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サミットで「リーマン前」と安倍総理は言ってない?

 先ごろ開かれた伊勢志摩サミットにおいて、安倍総理は「世界経済の動向はリーマンショック前と似ているとの認識を示し、各国首脳から賛同を得た」旨の報道がなされていました。 〈サミット討議で「リーマンショック前と似た状況」NHKニュース(5月26日)〉  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160526/k10010536111000.html  同趣旨の報道は読売、産経などによってもなされており、海外メディアでも報じられていました。  しかし、本日になって安倍総理から「自分は言ってない」との抗弁がなされているようです。 〈「リーマン前」世耕氏「安倍首相は発言していない」毎日新聞(5月31日)〉  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00000091-mai-pol  ネットでは「またもやマスゴミの捏造か」との発言が見受けられます。  たしかにサミットの席上で何が話し合われたのかを正確に知ることはできませんが、記者会見では何度も「リーマンショック前」と連呼しており、普通の読解力では「今の状況が似ている」と訴えているとしか受けとれないのではないでしょうか。 〈安倍首相「リーマン前に似ているとは言ってない!」→サミット記者会見で繰り返し言ってました〉BUZZAP!(5月31日) http://buzzap.jp/news/20160531-abe-summit-lehman/  はたして事の真相は奈辺にあるのでしょう。 1.発言は事実だが、批判に反論できなかったので言ってなかったことにした。つまり自覚して嘘をついているわけです。 2.発言は事実だが、その事実を忘れた。もしくは自分がなにを訴えているのかを理解していなかった。これは自覚がないケースですね。 3.発言の真意を国内外のメディア(いつもの官邸応援団も含む)が誤解していた。当人しか理解できない発言だったことになります。 4.当人の申し立て通り、発言の事実そのものがなかった可能性もありますが、会見での発言を聞くかぎりちょっと考えにくいでしょう。  皆さんはこの件、どう解釈されていますか。もしくは世間ではこう解釈されているという情報でも構いません。  よろしくお願いします。

みんなの回答

  • gib45
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回答No.6

お礼ありがとうございます。no2です。 >総理は今の状況はリーマンショックに相当する経済危機の中にあると訴えていることになります。 実はそこが問題点なんですよ。 現状、中国のバブル崩壊云々ばかり話題になりますが欧州も危険水域なんです。 ドイツ銀行の巨大負債の可能性が指摘されててこれが破綻すれば欧州全体に 影響がでると言われてます。 その額は6京とも言われてます。 なので欧州としては欧州経済に不安を与える発言は否定。 日本としてもこれを直接に指摘するのは出来ない。 なのでリーマンを例に出したという背景でしょう。 欧州、中国のが崩れれば間違いなく連鎖してリーマン以上の が来る可能性は高いでしょうね。 このあたりは金融などのニュースで目立ちませんがでてます。 結構、今って不安定な時期であると言えます。 正直、今回の件を叩いてるマスコミと経済研究者などはこの背景を 知ってるはずです。 知らなければ言い回しなどで「リーマン前」との誤解する人はいるでしょう。 ですが自称経済記者や経済研究者が今回のを叩くのはどう考えてもおかしいんですよね。 ちなみに、BUZZAPの記事で「リーマン以来」との部分が他の記事だと 「リーマン後」と書いてる部分があります。 「リーマン以来、リーマン後、リーマン以降」などの言い回しで混乱した可能性も ありますが意図的に叩いた記事だと主張する人がいても不思議でないです ともあれ、いまが安定してる時期とは言えませんね。 国際金融、銀行などが去年から警告記事を定期的に出してます。 不安を煽るのは国の代表として問題はありますが、信じて手遅れになった リーマンショックのように楽観できる状態でもないです。 時間があるときにリーマンショックの記事を複数読むと前回の問題点。 欧州と中国の前兆とも言える記事が複数あるので調べることをお勧めします。

sync-mag
質問者

お礼

 再度の回答、および補足の解説ありがとうございました。  何度もお手を煩わせてしまって恐縮です。

回答No.5

たしかにリーマンショック以来とは言ってるんだと思います。 しかし、事あるごとにリーマンショックを引き合いに出すのも不自然ですね。 なんでもかんでもリーマンが悪いみたいに。 リーマンショックと現在の経済状態は構造的にも違いますし。 こうも何度も言われるのは、リーマンショックをイメージ付け、増税延期の理由にしたいのでしょう。 そんな構造的な違いは、各国の首脳にはすでに知ってますし。 だから何度も出てくるリーマンショック。 安倍が渡した資料にも連呼されてたらしいです。 それで、各国首脳からは笑われたとも言われています。 リーマンショックを言ったのは確かでしょうが、各国首脳に笑われたから引っ込めたくなったのかも?(笑)

sync-mag
質問者

お礼

 ご回答は1.ということでよろしいでしょうか。  他回答者の指摘を受けてあらためて安倍総理の発言を読んでみると、たしかに「リーマン前」とは言ってないようですが、消費増税延期をにらんでここでリーマンショックを持ちだす必要性と、いつもの官邸応援団までそろって「リーマン前」と受け止めている事実とから、やはりここに彼が訴えたかった「真意」があると理解するのは当然だと思います。  なんだか前回政権時に原発の電源対策等の不備を問われて「安全対策は万全だ」と胸を張って対策を拒否しながら、3.11後にそれを指摘されると「津波のことなど問われていない。捏造だ!」と子どもみたいな反論をしていたのを思い出してしまいました。  ご回答ありがとうございました。

