ゴム硬度についての原因調査と対策

このQ&Aのポイント
  • ゴム硬度の問題による内部硬度低下が発生しているため、原因調査を実施しています。
  • 比重の計測結果から、成分の違いはない可能性があります。
  • 硬度の低下は素練り過程の影響が考えられますが、他の工程も原因として考慮しています。
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ゴム硬度について

ゴム硬度についてお尋ね致します。 メーカーより納入されたNR+CRの配合ラバーの内部硬度が規格値より低く出ているため、原因調査をしています。成分違いだと思い、比重を計ってみたのですが、ほぼ一致しておりました。 比重が一致ということは、配合面での違いはないと思うのですが。。 素練りで練りすぎると硬度が下がると聞いたのですが、本当でしょうか? 他に工程内で、考えられる原因はどんなものがありますでしょうか? ゴムについてあまりにも無知で、お恥ずかしいのですが、ご存知の方がおりましたら宜しくお願い申し上げます。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.2

「いし」さんのご意見に同感です。 従来からの傾向を把握したうえで、いつもと違う事がハッキリしたならば製品の硬度を疑うべきでしょう。条件管理がしっかりしていても±3ポイントはバラツキます(異論があるかも知れませんが)従来から低い傾向が見えたなら、バラツキの範囲内かも知れません。 素練りの件はご明察です。その他に大きな要因として加硫工程での架橋密度の違いも硬度に影響します。 (加硫時の温度が低かったり、時間が足りない架橋反応が進まず、硬度は低いままです)比重はどの程度の精度で測定しましたか? 少なくても百分の一台の精度が要求されます。 配合材料の違いは分析で分かります。配合比の違いを見分けるとなると、今回の場合、硬度を支配するカーボン量を比較することになり、いずれにしろ素人の手に負えません。

noname#230358
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 工程面でのご説明も頂き大変ありがたかったです。 比重は、百分の1台までは同じ結果が出ました。 比重が同じでだったので、ポリマー、配合材料、配合比は大きな変化はないと思っていたのですが、それだけでは言えませんね。 製品そのもののバラツキも含め、再度調査してみます。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

「内部硬度」とは表面と内側で違いがあったということでしょうか?ゴムは一般的に加硫密度の影響により表面と内部では硬度が異なります。ゴム硬度の規格値が±5(厳しいのは±3)というのはそれだけ測定位置にも影響されるからです。また、表面が平滑なものかそうでないかによっても硬度は変わります。JIS K 6253に規定されている硬度測定は平滑な面を対象としています。つまり実際の製品形状が違えば変わります。また、あまり考えられませんが硬さ計の測定子の変形や磨耗は発生しておりませんか?測定機器を疑ってみるのもひとつの手です。押し付けのスピード、強さによっても硬さ表示は変化します。長くなりましたがご参考までに

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 内部硬度と書きましたが、表面硬度は測っておりません。平面状態での測定で、毎回測っておりますが、測定機の誤差も考えられますね。 測定機の面も見直した上で再度検討してみます。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

的外れかも知れませんが・・・ ゴム硬度計ってのはバネの先に針が付いたようなものですから はかりかたで(例えば当ててから何秒後の数値を見るかなど) 数値がばらつくので、測定方法をしっかり決めておかないと あてにはできません。 同条件にて正規品との比較をしてみると案外同じような値に なる可能性もあります。

noname#230358
質問者

補足

説明が不足しておりました。 正規品の比較用を入れた上で、硬度は低い物でした。 測定方法しっかり決めた上で調べないと結果的に的はずれな調査になりかねませんね。 早速のご回答ありがとうございました。

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