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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:I^2t(電流二乗時間積)について教えてください。)
I^2t(電流二乗時間積)とは?
このQ&Aのポイント
- I^2t(電流二乗時間積)は、電流と時間の積を規定する値です。
- ヒューズや半導体などの機器保護協調でよく使用されます。
- I^2tの値は、素子に流すことのできる電流量を決めるために使用されます。
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noname#230359
回答No.1
まず、I^2tが何を意味しているか考えます。 ヒューズエレメントの抵抗をR、流れる電流をIとすると、消費電力はR×I×Iです。それに通電時間tを掛けると、エネルギーになります。つまり、RI^2tは、ヒューズエレメントの温度上昇に比例します。 電流が時間の関数I(t)である場合は、R×∫(I(t))^2・dtという積分計算になります。 従って、ご質問中の正弦波電流に関する計算式は正しいですし、最後の質問のランプ波形の計算も合っています。 しかしながら・・・ ヒューズの溶断I^2tが100[A^2・S]のとき、100A・10mSの電流と、1000A・0.1mSの電流は、ほぼ等しい温度上昇を起こして溶断させますが、1A・100Sの電流では、熱がどんどん逃げてしまって、溶断に至りません。 では、どの程度の時間まで計算値が有効かは、ヒューズの特性によって異なります。半導体保護用の速断型、普通溶断型、モーターなどの突入電流にも耐えるスローブロー型などがあり、それぞれ熱時定数が異なります。 最後の質問における9.1秒という値は、そういう意味で、「計算は合ってるんだけど・・・」という、まことに答えに苦慮するご質問です。