• ベストアンサー

誰の言葉でしょうか。

哲学の授業で「人間にとって1番よいことは生まれてこないこと。2番によいことは生まれてもすみやかに去れること。」という言葉(正確かはわかりかねますが)を教えてもらったのですが、これは誰の言葉でしょうか。知っている方が居たら教えてください。

  • ganai
  • お礼率100% (35/35)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

もともとは、ソフォクレスの『コロノスのオイディプス』の言葉です。 もとのギリシア語は、「ギリシア・ラテン引用語辞典」の74頁をご覧下さい。 ソフォクレスの悲劇の翻訳(ちくま文庫など)で言えば、 1224行目以降の「コロス」の台詞のなかに この言葉がみられます。 この世に生を享けないのが、 すべてにまして、一番よいこと、 生まれたからには、来たところ、 そこへ速やかに赴くのが、 次に一番よいことだ。 このおよそ2400年ほど前の悲劇作家の言葉が、 いろいろな哲学者等によって引用されているんですね。

ganai
質問者

お礼

ソフォクレスの言葉だったのですか!!そして少し語彙が違う感じですね。やっぱり言葉というのは時代の流れで変わっていくものなのでしょうか。 原文についても教えていただき、有難うございました。

その他の回答 (3)

  • Jin_1111
  • ベストアンサー率69% (142/204)
回答No.4

東北大学大学院文学研究科哲学研究室 松浦明宏氏の【ピタゴラス派】の講義の中で、下記のように、語っています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ギリシア悲劇作家ソフォクレスの『コロノスのオイディプース』(1224-1227)や、 ソフォクレースに先立つ前6世紀のエレゲイア詩人テオグニスの『エレゲイア詩集』などにも、 これと通じる考えが表現されています。 「人間にとっては、生まれなかったことが最もよい。 しかし、生まれてしまった以上、生まれなかったことは不可能である。 従って、人間にとって次善の策は、なるべくはやく死ぬことである。」 これは直訳ではありませんが、だいたいこういう内容のことが言われています。 こうしたギリシアの厭世思想に通じるものを、ピタゴラス派のソーマ=セーマ説は持っているのです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ganai の『教えて?』で、勉強されられました。

参考URL:
http://homepage3.nifty.com/ataraxia/ataraxia03/phytagoras.html
ganai
質問者

お礼

ピタゴラス派もそういっていたのですね。早く死ぬことがよいとすれば、長寿国である日本は幸せではないということになるんでしょうか。 詳しく歴史背景までも書いていただきありがとうございました。

  • ikadevil
  • ベストアンサー率60% (284/473)
回答No.2

こんにちは。 テオグニス「エレゲイア詩集」でしょうか。 「地上に生きる人にとっては生まれぬことこそ、また焼き焦がす陽の光を見ぬことこそ、すべてにまさって善きこと、だが生まれしうえは、一時もはやく冥府の門をくぐり、うず高い土塊の下に眠るにしかず」 http://www.ne.jp/asahi/arc/ind/profile/goroku/toyo.htm http://homepage3.nifty.com/ataraxia/ataraxia03/phytagoras.html

ganai
質問者

お礼

まったく同じことみたいですね。ただ少し難しいことをいってる感じがしてしまいます。 どうもありがとうございました。

  • palmalat
  • ベストアンサー率39% (13/33)
回答No.1

ジャイナ教の言葉だったと記憶していますが…。 ジャイナ教については検索すればいろいろ出てくると思いますよ。

ganai
質問者

お礼

ジャイナ教にもあるんでしょうか!?今は時間が無くできませんが、後々調べてみたいと思います。 有難うございました!!

関連するQ&A

  • [誰の言葉?]読むべき本はそう多くない…

    読むべき本や、会うべき人、聴くべき音楽はそう多くないというような言葉を残したのは誰だったでしょうか。 哲学者か小説家の言葉だったかと思います。 1.誰の言葉か 2.正確な引用文 以上をご存じの方、教えて下さい。

  • 性や食、睡眠は言葉以前の存在

    最近、類人猿の進化について、テレビ番組を見たり、本を読んだりしたのですが、 言葉を覚えるよりも前の段階のアウストラロピテクスの猿人でも 性行動はあるし、食欲や睡眠もあって、人間(ホモ・サピエンス)とあんまり変わらなくて、 言葉のほうが後からやってきてるので、 言葉を用いた哲学で人間の生存の本質を捕らえるのは難しいのではないか?と 疑問に思うようになりました。 こういう疑問を考察した哲学・哲学者がありましたら教えてください。

  • 言葉って重要?

    最近になって哲学に関心を持ち始めました。 哲学者あるいはそれぞれの時代によって、「何もそこまで」と極端に偏った考えがあったり(ま、そういう説だから残るのでしょうが)、と思えば、それぞれの主張の違いが微妙で誰がどんな主張をしたのか混乱したりと、流れやポイントをつかむことさえままならない状態です。 ところで、「言葉」ってどれほど重要なのでしょうか? 哲学の世界でも、認識と言葉は非常に重要な関係であることが多くの学者によって論ぜられてきましたよね。納得できますし、例えば「記号論」などには非常に関心があります。 しかし最近考えるようになったのですが・・・ あまりに言葉ばかりに重点を置くのはどうなのだろうかと。「言葉」そのものというより「会話」についてなので、哲学とは離れてしまうかもしれませんが、 例えば「言葉のあや」や「言い間違え」などで、相手に誤解を与えたり。 例えば「そんなつもりで言ったのではなかった」ことで、相手に責められたり。 例えば「頑張って」と善意を込めて言ったことで相手を傷つけたり。 しかしそういった場合、発言した側だけが責められるのは間違っていないでしょうか? 人間は言葉だけではなく感性を持っています。大切なのは、聞き手が発言者の言葉をそのまま受け止めるのではなく、その言葉にこもった感情(例えば「悪意がこもっていたか」)をも含めて理解するということではないでしょうか。 つまり、 あなたのちょっとした冗談で相手に不快感を与えてしまった。 この場合あなたは全く悩む必要はない。 冗談を読み取れない相手の能力に問題があるのだ。 というようなことでしょうか・・・。 もちろん相手をいたわる気持ちは大切ですが、 あえてここでは「言葉に重きをおくなっ」って立場にさせていただきます。 皆さんはどうお考えですか? また、こんな感じの主張をした歴史上の人っているんですか?

