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メモリ(セル内のトランジスタ)における記録に関して
長文で失礼します。 前回の質問 (メモリ(セル内)におけるトランジスタの役割について:https://okwave.jp/qa/q9396644.html) (トランジスタの役割及びコックについて:https://okwave.jp/qa/q9398234.html) の回答を見て再び疑問に感じたのですが、 トランジスタは >電流を最大限に減少させた状態は、電流が「ゼロ」になるまで減少させた状態ですから、スイッチをoff にした状態になります。 >これと反対に、電流を減少させる際の減少量を最小にした状態は、減少量が「ゼロ」ですから、まったく減少させない状態、つまりスイッチをONにした状態になります。 と書かれていますが、 (1)電流の減少量をコントロールしているのはトランジスタ側の役割ですが、それにも関わらず、なぜ自然に放電が起きるのでしょうか? トランジスタは電荷を出し入れするためのコックの役割をしており、コックを閉じればずっと電荷を貯めとくことが出来ると思いますが、それでも自然放電はなぜ起きるのでしょうか? コックの役割であるトランジスタは完璧にコックを閉じることができない構造になっているのでしょうか? (2)さらにメインメモリの記憶は電源を切ると情報が消去されますが、これは電源を切るとコックが勝手に解放されて電気が放出されてしまうということなのでしょうか? わかりやすく教えてください。 お願いします。
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- QCD2001
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>コックの役割であるトランジスタは完璧にコックを閉じることができない構造になっているのでしょうか? 電気抵抗が無限大であればコックが完全に閉じますが、そのような物質は存在しません。従って、完璧にコックを閉じることが出来ないのです。 コックの構造と言うより、コックの素材の問題です。 >電源を切るとコックが勝手に解放されて トランジスタは、ゲート電極やベース電極などに電圧を加えることで、電流をコントロールしています。電源を切ると、電流をコントロールしていた電圧もなくなってしまうので、素材であるシリコンと言う金属そのものの電気抵抗になってしまいます。金属状態のシリコンは導体であるのでコンデンサーをショートしたのと同じ状態になるので電気が放出されてしまいます。 電源を切った状態は、コックが解放された状態と言うより、コックそのものがなくなりタンクに穴が開いた状態になってしまいます。
乾電池は、長時間ほって置くと、数年後には電気は無くなります。 それと同じで、放電して行きます。 トランジスタは、各短時間に抵抗成分がありますので、電気は減って行きます。 完全には閉じられないのです。 メモリーも同じです。 フラッシュメモリーは構造が違いますが、DRAMは、保持できる時間が短いので、読み込んで書き戻す。と、言うことを、高速に行っています。 電源を切ると、それが行えませんので、データは消えます。