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ビタミンCについて

ビタミンCは、人やサルモルモットでは体内で作られないと学びました。 それ以外の動物では作られるはずなのに、なぜ食品成分表では鳥や魚などにビタミンCがほぼ含まれていないのでしょうか??

みんなの回答

  • info222_
  • ベストアンサー率61% (1053/1707)
回答No.2

ビタミンCが容易に摂食できる生物・動物は、進化の過程でビタミンCを体内で作る遺伝子を捨ててしまったのでしょう。そしてビタミンCを作る遺伝子を持たない子孫が繁栄しているということは、その遺伝子なしでも生き残って行けることを実証しているのです。 >鳥や魚などにビタミンCがほぼ含まれていないのでしょうか? 鳥は木の実を沢山食べるのでビタミンCは沢山摂っているいるはずなのに、尿をしません。体内の老廃物は糞の形で排泄しています。水溶性のビタミンCは、体の中に水分を蓄積していない鳥類は、空を飛ぶため体重をできるだけ軽くしたり、骨の内部を空洞にしたりして体重をかるくするよう進化してきました。人など哺乳動物は血液や体液の形で体重の2/3以上が水分です(赤ちゃんはもっと水分が多い)。なので水溶性のビタミンCを体液に溶かして蓄える機能がないように考えられます(摂ったビタミンCは消費し、余りは排泄してしまうと考えられる)。 また、魚は進化の過程で一度海での生活をし、それから真水の川にも済むようになって、遺伝子もその影響をうけてきた。海(塩水)や川(真水)の中で、水分が大量に存在し体内に入る環境で、体細胞が浸透圧の差で水ぶくれしたり干上がってしまったりしないよう、水分を濾過して大概に排出する遺伝子を獲得し進化してきています。 水中や懐中では、体調の植物プランクトンや藻などが魚の餌として食べられその中に沢山のビタミンCが含まれています。なので体内でビタミンCを作る遺伝子は捨てて、食べたビタミンCは即消費し余ったものは捨てるという進化をしたのでしょう。魚も水中で動きやすい体重を維持するために水分をできるだけ体外に排出したいのでしょう。体外に水溶性のビタミンCを留め置くには大量の水分を体内に保持する必要がありますが、水中での生活ではビタミンCを保存しなくてもいつでも植物プランクトンからビタミンCを摂れるので、進化の過程でビタミンCを水分に溶かして保持する遺伝情報を捨て去ったのでしょう。 なので、鳥や魚の肉などにはビタミンCがほぼ含まれていないのでしょう。 人には、必須ビタミン、必須アミノ酸、必須ミネラルと言った体内で合成できない栄養素がまだ沢山残っています。しかし、人の腸内細菌は100兆匹以上も飼っており、人の体を作る60兆の体細胞よりもずっと多く、体に不足する機能を助けています(善玉菌、日和見菌など)。 人が宇宙に進出すると、ビタミンが取れなくても体内でビタミンが作れるような遺伝子を体内に埋め込むような道に進化するかも知れません(緑虫のように細胞内に葉緑体をもつような進化するかも?)。

nanami737
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございました。 とても奥が深く面白いと思いました! 鳥は、体を軽くするために水溶性で水が必要なビタミンCを持たない、木の実で補給できる。 魚はプランクトンから補給できるのと、水野中だから体には保存できない。 といった解釈でしょうか? 為になりました。ありがとうございました。

  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8521/19370)
回答No.1

>それ以外の動物では作られるはずなのに、なぜ食品成分表では鳥や魚などにビタミンCがほぼ含まれていないのでしょうか?? 「食品として加工する際に、アスコルビン酸(ビタミンC)を生成している器官を捨てているから」です。 つまり「臓器(もつ)を捨てているから」です。 「人間が食用にする部位」つまり「筋肉の部分」には、ほとんど含まれていません。

nanami737
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 分かりやすい回答で、すぐに理解できました! 肝臓を含む部位と、含まない部位を意識してもう一度成分表を見てみようと思います!

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