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仏教の欲の解説(欲深いのがいいか禁欲がいいか)
仏教の欲の解説は以前は、欲はよくなくて、禁欲的なことがいいという考えもしないことが善いような気がしてました。 最近は、逆説的に欲があるからいろいろするような風潮なのか個人の流れなのかわかりませんが。そのようにも思えてしまいます。 でも、みんな欲張りというのも何か違うように思えます。 仏教の欲の解説ってどうなのでしょうか?
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>欲があるからいろいろするような風潮なのか個人の流れなのかわかりませんが。そのようにも思えてしまいます。でも、みんな欲張りというのも何か違うように思えます。 ご指摘の通りです。 欲があればこそ、今日の生活があります。 仏教では「欲」そのものは否定していません。 欲に執着することを止めなさいと言っています。 禁欲ではなく無欲としているかと思います。 禁欲は否定しますが無欲は否定しません。 禁欲は欲を禁じることですので、欲というものに拘ります。 欲に拘ればこそ、それを禁じようとします。 禁じようとするのは、禁じるということに拘っている、と考えます。 拘っている以上はこれもダメとします。 とまぁ~仏教はこのように面倒な考え方をします。 平たく言えば、何事にも執着するな、ということです。 世の中には欲も悪も善もある、ということを全て認めますが、それに執着するな、ということを言っています。 これを突き詰めていきますと 「災難に合うときは災難に合うがよろしい、死ぬときは死ぬがよろしい」とまで言います。 災難にも死にも執着するな、拘るなということです。 「悟った」などと思うのは悟るということに執着しているからダメだと言います。 いいとかわるいとかという二項対立の判断もするな、と言っています。 無欲の「無」はふだん有無などと言っている無とは多少意味が違います。 仏教の神髄を表したお経と言われる般若心経などでもこの「無」が沢山使われています。 存在は認めるがそれに執着するな、というのは実際にはおそろしく難しいことです。 欲は認めるが拘るな、ということに関しては婆子焼庵というお話があります 参考 第120話 ~婆子焼庵~ 禅問答の斜め読み 1 : おでんのだし hidemaro25.exblog.jp/15528301/
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- eroero4649
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密教系は欲に鷹揚というか、欲深いほうがむしろ悟りに近いみたいな言い方をしますね。突き抜ければ煩悩がなくなるみたいなイメージですね。 一方、禅宗系は禁欲的で、欲をそぎ落として無我の境地で悟りが開けるというようなことをいいます。 禅画を始めとする禅の芸術が侘び寂びに通じるシンプルなものであることに対して、密教曼荼羅なんかの極彩色で派手派手なあたりも実に対照的ですよね。密教はヒンドゥー教の影響がみられ、禅宗にはジャイナ教の影響があると思います。
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密教系と禅宗系は違うんですね。 ご回答ありがとうございます。
何故 そうなったかは 簡単に言えば「蕩減期間の成就」なのだが あなたには こう言っても理解出来ない・・ なので 意味合いは変わるが「刑期が終わった」くらいに考えてればイイです・・
お礼
ご回答ありがとうございます。
- aokii
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仏教では、無欲が善。 欲望(己の望みに適う人・物事を欲してやまない衝動的働き)
お礼
教えていただいてありがとうございます。
お礼
私もそう思います。禁欲も人工的な感じがしますし。欲があっての生活がありますね。 ただこだわるとおかしくなる。 ご回答ありがとうございます。