タイム（ハーブ）の種類を教えてください

質問

お花に詳しい方、教えてくださいm(_ _)m

数年前にいただいた、タイムですが、食用に使えるかどうか分かりますでしょうか？

自分で調べたら、タイムもたくさん種類があり、分からなくなってしまいました(>_<)
特徴は、高さは控えめに、横に広がり、夏にも冬にも強く、あまり水をあげなくても、逞しく育ちます。
4月中旬に10日程度、写真のようにかわいい、薄いピンクと薄い紫の間のような色の花を咲かせます(ハート)

品種も分かれば、お教えくだされば、より嬉しいです(ハート)

よろしくお願い致しますm(_ _)m

回答No.2

bannzaiusagi · ベストアンサー

種類はロンギカウリスタイムですが、クリーピングタイムではありません。クリーピングタイムは別の種類であり、同じ様に株が匍匐する性質があるだけで花の特徴も葉の香りも違います。
ロンギカウリスタイムやクリーピングタイムが含まれる系統を外国では「クリーピングタイプ（匍匐性になるタイプ）」と呼びます。このタイプと言う言葉がいつのまにかタイムと混同されてしまったがために、匍匐性の種類そのものがクリーピングタイムと言う種類に含まれると勘違いされてしまい、間違った情報のままネット上に広まってしまった様です。
ちなみに匍匐性のタイプのタイムは、昔は立ち性のタイプとは近縁であるものの別の植物と考えられ、確か以前は匍匐性の物はセルピルムという植物の中の種類とされていましたが（日本での呼び名もセルピルム草）、現在は匍匐性の物もタイムと呼ばれ、両方のタイプ間での交配が可能だったので交配由来の品種なども作られていますのでどちらのタイプの特徴も合わせ持つ物もありますが、現在は便宜上茎が上に伸びていくか、横に這うかでタイプを分けています。

タイムで食用となるものは主に、普段料理材料やハーブとして「タイム」と呼ばれるコモンタイムとその改良品種（少し薬臭い香り）と、レモンタイムとその改良種がありどちらも立ち性のタイプです。セルピルムと呼ばれた匍匐性のタイプは大昔に外国で薬草として使われていましたが、料理に使うには香りの違いなどありますから匍匐性のタイプは観賞用と思っておいた方が良いでしょう。

コモンタイムの香りは独特で用途も限られ（昔は男性用衣服の香りとして使われた）人によっては好みが分かれます。私もこの香りが苦手で単独で使うのは好みませんので、普段はもっぱらレモンタイム（近年匍匐性で葉の細かい姿のレモンタイムも出回っていますがおそらく別種でそちらの使用目的は観賞用）を使います。多く使いすぎると柑橘系の香りが強すぎますが少量使うくらいなら結構いろいろな用途に使え、カレーに使うならコリアンダーの香り代わりにもなります。

コモンタイムは見た目が地味ですが、レモンタイムの方には葉に綺麗な斑模様の入る観賞用の品種も多く、我が家では以前‘ゴールデンクィーン’と言う品種を殖やして庭にミニ生垣（コーナー仕切り目的。、低いので楽に跨いで通れる）やミニトピアリーの鉢植えとして使い、形を整えるのに刈り込んだ時出た小枝を乾燥させ保管し、煮込み料理の肉の臭み抜きに使うブーケガルニの様に使っていました（パセリの葉の軸や塔立ちした花茎を冷凍して保存しておいたもの、市販のローレルの葉と一緒にお茶殻パックに入れて使う）。

匍匐性の種類や品種の使用目的は、もっぱら観賞用かグラウンドカバー用です。クリーピングタイプの種類でも、更に生え方の特徴が違う種類があり、葉が細かく茎が目立たずまるで苔の様に見えるレイタータイムなどや（‘ハイランドクリーム’と言う品種が綺麗）晩秋の紅葉が綺麗なドーンバレータイムなどがあります。
タイムは日当たりが良い場所で水はけの良い乾燥がちの土質を好みますので、植える場所に充分気をつけないといずれ蒸れて枯れてしまうこともあります。いくつかの種類を楽しみたいのなら素焼き鉢かテラコッタ鉢の高さのあるものに、小さい礫が混ざっている水はけの良い土を使って植え込み、水やりに気を付けると調子よく姿が良く殖えていってくれますよ。

お礼

詳しくお答えくださり、誠にありがとうございますm(_ _)m
ロンギカウリスタイムとクリーピングタイムは別物で、食用は立ち性・匍匐性のものは観賞や、グランドカバー用なのですね。
また、違う種のタイムについてもご教示くださりありがとうございます。
とても興味深く拝読し、大変勉強になりました（╹◡╹）
ありがとうございましたm(_ _)m

回答No.1

Jekyll Hyde（@Jekyll_to_Hyde）

ただタイムと言うとコモンタイムのことを指し、木立性のタイムです。

写真は「クリーピングタイム」というものです。ハーブ兼グランドカバーです。

一般的にクリーピングタイムの流通は、ワイルドタイムとロンギカウリスタイムですが、写真は薄いピンクなので、品種はロンギカウリスタイム（クリーピングタイム）でしょう。

品種：ロンギカウリスタイム（クリーピングタイム）
https://shiny-garden.com/time/
http://25270768.at.webry.info/201005/article_23.html

お礼

ありがとうございますm(_ _)m
料理に使用はしない方が良さそうですね。
クリーピングタイム…覚えておきます❤︎