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白カビについて
クローゼット内の服(レザーのパーツ部分)に白カビが生えたのですが、熱を加えても除去できると聞きました。そこで一部にドライヤーをかけると、その部分が消えるようになくなります。白カビが溶けるのでしょうか?別の物質になりますか? カビと異物の判別法があれば教えてください。 クローゼット内の防虫剤を確認したところ、過剰な量が入っていることがわかりました。服には不織布とナイロンで作られた衣類カバーがかかっております。 ピレスロイド系の防虫剤でも粉が付くような事は有り得ますか?衣類ケースの内側には白い粉?ホコリのような物も付着しています。
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- Postizos
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カビは熱で溶解しない理由を書きます。 カビの成分は多糖類、たんぱく質、脂質、無機塩類で、その中でも多糖類のキチンとグルカンが主要な構成物質だそうです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/31/12/31_12_807/_pdf たんぱく質は卵を熱すると固まるのからわかるように熱で溶解はしません。 キチンはカニの甲羅などが代表的で、これも熱で溶けないのはわかると思います。 多糖類、グルカンやセルローズは要するに炭素の化合物でこれは熱すると焦げになります。水に溶かした状態だとゲル状になる物もありますが、水が乾いていけばやはり焦げます。 脂質は溶けますがカビの成分としては少ない。仮に脂質が溶けても他のキチンやグルカンが残りますからカビが溶けて無くなることはありません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E7%B3%96 カマンベールチーズを熱すると白カビは硬いままあるいは焦げるけれど中のチーズは溶けていますよね。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
皮革の部分に生じる粉で、熱すると液状になってまた革にしみこむのだったらワックス成分(蝋)である可能性が大です。(革でもそういうブルーミングはあります) 市販している革用クリーナーに防かび剤が配合してありますのでそれをお使いになれば安心かと思います。 http://leathermania.jp/shopdetail/000000004865/ct1289/page1/recommend/ なお浸透して色が変わることもありますのでそのあたりは見きわめて、使うかどうかお決めになると良いと思います。 カビか否かは採取して顕微鏡で見ればわかります。