  • 92128bwsd
  • ベストアンサー率58% (2275/3919)
回答No.4

文字通り、安倍総理は、「リーマン前に似ている」とは言ってないと言うことでしょう。「リーマン・ショック」について言っていないと言うことではないでしょう。その意味でBUZZAP!の記事は揚げ足取りにしか見えません。 これ、微妙なとらえ方、ニュアンスの問題なのでマスコミもいちいち騒ぎにするような話じゃないと思います。 私が「リーマン前に似ている」と言う報道を見てまず感じたのは、確かに世界経済に減速のリスクはあるけれど、リーマン・ショックは信用と金融バブルの崩壊と言う理由があったのに対して今の経済不安は状況が異なりいっしょにするのは無理があると言うこと。それと、消費税増税延期の理由にどうしても「リーマン・ショック」と言うキーワードをサミットに入れておきたかったと言うことがあるのだろうと思いました。これはあくまでも日本向けのパフォーマンス。だから「リーマン前に似ている」と言わなくても、経済の数値でリーマン・ショックの名前を出して、比較した内容が合意を得れば国内向けには「リーマン・ショック」と言うキーワードが得られるので十分。 それに対して、サミットの各首脳に「リーマン前に似ている」と言ったとしたらちょっと不認識が恥ずかしい。でも「リーマン・ショック前の経済数値」と現状を比較するのは恥ずかしくない。その辺を微調整しただけでしょう。 ちなみに、欧米では2008/9年に勃発した恐慌の事を単にrecession とか massive recessionとか言うことが多く、リーマン・ショック= Lehman Crysis と言うと、恐慌が発生したプロセスまで行間に含んでしまいます。そうすると「リーマン前に似ている」と言ってそのまま訳したら、相当な不認識な総理大臣と思われてしまいます。 でも言いたいことはどっちにしても、リーマン級の景気後退が来てもおかしくないと言っているのであって、それに対しての日米 vs. 独仏 の認識の違いが際立ちました。言葉言い直しの問題では無いです。

sync-mag
質問者

お礼

>言葉言い直しの問題では無いです。 →まあそのとおりですね。ただ、わたしの質問は経済指標や状況についてのものではなく、まさに「言葉言い直し」についてです。  なにしろ安倍総理には事実に基づかない発言をくり返してきた過去がありますので、今回もそれなのか、それともまた別の手ちがいなのかを知りたかったのです。  ご回答ありがとうございました。

回答No.3

あの~、日本はともかく、世界経済は、リーマン・ショック「前」は好調だったのですが。 ホントに「前」と言っているマスコミって、ありました? リーマン・ショック前に恐慌の兆候って、経済指標上は無かったと思うのですが。 私が聞いた範囲では、そういう良好な時期を示したのではなく、最悪の恐慌に向かう不調の兆候が見えるという内容をデータをついばんで作った資料を安倍さんというか日本が配って、冷たくあしらわれたというものでしたが。 で、もし、こう安倍さんが信じたのでなければ、消費税増税延期と流れがつながらないと思うのですが。

sync-mag
質問者

お礼

>ホントに「前」と言っているマスコミって、ありました? →質問文にもかかげたNHKニュース、下記の産経新聞はじめ管見のかぎりでは、ほとんどの報道がこう報じていました。 〈安倍晋三首相「リーマン前と似てる」 消費税再増税の先送りを示唆〉産経新聞5月27日 http://www.sankei.com/politics/news/160527/plt1605270006-n1.html  ご回答ありがとうございました。

  • gib45
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回答No.2

よく読みました? >「リーマンショック直前に北海道洞爺湖サミットが行われたが、危機の発生を防ぐことができなかった。その轍(てつ)は踏みたくない。 北海道洞爺湖では「長期的に見れば世界経済は回復傾向にある」として議論されました。 「今回はリーマンショック後の数値データに似てる箇所があるから慎重に議論しましょう」 って意味です。 これは以前のサミット内容を知らないと誤解してもしょうがないと思います。 でもよく読めば「リーマン前に似てる」という意味でないとわかりますよね。 BUZZAP!の記事には何度も「リーマンショック以来」と書いてますね。 以来と以前は別の意味です。 「リーマンショック前」と読む方が変ですね。 問題は安倍総理はリーマンショックのデータを現在と引き合いに出しました。 つまりxデー以降の数値データとの比較であってxデー以前のデータ比較では ないんですよ。 一般人なら誤解も理解できます。言い回しや比喩がややこしいですからね。 でも報道者がこの読解力では騒がれて当然じゃないでしょうか。 以下、未満の違いのように勘違いしてるのかも知れませんが 「リーマン前」とはXデー以前を指します。 落ち着いてもう一度読むことをお勧めします。

sync-mag
質問者

お礼

 お勧めに従ってもう一度読み直してみましたが、たしかに安倍総理が上げている数値はどれもリーマンショック時もしくはそのあとですね。  これを論理的に解釈すれば、総理は今の状況はリーマンショックに相当する経済危機の中にあると訴えていることになります。しかし、世間ではそのように理解している人はほとんどいないようです。ならば、各メディアが総理が訴えたいのは「リーマン前と似た状況なのだ」と解釈したのは、無理からぬ話かと思います。  ご回答ありがとうございました。

noname#221761
noname#221761
回答No.1

1です。確かに本人様が発言されマスコミに流れたと私自身は捉えています。サミットに成り、旗色が悪く別の説明を付け加えています。消費税再度の延長は無い。2014年に総選挙時に発言そして衆議院選挙に勝利されています。其をサミット後に再延長を発言され、如何かなと思います。

sync-mag
質問者

お礼

 1.の事後に発言を修正したというご意見ですね。  早速のご回答ありがとうございました。

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