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脳腫瘍摘出後の顔面麻痺治療・鍼灸について
顔面麻痺の鍼治療について質問させてください。 1年半前に聴神経の脳腫瘍の手術をし、右耳の神経を切断し、更には段々戻ってくるだろうと思っていた顔面麻痺が戻らないまま、約1年半が経ちました。 そして4月に6センチにもなる髄膜腫を取ったのですが、入院中しばらくしたころ、右側の口角が少しだけ動きました。 それを伝えると、主治医やチームの先生は気のせいだろうと相手にしてもらえませんでしたが、今手足の麻痺の後遺症により入院しているリハビリ病院でOTの腕のある先生に、筋肉の反応はあるから、このまま出来るところまで継続していきましょうとのことです。 実際確かに様々なところが徐々に動き出していて、日に日に反応が見られるとOTの先生も言っていますし、自分でもこの1年半ビクともしなかったのに動いている顔面にビックリしています。 そこでお聞きしたいのですが、ここまで可能性が見えてきた状態で、鍼治療も併せるとより有効なのでしょうか? または逆効果でしょうか? 神経の回復に合わせてうまく反応させながらやっているとOTの先生は言っていますが、鍼に関しては分からないそうです。 なんでもいいので、より効果が出ることや、アドバイスがあればお願いしたいです。 よろしくお願いします。
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- rokutaro36
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(Q)髄膜腫を取って動くようになったという文典はないとのことでした。 (A)当然です。 そのような論文は、「科学的ではない」ので、 誰も取り上げてくれないからです。 「科学的」であるためには、少なくとも、 「原因」と「結果」を結びつける推論が必要ですが、 それが、「偶然」では、論文にはなりません。 ですが、このような経験をしている医師は多いです。 医学は科学なので、「偶然」とは口が裂けても言えないのです。 それを認めることは、自分がしている医学自体を否定することに なりかねないからです。 だから、推論すらできない偶然は、 個人の経験だけに止まって、決して、他の医師と共有されることは ないのです。
- rokutaro36
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(Q)ここまで可能性が見えてきた状態で、鍼治療も併せるとより有効なのでしょうか?または逆効果でしょうか? (A)やってみなければ、わかりません。 >入院中しばらくしたころ、右側の口角が少しだけ動きました。 それを伝えると、主治医やチームの先生は気のせいだろうと相手にしてもらえませんでした ということがあるように、人体のことは、まだまだ分からないことが 多いのです。 現時点で、わかっていることからすれば、 質問者様のようなことは、例外であるだけでなく、 どうしてそんなことが起きたのか、理由が不明なので、 医師は「気のせい」というしかないのです。 へたに「そういうこともあります」と言えば、 「一か八か、それをやってください」という患者が出ても 不思議はありませんから、「気のせい」というしか、ないのです。 私の会社の先輩に、追突されて、目が悪くなったのに、 二回目に追突されたときに、目の調子がもとに戻ったという 不思議な体験をした人がいます。 同じ薬を飲んでも、効く人、効かない人、 副作用の出る人、出ない人、様々です。 でも、どうして、そんな違いが出るのか、実は、 よくわかっていません。 人体は、まだまだ分からないことの方が多いのです。
- trytobe
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重要なのは、「脳で思って、思い通りのところが動くようにする」ことです。 顔面の筋肉を動かすために使っていた脳の部分が弱った分は、残っている脳の部分で代わりに補って神経の指令を出せるように、「脳が指示したときに、意図したところの筋肉が動く訓練」が必要ということです。 ですから、顔面の筋肉が無くなっているわけではなく、筋肉の先にあった神経が昔のところにつながっていないので、脳から指令が顔面の筋肉に伝わらないのを、試行錯誤して「こうしたらこの筋肉が動かせるんだ」という発見を続けることで、脳も顔面の筋肉も結びつきを回復するのです。 その点、今回の場合は、針治療をしても、その刺激がいった先に脳が準備できている・つながっているとは限らないので、筋肉をほぐしても、そもそも神経を通じての指示が出せないままではもったいないのです。
補足
右耳の聴神経は切断しましたが、顔面神経を切ったり傷を付けたりはしていないそうです。 時間が経っても動かなかった為、再建術も視野に入れていましたが、あまり前向きではなかったところ、リハビリ病院に転院している今、筋肉が反応して動くようになってきているとのことです。 こちらの脳外の先生は、神経は確かにしっかり残っているから、動かないはずはないと仰ってくれましたが、手術を行った医大の先生方は、まさか動くはずがないだろうというのと、髄膜腫を取って動くようになったという文典はないとのことでした。 言葉足らずですみません。 補足失礼いたしまさかた。