微分方程式の解を導く方法と注意点

このQ&Aのポイント
  • 微分方程式の解を導くためには、分数の不定積分やlogやeといった要素が絡むことがあります。
  • 不定積分の計算やlogの性質、eの指数関数の取り扱いに注意しながら解を導く必要があります。
  • 特に、不定積分の計算においては、積分の式に登場する変数を正しく置き換えることや、ゼロ割りを避けるために条件を考慮する必要があります。
回答を見る
  • ベストアンサー

分数の不定積分とlogとeと√絡みの問題

微分方程式の解を導くのですが、実際は分数の不定積分とlogとeと√が絡む問題です。自力で解こうとしているのですが、あと一歩で解けません。解き方を教えて下さい。まずは原文を引用します: (前略) これにより、 dJ(β)/dβ = -(1/2β) J(β) が得られ、この微分方程式の解は J(β) = C/√(β) であることが、代入すれば確かめられる。ここでCは定数である。 …以上、引用終わり。 ここから自力です: dJ(β)/dβ = -(1/2β) J(β) dJ(β)/J(β) = -(1/2β) dβ 両辺をβで積分する ln J(β) = ∫ (-(1/2β)) dβ + C ln J(β) = -∫ (1/2β) dβ + C ここで不定積分の式が登場 ∫ { f'(x)/f(x) } dx = log |f(x)| + C f(x) = 2β f'(x) = 2 なので、もし ∫ (1/2β) dβ ではなくて ∫ (2/2β) dβ だったら ∫ (2/2β) dβ = log |2β| + C になるので、辻褄合わせのために2/2を掛けます ln J(β) = -∫ (2/2)(1/2β) dβ + C ln J(β) = -(1/2) ∫ (2/2β) dβ + C ln J(β) = -(1/2) log |2β| + C (この辺りから雲行きが怪しくなる…) logの前の係数はlogの右肩に乗せれるので ln J(β) = log |2β|^{-(1/2)} + C 両辺をeの右肩に乗せる(? 正しい呼び方は知りません) e^{ln J(β)} = e^[ log |2β|^{-(1/2)} + C ] J(β) = e^[ log |2β|^{-(1/2)} ] * e^C J(β) = |2β|^{-(1/2)} * e^C J(β) = √(|2β|)^(-1) * e^C J(β) = 1/√(|2β|) * e^C J(β) = (e^C)/√(|2β|) ここでβ=0を代入してe^Cの値を確定するはずなのですが、βを0にするとゼロ割りになってしまうので何か間違っているはずです。 なんとなく、正答の J(β) = C/√(β) に雰囲気は似ているのですが、正答に辿り着けません。 どうか正しく導いて下さい。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • info33
  • ベストアンサー率50% (260/513)
回答No.3

>dJ(β)/dβ = -(1/2β) J(β) dJ(β)/dβ = -(1/(2β)) J(β) とします。 βをbと書くことにします。 dJ(b)/db= -J(b)/(2b) J(b)=0の場合 J(b)=0 ... (1) J(b)≠0の場合 dJ(b)/J(b)= -(1/2) db/b ln |J(b)|= -(1/2) ln|b| +C1 (C1は任意の実数定数)  =ln(|b|^(-1/2))+ln(e^C1))=ln (C/√|b|), (C=e^C1とおく。). |J(b)|=C/√|b|, (Cは正の任意定数) ... (2) (1), (2)をまとめて |J(b)|=C/√|b|, (Cは正または0の任意定数) ... (Ans.) この解曲線を図示にたものを添付しておきます。

futureworld
質問者

お礼

ベストアンサーを差し上げます。自分にはC1→ln(e^C1)の発想はなかったです。覚えておきます。また、(Cは正の任意定数)→(Cは正または0の任意定数)のお陰で、同じ式でも意味合いが違うことが理解できました。図も役立ちました。ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • jcpmutura
  • ベストアンサー率84% (311/366)
回答No.2

間違っていません C が積分定数ならば {(e^C)/√2} も積分定数なので J(β) = (e^C)/√(|2β|) J(β) = {(e^C)/√2}/√|β| で {(e^C)/√2} を C で置き換えれば J(β)=C/√|β| となります

futureworld
質問者

お礼

なるほど、自分の答えもあながち間違いではなかったんですね、Cで違いを吸収させれば。時々、積分定数があればなんでもありなんじゃないか、と思うことがあります。実際は積分変数が絡んではいけないので制限はありますが。ありがとうございました!

noname#232123
noname#232123
回答No.1

(d/dβ)J(β)=(-1/(2β))*J(β) のとき、 失礼ながら細部は読んでいませんが、 ●J(β)≠0 のとき、 {1/J(β)}*dJ/dβ=-1/(2β)=(-1/2)*(1/β) より、 ln|J(β)|=(-1/2)*ln|β|+ln|C|, すなわち、 J(β)= C/√|β| ...(*)です。 ●J(β)=0 のときは、これがそのまま解です。しかしこれは、(*)においてC=0により得られるので結局、 (d/dβ)J(β)=(-1/(2β))*J(β) ⇔ J(β)=C*√|β|. です。 ----------------------------- ※dy/dx=f(x)*g(y) は、変数が分離されているため、いきなり両辺をg(y)でわり両辺をxで積分し解が求まります(普通は解が「初等関数」の範囲になるよう工夫されていること多し)。複雑なものでない限り「細かな途中計算」は不要です。

