鉛フリー半田には金属の侵食要素があるのか?
- 先日、ある電子部品メーカーの方から、鉛フリー半田になってから半田メッキ槽に穴があいて困っているという話を聞きました。
- 鉛フリー半田には金属を侵食/腐食するような要素が潜んでいるのでしょうか?
- ご存知の方、教えてください。
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鉛フリーはんだ
先日、ある電子部品メーカーの方が 「鉛フリー半田になってから半田メッキ槽に 穴があいて困っている」という話を聞きました。 鉛フリー半田には、金属を侵食/腐食するような要素 が潜んでいるのでしょうか? ご存知の方教えてください。
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鉛フリーでは、溶解温度が以前より100℃近く 上昇し、且つエロージョンによる相乗効果による 腐食があると聞いております。材質は、SUS316を使用しても寿命が短いとのことでした。
その他の回答 (3)
対策について記載してみました。 穴あきについては、セラミック槽の使用で対処できます。海外工場でのライン等での場合、自作半田槽の使用等にてSUS槽が変更できないので有れば、厚みを2mm厚以上にて対応する事により対処できます。(2年以上持てばイイでしょうか・・・?) 使用半田は、Sn-Ag-Cu、Sn-Cu系です。 他金属の添加は、液相点等の変化が起こりますので、部品耐熱等を考慮される場合お勧めできません(^^;;;
お礼
セラッミク槽調べてみます。 回答ありがとうございました。
#1,#2でほぼ回答が出ていますが、フラックスの調整や、はんだに予めFe,Niを添加しておくことで侵食をある程度抑えることも出来ます。 はんだ槽がSUS304であることが多いのですが、最終的には、はんだ槽メーカに相談するのが一番と思います。
お礼
回答ありがとうございました。 具体例参考になりました。
鉛フリーはんだというよりも、はんだに対するSnの割合が多いはんだ(Sn-3Ag-0.5Cuや,めっきであればSn-5Ag,Sn-2Bi等)においては、Sn-Pbはんだと比べて、Snへの金属溶解速度が格段に速まります。 使っている側からみれば、「鉛フリー=穴があく」になってしまうわけです。 はんだ(めっき)組成が変えられないのであれば、槽の材質を変更するしかありません。 侵食されにくい材質については噴流はんだ装置メーカーに問い合わせるのがベストと考えます。
お礼
回答ありがとうございました。 大変参考になりました。
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