電流密度iと電流Iの理解できない!助けてください!

このQ&Aのポイント
  • 電流についての理解がつかめず、困っています。特に電流密度iと電流Iの違いがわかりません。
  • 電流の定義について調べていたところ、磁束密度Bを考慮した式があり、そこで電流密度iという概念が登場しました。
  • しかし、電流密度iと電流Iの違いがよくわからず、混乱しています。どなたか教えていただけないでしょうか。
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電流密度iと電流Iの理解が出来ません。どうか助けてください。

電流密度iと電流Iの理解が出来ません。どうか助けてください。 電流について、電荷Q[C]、移動速度v[m/s]としたとき電流I[A]は I=Qv…(1) とありました。 しかし、電磁力を勉強しているとこんなことが本に記載されていました。 「磁束密度B[T]の磁界の中に、Bと角度θの方向で面積S[m^2]、長さl[m]の直線導体があり、導体内で電荷Q[C/m]が速度v[m/s]で移動しているとき、電荷に働く力?Fは ?F=QvBsinθ…(2) Qvは移動した電荷密度、すなわち電流密度i[A/m^2]であるので、導体全体が受ける力Fは F=?FSl=iSBlsinθ=IBlsinθ…(3) これを見るて、電流密度i=Qvと考え、そうすると(1)の式を理解できなくなってしまいました。(3)の式をQv=Iで解くとIBlsinθにはなるはずがなく… i=QvとI=Qvの違いはどう理解すればいいのでしょうか。 まったく理解できずに困っています。 馬鹿すぎて自分が情けなくなります… 前に進めません… どなたか教えてください。 長々と長文で申し訳ありませんが、 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • felicior
  • ベストアンサー率61% (97/159)
回答No.2

電流は一秒あたりに通過する電荷で、単位は[A]=[C/s]ですから、まず >> 電流について、電荷Q[C]、移動速度v[m/s]としたとき電流I[A]は >> I=Qv…(1) これが間違っていますね。[A]=[Cm/s]になってしまいます。 正しくは、t[s]でQ[C]の電荷が流れたとき電流I[A]はI=Q/tです。 一方、電磁力の方のテキストは、 >> Qvは移動した電荷密度、すなわち電流密度i[A/m^2]であるので、 とあるところを見ると、Qの単位は[C/m^3]である必要があります。今度は、 >> 導体内で電荷Q[C/m]が速度v[m/s]で移動しているとき のところが違ってますね。 [C/m^3]の単位を持つ量は単位体積あたりの電荷を表し、電荷密度とよばれるものです。 紛らわしいので電荷密度のほうは小文字のqで表します。(ρを使うテキストが多いと思います。) [A/m^2]の単位を持つ量は電流密度iで、単位断面積当たりを通過する電流量です。 QやIは巨視的な積分量で、それに対して各点で定義される微分量がqやiというわけです。 たいていの物理量にはこのような2種類を考えることができます。 諸量の関係のイメージはこうです。 電荷がt[s]で進む距離をL[m]、導線の断面(円とします)の面積をS[m^2]とし、 体積V=SL[m^3]の円柱部分を考えます。 この中にQ[C]の自由電荷が入っているとすると、その電荷密度は q=Q/V=Q/SL[C/m^3] …(あ) です。t[s]で円柱内の電荷Qが流れ去るので電流はI=Q/t[A]、電流密度は i=I/S=Q/St[A/m^2] …(い) です。電荷の速度は v=L/t[m/s] …(う) なので、(あ)~(う)よりi=qvが成り立ちます。 この式はI=Q/tの微分バージョンだと思ってください。

windows2003
質問者

お礼

とてもわかりやすい解説、ありがとうございます! 現在オー○社のテキストを参考にしているのですが、このテキストが間違っていますね! 使ってる参考書が間違っているのは非常に残念です。 悩んだ時間がもったいないです… 本当に感謝してます。 ありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • jascoo
  • ベストアンサー率40% (2/5)
回答No.1

前提条件が違うのではないでしょうか? I=QvのQは単位がCになっていますが、i=QvのほうのQは単位がC/mになってますよね?(たぶん後者のQの単位はC/m^2だと思いますが…) つまり同じQでも違う物理量だということだと思います

windows2003
質問者

お礼

解答ありがとうございました! どうやら、参考にしていたテキストが間違っているみたいでした。。 かなりの時間悩んだので、悲しいです。

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