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一階が駐車場の免震マンションの地震の際の安全性

一階がプロパティ(駐車場と事務所)になっている1999年築の9階建の免震マンションの6階に住もうかと考えてているのですが、一階がプロパティになっている建物は地震の際には弱いと聞きました。 それよりも2002年築の一階も住居になっている特に免震マンションではない8階建の2階の方が良いでしょうか?? ちなみにどちらも地盤は弱いところで、免震の方は横長、後者は比較的正方形でやや縦長、といったような形をしています。 アドバイス、よろしくお願い致します。

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  • ベストアンサー
  • tai-yu
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回答No.2

免震マンションとそれ以外のマンションで耐震性能だけの比較だと、圧倒的に免震が良いです。 免震構造に対して一般的なマンションは耐震構造です。耐震構造と免震構造の一番の違いは、免震は地震の力を受けないように地面を縁を切っていますので地震で損傷を受けませんが、耐震構造は地震に耐えますので大地震では損傷します。そのため、仮に震度7の地震被害を受けた場合、免震構造は建物本体は無傷、耐震構造は柱梁・壁に大きなひび割れや損傷が生じると考えられます。 つまりどちらも地震に対して倒れることはありませんが、損傷の程度が大きくことなります。 また余震が続く場合、免震はほとんど影響ありませんが、耐震はどんどん被害が拡大していきます。 ちなみにピロティ形式の建物が地震に弱いのではなく、鉄筋コンクリート造建築物ではピロティが地震に対して弱点になりやすいというのが正解です。そのため、建物が鉄筋コンクリート造建築物(RC造)なのか、鉄骨造(S造)なのか、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)かによって話は変わります。またピロティが弱点なのはほとんどが1981年以前の建物ですので、それ以降はほぼ問題無いと考えて構いません。何故なら、弱点とわかっていればそれなりに対応して構造計算しているからです。

hiyokkomama
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。 少し安心しました。 ただ、免震マンションが出てきた初期の頃の免震でも、通常の建物よりも安全でしょうか? もし良ければ、また似たような質問をさせて頂いているのでそれに対してもお答え頂けると嬉しいです。

その他の回答 (1)

  • eroero4649
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回答No.1

建築基準法は、昭和56(1981)年に耐震基準が大幅に変わりました。2015年末までの現在で、この耐震基準が大きく改正された1981年以降に建設されたビルやマンションで、地震により直接倒壊したものはありません。 阪神淡路大震災で転倒したビルがありましたが、あれは改正前に建築されたビルでした。東日本大震災では震度7という大変大きな揺れ(震度8というのは存在しません)に襲われましたが、倒壊したビルはありませんでした。 ただし、柱などに大きなヒビが入り「住めなくなった」という建物はありました。しかし、外国の地震であるように、地震により建物がグシャッと潰れて生き埋めになるということは起きていません。 つまり現状では、日本のビルやマンションでは姉歯物件のような偽装でも行われていない限り、1981年以降に建てられた日本のビルやマンションは地震に対しては世界一安全であると断言してもいいのではないかな、と思います。 しかしご指摘の通り1階がそのようになっていれば相対的に地震に弱いことは事実です。直接倒壊はしなくても、柱に致命的なヒビが入って建て替えをしないといけなくなる、ということは起きる可能性はあります。しかし元々の地盤が脆弱なら、そうではない建物であったとしても同じように建て替えを迫られるくらいのダメージを被る可能性は考えられます。 東日本大震災で得られた教訓は以下の通りです。 ・1981年以降に建てられたマンションやビルは、倒壊しない ・しかし深刻なダメージを被って危険で住めなくなったマンションは存在した ・マンションの建て替えには住民総意の同意が必要。それが得られることはまずなく、そういう意味でマンションを買うリスクが存在した。 ・一戸建ては液状化現象で深刻な被害を被ったケースが続出した。 ・舞浜地区では液状化現象で戸建てに大きな被害。それにより買い手もつかなくなり「住めない。売れない。ローンが残る」という三重苦が住人に襲い掛かった ・その反面、深刻なダメージを被っていないマンションは価格に変動は起きなかった。

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