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大人になってから発達障害の診断を受ける意味

大学を卒業した後、就職先での人間関係が上手くいかず悩んでいるという30代と思しき成人男性がテレビで紹介されていたのですが、その人は、発達障害と診断されるまでクリニックを4回変えたそうです。3回目までのクリニックで医師に何と言われたのか分かりませんが、診断を受けるのに、何故そこまでするのかと驚きました。 発達障害や軽度知的障害の方は、本来であれば子供の頃に診断を受けて、適切な支援やサポートを受けるべきだと思うのですか、大人になってしまってから診断を受けるメリットはあるのですか?

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  • E-1077
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回答No.3

物凄く意味はあります。 また、日本では最近になって心療内科や、精神医学が欧米並になってきたという、事情もあります。 生きづらい、人と違う、友だちやクラスメイトとうまくやれないなど。悩みを持ちながら大人になり、やっぱり何か変だなと思いながら仕事をすると、欝ににた症状がでたり、欝になったりすることから、発覚する事は稀ではありません。男性よりも女性の発達障害は分かりにくい事もあり、結婚してから気づいた人もいます。 我が家では息子が発達障害なのですが、その父親も似たところがあったので検査したら、ビンゴでした。もう40に近い歳でした。 あーそうだったのか!と安心するタイプと、だから何だって?!というタイプがいます。 子供の頃にケアを受けなかったのですし、受けられなかった場合、大人になってからの治療や判別はかなり困難です。だから何件も病院を変える事になったのでしょう。 ちょっと変な個性的な人で終わるのか、しっかり向き合って、上手くやれるようにするには、年齢は関係ないでしょう。しかも、現代の30歳はまだまだ青年です。大人というカテゴリーに入らない人も多いと思います。 何歳だからもういいでしょ?とは、言えません。むしろ、可哀想だと思います。治療を受ける権利も剥奪されてきたと言う事ですからね。 投薬治療よりも社会的なスキルを会得していくことが大切なのです。だから、早く始めると結果に繋がりますよね。それだけ場面が多いわけですから。 30歳で診断され、良かったですよ。 いま、80近い人で変人だと言われてきた人が発達障害だったと気がつく事もありますし。 歴史上の著名人が発達障害だったという事も、今になって解ったというケースもあります。 どういうことにも、無駄な事や不必要だと、他人が判断する事は出来ませんよ。

noname#229819
質問者

お礼

大変参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • pipipi911
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回答No.4

多くの職場は、協調し合って成立していますので、 明確になることは、あらゆる面で、いい方向性に 進む原点になり得ます。 ある企業では、才能を活かせるミッションを 与えられて、キー・マンとして 活躍している発達障害の人がいます。 家族の生活でも、考慮・配慮がなされて、 諍いとか軋轢とかがなくなりますので、 幸せな暮らしが可能になるでしょうね。 [隠して就職して、誤解されたり等々、 よい関係性が構築できず、退職&再就職を 繰り返している人が少なくないですね。 企業に理解者がいることと、就職を斡旋する コーディネーターの理解力も大事ですね。 勿論、本人の自覚や認識などが基本ですが]

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1973/9604)
回答No.2

ututukunさん、こんばんは。 私は素人ですが、発達障害や軽度知的障害の方は苦手な仕事と得意な仕事があります。雇用主もそういう事を知っておいた方が危険が無くなります。それが分かるだけでも、当人にとって利益になるというものです。とはいえ、できるだけ若いうちにわかるのが一番いいといわれますけどもね。

noname#228784
noname#228784
回答No.1

メリットは沢山あります。 患者本人が、症状に合った適切なアドバイスや治療を受けて 社会生活を送りやすくするために必要なのです。 そして。それは同時に 患者の家族や職場の同僚、上司、雇用主にとってもプラスになります。 患者が病院で適切な治療やアドバイスを受ける事で 家庭や職場で適切なコミュニケーションが取れるようになり それによって、仕事や家庭生活が(通院前よりも)スムーズに進むようになる事が予想されるからです。 もし、本人に病識があるにもかかわらず、適切な診断がつかない場合は 患者は無理を重ねる事となり、解決できない心労も重なり、鬱になるかもしれません。 余計な疾患を抱える事で、更に悪循環に陥ってしまいます。 やがては家庭生活も仕事も立ち行かなくなることは目に見えますから、たとえ軽度であっても本人に病識があり、とことん悩んでいるのであれば、病院へ行って診断を受けるべきなのです。 (診断が下るほどではない場合でも、社会生活で困っているのだから それが解決できるだけの適切なアドバイスが必要だ、という事です。 ご質問の男性は、その適切なアドバイスが受けられずに 生活上の悩みが解決できなかったから、診断がつくまで複数の病院へ行ったという事なのでしょう。)

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