futureworld
質問者

お礼

正直言いますと、ln|C|のところで躓きました。そこは一旦(No.3さんのように)C1など別のCで置き換えていただきたかったです。しかし、先にJ(β)≠0の場合を求め、その次にその式にC=0を代入してJ(β)=0の場合を求める順番は分かりやすかったです。いきなり両辺をg(y)で割るテクニックも覚えておきます。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 以下の不定積分ができません

    dx/√(2x^2-1)(インテグラルの記号がわかりませんが不定積分です)を求めよ。という問題がわかりません (1)まず分母の√2をくくり出して√(x^2-1/2)としてから不定積分の公式?を用いると 1/√2×ln{x+√(x^2-1/2)}+Cとなります。 (2)しかし、ln{√2x+√(2x^2-1)}の微分が√2/√(2x^2-1)であることから求めると 1/√2×ln{√2x+√(2x^2-1)}+Cとなります。解答にもこちらが載っています (1)はどこか間違えているのでしょうか?

  • 不定積分

    次の不定積分の計算ができません。 ∫e^2x/((e^x)+3)^2 dx の計算ができません。 とりあえず、置換積分すると2回置換しなければなりません。しかも解答と合わない。 解答はlog(e^x +3)+3/e^x +3 +C となっています。

  • 不定積分の問題

    不定積分の問題ですが、部分積分法で解く問題ですが、考えても解答通りにならないので、ここで質問するに至りました。途中計算等を教えてください。お手数になりますが、どうか宜しくお願いします。 (1)∫x sec^(2)(x) dx 私が解くと、xtanx- sec^(2) + c になります。 (2)∫Tan^(-1)(x)dx (3)∫Sin^(-1) (x/3)dx (4)∫e^(-2x) sin3x dx ↑部分積分法を繰り返してもとめるのですが、どのような切り口で求めるのかが分かりませんでした。 答え (1) x tan(x) + log | cos(x) | + C (2) xTan^(-1) (x) - (1/2)log{x^(2) +1} + C (3) xSin^(-1) (x/3) + √(9-x^(2)) + C (4) {-e^(-2x)/13 } (2sin3x + 3cos3x ) + C

  • 不定積分

    1/{e^(3x)+4}を不定積分せよ。 この問題は、ただ単にlog|e^(3x)+4|にならないんですか。

  • 不定積分について

    大学の微分積分でてきた問題(答えが無い) で(2X+3)/X^2+9を不定積分しろとあったのですが 分子が分母を微分した結果にならないからlogで積分できないし 部分分数にすることもできずまた分子を分母でわることもできず 積分ができなくて困っています それと(X-1)log(X+1)dxの不定積分とe^2xcosxdxの不定積分を 部分積分法を使ってやってみたのですが何回くりかえしても 式が展開されるだけで困っています

  • 不定積分についてです

    (置換積分) f:[a,b]→[c,d]がC^1級でg:[c,d]→Rが連続であるとき次の式が成立する ∫[a,b]g(f(x))f'(x)dx = ∫[f(a),f(b)]g(y)dy この定理が成り立つのは良いのですが,不定積分について ∫g(f(x))f'(x)dx =∫g(y)dy が成り立つ理由がわかりません… 部分積分も同様に,定積分の式ならわかるのですが、不定積分について ∫f(x)g'(x)= f(x)g(x)-∫f'(x)g(x) となる理由がわかりません。 大学数学での不定積分のきちんとした定義とともに、 ∫[a,b]g(f(x))f'(x)dx = ∫[f(a),f(b)]g(y)dy ∫f(x)g'(x)= f(x)g(x)-∫f'(x)g(x) の成り立つ理由がわかる方がいらっしゃいましたら回答よろしくお願い致しますm(__)m

  • 分数関数の不定積分

    log(x^2+1) の不定積分が解けません。 高校数学では定積分しか解けないようです。 どなたか教えていただけないでしょうか? x^2はxの2乗です。

  • 数(3)・不定積分 : log(x+2)、log(1-x)の積分の仕方

    数(3)の不定積分で「log(x+2)」「log(1-x)」(どちらも底はeです)の積分をやったのですが、授業で理解しきれなかった事があります。 最初の問題は部分積分法の公式を使うと ∫log(x+2)=log(x+2)・x-∫1/(x+2)・xdx …(1)となり、 解答は log(x+2)・x-x+2log|x+2|+C (Cは積分定数) となるのですが、(1)式の右辺、「∫1/(x+2)・xdx」の部分を、何故、それぞれを約分して「∫1dx+∫1/2xdx」としてはいけないのかが判りません。 次の問題は、上と同じようにして部分積分法の公式を使うと ∫log(1-x)=log(1-x)・x+∫x/(1-x)dx …(2)となり、 解答は x・log(1-x)-x-log|1-x|+C(Cは積分定数) となるのですが、ここで、(2)式の右辺、∫x/(1-x)dxの部分を、部分分数に分けて∫{-1+1/(1-x)}にするのですが(今の式の『-1』は、(1-x)で割られない、普通の-1です)、そういう風に変形する意味が分かりません。 分かる方が居ましたら、教えて下さると嬉しいです!

  • 不定積分について

    不定積分を表す記号は ∫f(x)dx ですが、dx は何のためにあるのですか? f(x)の不定積分を∫f(x) で表してはいけないのですか?

  • 積分問題をおねがいします!

    ☆∫sin^3xcosxdxの不定積分を求めよ。 ☆x2^xの不定積分を求めよ。 答えは、sin^4x/4 x2^x/log2-2^x/(log2)^2+C なんですが、手順をよろしくお願いします!