  • 若い人達に言葉を贈るとしたらどの様な言葉を?

    今の若い人たちは思想とか哲学とか知らなくても この世が上手く行ってないことは知ってると思います。 この世界をどう変えて欲しいとか、処世術とか経験則とか 今の14~20歳くらいの若い人達に言葉を贈るとしたら どの様な哲学の言葉を贈りますか?

  • 哲学と言葉

    哲学というのは言葉で表現するので哲学と言語は切っても切れないような存在ですよね? 頭で思考している間も言葉で思考していることがほとんどだと思います。 けれど言葉になかなか表現できないような、現在の言葉では補いきれない思考などが浮かぶこともあります。 私は哲学に関して専門的な勉強はしていないので是非哲学を専門に学んでいる方達に教えてもらいたいです。 歴代の哲学者達の本など(入門書に近いものですが)読んでみると、“言葉を数式のように扱い、答えを説いていく”と感じるような文章が予想以上に多くて、数学者に似たようなものを感じました。 数学者の方達も数式を解く時、提唱する時、数式はイメージ、ヴィジュアル、直感で浮かび、またそれを直感で解けるもの、解けないもの(存在し得ないもの)との区別感じとり、解けると感じたものを信じてその数式に挑んでいくと聞きます。でもなんとなく理解できますよね? 漠然としていて文章もめちゃくちゃなんですが哲学者と数学者は結局同じことをしているように感じます。 はっきりとした違い、境界は何かを教えて欲しいです。 どんなめんからでもいいので根本的な違いを教えてください。 酷い質問の仕方でスミマセン。よろしくお願い致します。

  • 哲学者の言葉

    哲学者の言葉 知人が頻繁に「フロイトによれば~」とか哲学者の言葉を引用してくるんですが その辺のことは全くわかりません・・・ インテリ気取ってやがるなぁとは思うのですが 全くわからない自分もどうかと思っています 詳しくとはいかなくとも多少学んでおきたいなと思うので ためになるお勧めの本やサイトを教えてください また、これくらいは知っておかないとまずいというような 有名な哲学者の有名な言葉などあればそれも教えてください

  • この言葉は誰の言葉?

    「努力したからといって必ず成功するとは限らない、しかし成功したものは必ず努力している」という言葉を聞いたことがあります。とてもいい言葉だと思います。ところでこれは誰の言葉なんでしょうか。有名な古人の言葉なんですかねぇ??それから正確な言い回しを知っている方もぜひ教えた下さい。よろしくお願いします。

  • 哲学で使われる言葉

    最近この哲学カテゴリにきて感じた疑問です… 言葉をわざわざ難しくするのが哲学なのでしょうか? それとも難しい言葉や表現を使わなくても話し合ったり議論しつくしたり、そこでの結果を求めることが目的なのでしょうか? このことを検索をしていましたら、難しい言葉を多用する人の心理には、「知性化」が働いている、という記事を見つけました。 難解な言葉を多用する人は、実は「知性化」が働いている。この知性化というのは「逃げたい」「バカにされることを恐れている。とのことでした。 また難解な言葉で述べる人は頭が悪いそうです。 哲学書を開くと難解な言葉ばかりですので、哲学者の方々は「知性化」されているということになります。これも哲学者の動機なのでしょうか… このカテゴリでは短文また長文で明確な表現をする人、短文また長文でややこしい言葉を多用する人に分かれていると思いました。 哲学で使われる言語表現はどうあるべきでしょうか?

  • ソクラテスの言葉?だったと思われるのですが。

    質問は哲学と思ったのですが、カテゴリーになかったので心理学を選んでみました。よろしくお願いします。 15年?位前のことです。神戸のモノレールに乗った時、ドア横にある企業の広告が載っていました。 何気なしに読んだ文面でしたが、(かなりうろ覚えです) 《人間の心を変えさせられる?には3つある。 一つは恐怖?・二つ目??・三つ目??.....................ソクラテス》 今になって思い出そうとしても、なかなか思い出せません。 3つの言葉を思い出したいのと、この言葉が書かれている本を読んでみたいのですが、何という名前の本に書かれているのでしょうか。 ご存じの方教えて下さい。よろしくお願いします。

  • ラジオで聞いた言葉、思い出せない

    4~5年前だったと思いますがNHKラジオでのどなたか名前は忘れたのですが元東京大学総長の方が純粋哲学の定義を平明簡潔におっしゃったのを聞き、そのときは“これだ!”と思ったのですが忘れてしまいました。それは哲学とは「事物の究極を探求する学問、あたりまえに感じている事のその究極を探求する学問だ」というような事だったと思います。その言葉(定義)を知りたい、しっかりと覚えていたいと思っています。その時すぐに書き留めて置けばよかったのですが後悔しています。心当たりの方はその方のお名前とその方が哲学について一般の人に説明するときの(言葉)定義の言葉を教えて下さい。