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英英辞典の書き方について
手持ちの電子辞書に入っているOxford Advanced Learner's Dictionary 8th edition で”unanimous"と調べると 1.if a decision or an opinion is [unanimous], it is agreed or shared by everyone in a group 2.[~(in sth)] if a group of people are [unanimous], they all agree about sth (辞書に太字で表記されている部分は[・・・]で囲みました。) 上記のように検索結果が出ますが、unanimousを調べたいのにunanimousを使って説明するのは不親切ではありませんか?1週間前から英英辞典を使い始めました。何度もこのように調べた単語を使って意味を説明されることがあるので疑問に思っています。 広辞苑などの国語辞典では調べた単語を使って説明する例を見たことがないと思うので英英辞典特有のことなのか気になります。
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ロングマンのような古典的な英英辞典と比べるとそうお考えになるのも無理はないかもしれません。 オックスフォードにしても、本来はロングマンと同じですが、 同じ英系の英英辞典、コウビルドはご質問のスタイルを取っています。 こういう語義の説明の仕方をフルセンテンス式と言います。 その単語を使って説明しているわけではなく、 あくまでも、if ~の部分であり、単語の意味ではありません。 このスタイルによって、この unanimous は形容詞の、名詞を修飾する用法 (限定用法)ではなく、補語として使う用法(叙述用法)の説明だとわかります (ただ、an unanimous opinion とは言えるはずですが)。 それ以上に、この unanimous は人間についてというより、もの、 さらに言うと、opinion や decision について用いられることがわかるのです。 多くの場合、if ~の形でその単語自体を登場させ、その単語が文中でどのような形で用いられるかを明確にしつつ、 主節で意味を説明することになります。 もう数十年前、予備校で勤めていた頃、同僚たちがコウビルドはすごくいい、 とみんな言っていて、それでも特に興味を示さなかったのですが、 ただ、すすめられるままに、それが入った電子辞典を買い求めました。 それが故障した時にはコウビルドなしではやっていけないくらいになり、 次に買い求めた際にはハイスペックな1種類にしか入っていなかったので、 相当高額でしたが、それを購入しました。 もう一つ、コウビルドがいい点を。 英英辞典というのは(国語辞典と同じで)外国語学習者のためにはできていません。 たとえば、 Young as he was, he worked so hard to support his family. こういう as を多くの英英辞典がただ、though としか出ていません。 これで as に though の意味があると勘違いして、 As a young boy, he worked ... とあると、この意味だと錯覚してしまう。 でも、この as 名詞は「若いころ」の意味です。 後に続く表現によっては「若いけれども」で通じるようなことがかなりあるでしょうが、 as にそんな意味などあるはずないのです。 Young as he was のような特殊な表現を除いて。 http://okwave.jp/qa/q3234555.html ここで、日本の辞書をばかにしている人がいますが、 その本人がよほどおろかものです。 私は中学生の時の教科書に、モハメドアリの伝記的英文で as a boy というのが出てきてから、この用法になじんできました。 えらそうに言う人より、日本の中学の教科書の方がよほどすぐれています。
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- 16530
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Oxford Advanced Learner's Dictionaryは、単純に別の単語に置き換えて説明するよりも、ニュアンスを説明して、その後で用例をあげるように構成しているみたいですね。 > 1.if a decision or an opinion is [unanimous], it is agreed or shared by everyone in a group 「もし、一つの決定や考えが[unanimous]であるとすると、それ(決定または考え)がグループの全員に合意されたか共有されたと言うことです」 これが、わかりやすいかわかりにくいかは英英辞典を使う時に期待したことと、目的によるでしょう。英単語の辞典を、英語の文章を日本語に訳すために使うのであれば、英和辞典の方が良いです。英語の文章を英語として理解しようと思えば英英辞典が良いです。英英辞典の方がSynonim, Collocation, Exampleがたくさん載っていて、英単語の使い方、ニュアンス、他の言い方などを覚えたり調べたりするには良いです。でも、英文の意味を把握して多読したければ英和の方がスピード的に早いと思います。 英英辞典を使う目的をはっきり意識するのが良いと思います。それに合わなかったら無理しつつ買う必要ないし、英英辞典でも随分編集の方法が違うので自分の目的にあったものを選ぶと良いです。同じOxfordでもLerner'sじゃないAdvancedはまた結構違います。
- SPS700
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#1です。補足です。 ご質問の Oxford Advanced Learner's Dictionary には Learner's という言葉が入っているのに気づきませんでした。これは明らかに外国人のための学習用です。 英語を母語とする人を対象にした辞書には Concise Oxford Dictionary (COD), Webster's New World Dictionaryなどの一冊ものが広辞苑と似ています。 日本に、日本語学習者のための上級辞典があれば、Oxford Advanced Learner's Dictionary と比較できると思います。
- SPS700
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上記のように検索結果が出ますが、unanimousを調べたいのにunanimousを使って説明するのは不親切ではありませんか? おっしゃる通りだと思います。 Advanced と断っているのはそのためでしょう。意味を検索するのは初歩、それがもう済んで使い方を示すのが Advanced という考えだと思います。 広辞苑より大きい辞書、例えば『日本語大辞典』のようなものだと例文が出ています。例文のない辞書はあまり役に立ちませんからね、
お礼
回答ありがとうございます。 TOEICの勉強をしています(スコア650くらい)。英語を勉強するときにジーニアス英和辞典を使っていて例文も読むようにしていました。ジーニアス英和辞典に載っている単語で例文がないものも英英辞典なら載っていると思ったので英英辞典を使い始めました。 1週間英英辞典を使い、例文の数もそれほど変わらないように感じたので日本人にとって分かりやすい英和辞典を主に使うスタイルに戻そうと思います。