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塩水噴霧試験の妥当条件(時間)について

表面処理(クロム処理、メッキ)の塩水噴霧試験で1年後の促進試験を行いたいと思ってるのですが、妥当な試験時間はどの位でしょうか? 表面処理ですともっと短時間で評価するべきでしょうか? お詳しい方、アドバイスをお願い致します。

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  • trytobe
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回答No.1

JIS Z 2371 では、 『 【試験時間】  試験時間は,試験する材料,製品規格などで規定されたものとする。規定がない場合は,受渡当事者間での協定による。  なお,推奨する暴露時間は,2h,6h,24h,48h,96h,168h,240h,480h,720h及び1000hである。 参考:腐食の発現を見る場合には,腐食が発現するまで試験を行ってもよい。 』 というだけであり、 「実在する環境を想定したどういう温度・湿度・塩分濃度に1年間さらされたときと同じ結果がでるのは、JIS Z 2371 の方法で加速試験して何時間暴露したときか」というのを、最初に対応を取っておかないといけないのです。 一度その確認を取っておけば、あとは1年間も放置せずとも加速試験で結果が早く得られる、という考え方です。 その点では、表面処理だけであれば、JIS Z 2371 にある記述の『参考:腐食の発現を見る場合には,腐食が発現するまで試験を行ってもよい。 』に従って、腐食の発現までの時間として耐腐食性の大小を論じたほうが当面は良いと思います。その間に、実際に1年間自然界に放置したサンプルでの結果との対応を取って、加速試験としての対応(早見表、換算表)を作れば1年間保証などの根拠にもできる下準備になります。 JIS Z_2371 塩水噴霧試験方法|技術情報館「SEKIGIN」(セキジン) http://sekigin.jp/JIS/Z_2371.html JIS Z 2371:2000 塩水噴霧試験方法 http://kikakurui.com/z2/Z2371-2000-02.html

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