X100.T0101 ・ ・ ・ X120.T0110
お礼
個々に補正方法もあるんですね。勉強になります。
弊社では、指示公差の中央値でプログラムを組んでいます。 通常はそれで問題ないかと思います。 ただ、複数の段があって、それぞれに公差がある場合、各加工径での誤差も生じる場合がありますので、その場合はプログラム値で修正しています。
お礼
公差の中央値でされているんですね。勉強になります。各誤差はプログラムで修正するということで分かりました。
1さんの言うようによく意味が分かりませんが、公差が1つとは、例えば10±0.1、公差が複数とは、10+0.1-0(図面上は公差部は二段表示)というような場合でしょうか? そうだとすれば公差中央値(10.05)ねらいで通常は問題ありません。 表面処理(鍍金など)で寸法が変わる場合はそれを見越してねらい目寸法を設定します。
お礼
皆さん公差の中央値でされているんですね。よく分かりました。
すみません、意味がよくわからないのですが、 ある工具の加工する行程の中に複数の寸法公差があるということですか? ほぼ同じ形だけれど、部分的に指示寸法の違う物を、いくつか作るということでしょうか? 同じところに表現の違う公差が複数あるということでしょうか? 悩むのであれば、公差の中央でよいのでは? 多少の上下はあるでしょうから、テスト加工後にプログラムで手加減してはどうでしょう。
お礼
ありがとうございます。中央値でやってみます。
お礼
ありがとうございます。中央値でいいんですね。また、プラス目、マイナス目を狙うというのも勉強になりました。